B(2) 食の文化・歴史・民俗・事典その他(2) (庫:文庫) (単位:円)
番号 書名 編・著者 出版社 刊行年・初再版 価格 程度・定価 摘要
B−101 隋園食単 袁枚 柴田書店 82・初 9,800 A・
*「隋園食単」とは、隋園の食単ということであり、隋園とは中国清朝の有名な詩人袁枚の号で、彼の邸宅を隋園と名づけたところから来ている。 食単とは、たべものの「単子」すなわちメモをいう。 袁枚が彼の後半生の四十余年の風流生活の中で、食べたり、飲んだりしたもののメモを整理して一冊の著書にしたものが、この「隋園食単」である。  中国の文化・風物・飲食に興味のある人々、あるいは料理の研究家は、この書に目を通しているし、少なくともこの書名は知っている。 料理関係の書にも多く断片的に引用されていて、つとに「料理のバイブル」とか「食経」とかの名があり、中国はもちろん、日本においても、人々の関心は高い。 巻頭の「自序」と「須知単」「戒単」の項に、彼の飲食に対する精神を独自の筆法で集約しているが、ここは全編の中で、最も迫力があり,精彩があるところで、いわゆる総論である。  その後の項は、彼が飲食したものを、彼の書きとめたメモによったりして、それらを素材別に分類し、その製法、歴史、或はエピソード、批評などを織り交ぜて書いている各論である。  「隋園食単」は自由奔放に生きた文人袁枚が、地位も名誉もみなどうでもよくなった人生の斜陽に立って、彼に残された唯一の人間の欲望の根源である飲食にことよせて最後に自己誇示をし、自己主張をした終焉の記であったといえよう。(本書「『隋園食単』について」より)        本書は、食書の基本書中の基本書である。
B−102 高麗人参の不思議な薬効 壮快編集部編 マキノ出版 86 1,900

A・
*1現代医学が見直す高麗人参 2難病に効く高麗人参の多彩な効果 3高麗人参を飲む人の疑問に答える何でも相談 4どんな高麗人参をどう飲めばいいか *よく効く高麗人参酒の作り方に分けて高麗人参の全てを判りやすく解説。 
B−103 食の歳時記三百六十五日 俳句アルファ編集部 毎日新聞社 96初 2,900 A・2,800 横長函入美本
「本書の特色は、単なる食の歳時記ではなく、その日その日に、どんな食べものがあるか。季節の句を通じて、食の文化を知っていただけるように配慮して編集しました。 食の俳句を作る伴侶としてはもちろんですが、一日一日の惣菜の目安としても、きっと役立つことでしょう。」(「この本の特色と使い方」より) 本書の構成は、「三百六十五日の歳時記」、「季語解説」、「索引(五十音順・俳句掲載人名別・食材別季語)」からなる。豊富なカラー写真とほほえましいイラストを随処にちりばめて楽しい本に仕上がっている。
B−104 きき酒のはなし 大塚謙一 技報堂出版 92 1,900 A・1,854

著者は、東大農芸化学科を出て大学院では微生物によるグリセリンのメタボリズムの生化学の研究で学位を得、山梨大学のワイン研究施設助教授から国税庁に移り最後にはその所長になり、退官後は(株)メルシャンの研究担当重役となった人で、特にワインの研究では国際的にも知られている。(坂口謹一郎「本書に対する感想」より) 内容的には、ワイン・ビール・清酒・焼酎・ウイスキー・ブランデー・スピリッツ類・リキュール類に分けて利き酒の基準となる事柄を分かりやすく豊富に紹介。
B−105B-105
肉食文化と米食文化 鯖田豊之 講談社 79
1,800
A・980
米離れ・魚離れが進む日本の米食文化も肥満と過剰栄養に苦しむ欧米諸国の肉食文化も、ともに従来どおりの路線を突っ走るのが難しくなった。 どちらも予想もつかなかった新しい事態への対応に迫られだした。 全ては、ゆたかになりすぎたことがなせるわざである。 本書は、このような現状を前提に、肉食と米食にまつわる様々な条件を原点にさかのぼって、比較・検討しようとしたものである。 内容的には、第1章反映のなかで 第2章ヨーロッパと日本 第3章戦争にゆれる栄養学 第4章いきすぎた肉食に分かれる。 前著「肉食の思想ーヨーロッパ精神の再発見ー」(中公新書)に続く著者のライフワーク。
B−106 チーズの話 新沼杏二 新潮選書 83第4刷 900 A・1000
「著者のように世界中のチーズのことをいつも気にかけ、いろいろなチーズを食べ歩いた人は珍しい。 だが、私が特別興味をそそられたのは、著者がチーズを食べるために探訪したところが、考古学者が訪ね歩き調査したところと、ほとんど重なり合っているという点である。 フィールド・ノートの要所要所にはユーモアあふれるエピソードを挿入し、チーズの臭いや味も伝えていて、それが本書の醍醐味となっている。」(江上波夫の解説文より)  内容的には、1ヨーロッパの味な旅 2地中海の食卓にて 3シルクロードの立ち食い 4仏の道の味に分けて全四十三話で構成。
B−107 料理の起源 中尾佐助 NHKブックス 86第21刷 1500 A・721
「私は、前著「栽培植物と農耕の起源」において農耕文化基本複合という概念を提出し、種まき・中耕・除草・調整・加工・料理までを含む一系列の過程をワンセットとして見ようとした。 しかし、前著では加工・料理の部分に言及することが少なかった。 その部分のデータが少なかったためである。 しかしこの加工・料理の問題は基本複合の一部として、きわめて重要であることは、そのときからよく判っており、他日を期したのである。 その責をはたさんとしたのが、今日この書を書いたゆえんである。(著者「まえがき」より)  内容的には、1米の料理・2麦の料理・3雑穀の料理・4穀物料理の一般原則・5豆の料理・6肉と魚の料理・7乳の加工・8果物と蔬菜に分かれる。
B−108 最古の料理 ジャン・ボテロ 法政大学出版局 03初 3,700

A・2800 りぶらりあ選書
アッシリア学の第一人者であるとともに料理愛好家でもある著者が、楔形文字で記された最古のレシピを解読して、そのテクニックから材料と道具におよぶ具体像に迫る。 死すべき存在(人間)の食べものと、不死を可能にする神の食べものとを区別する独特の神話構造にも言及した本書は、料理を手がかりとしたメソポタミア文化論でもある。   内容的には、古代メソポタミアの料理と食卓、舞台・背景・人々、資料、食物と食、火、加熱、かまと料理用具、脂肪分を含む煮込みスープによる間接加熱法、下ごしらえ、冷たい料理、温かい料理、料理人と料理の伝統、飲み物、食事と宴、神々の食卓、死者の食卓、食べること生と死に分かれる。
B−109 食経 中村璋八他訳 明徳出版社 78初 3,900 A・1,500
中国古典新書
健康と食の関係を追及する中国宝典の初訳。 不老長生への憧れを、日常の食生活の中に求め続けてきた中国人の知恵のエッセンスを、体験的な食養生思想とそれを応用した実際の料理法とにみたのが本書である。  六朝より隋・唐の時代にかけて中国において多数の食経が成立し、それらは、ほとんどが日本にも伝来、我が国の人々の食生活に影響を及ぼしたと思われる。 しかし、その全てが、彼我共に、その後、散逸した。 しかし、そこに示された精神や技術は、その後に成立した医学・本草学・食療等の中に脈々と引き継がれている。 本書は、それらの「食経」の中国と日本での展開をたどって解説すると共に、それら食経の中から最も整っている「飲膳正要」と「居家必用事類全集」とを選び、その訳注を試みたものである。 
B−110 香辛料の民族学 吉田よし子 中公新書 88 1,600 A・560
日本にワサビ、サンショウあればインドにカルダモンあり、フィリピンにショウガあればタイにコブミカンあり。 各国各民族それぞれに、食生活の重要な一角を担う植物がある。 生活に密着した香辛料の世界を、熱帯アジアを中心に体験的に綴る。
B−111 日本の酒づくり 篠田次郎 中公新書 97第8版 800 A・660 吟醸古酒登場
二十年にわたり、日本各地の酒蔵の建築設計、酒づくり工程の生産管理システムの改良にたずさわってきた著者は、杜氏たちの技術の結晶であるフルーティな香りを放つ吟醸酒の魅力にとりつかれた。 愛飲家の垂涎の的とされた吟醸酒の市販・普及を願いつつ、多彩な地方の醸造条件をその味に生かして、しかも高い品質の酒を目指す酒づくりのあり方を考える。 さらに、著者のデータに基づく吟醸酒の市販銘柄二〇〇種類を紹介する。(本書カバーコピーより)
B−112 食の万葉集 廣野卓 中公新書 98初 1,300 A・780
日本最古の国民歌集である万葉集は、食文化を語る資料として不可欠の書である。 またこれを裏付ける文献や木簡を始めとする考古資料も多数発見されている。 しかし国際化の中で海外の食品が氾濫する今日、日本独自の食生活は忘れられている。 恵まれた食環境にあった万葉集とその時代に関連する資料から食に関わる動植物などの記録を検索、日本人の食に対する思いと原風景を科学的に検証、万葉びとが浸った豊かで多彩な食の情景を描く。(本書カバーコピーより)
B−113 食事史 山本千代喜 龍星閣 55初 5,800 A・800 購入日記入有
本書の眼目は食聖ブリヤ・サヴァランの生活芸術の公理「人は喰う為に生きるべきだ、生きる為に食うべきではない」を祖述するにある。(中略)食は決して舌頭三寸の問題ではない。 料理は手先の技に終わってはならぬ。 また頭脳の問題でもあるのだ。 前世紀の始めには、音楽家でさえ貴族の屋敷でサーヴァントとして技を演じていたではないか。 それが時の流れと共に芸術家をもって遇せられるに至っている。 これに対し、コックは昔のままのサーヴァント・クラスに留まっている。これは何が故ぞ。 そもそも鑑賞には批評と広範な知識のバックを必要とする。 音楽や美術にはこれを提供する人がいた。 酒や食にもこれに劣らぬ教養のバックが必要だ。 ついては、今やコックに対しては知的基礎を与え、鑑賞家に対しては批評の為の資料を提供する書物の刊行が急務となった。 これ本書の狙いとするところである。({序」より) 内容的には、ギリシャ・ローマから始まり、中世・近世英仏独伊等ヨーロッパ諸国の飲食に関するいわゆる西洋好事本の翻訳集成版である。ふんだんにちりばめられた古雅に満ちた飲食に関する西洋版画が趣を添える。(612頁・函入り・・・・ただし、函に割れ目あり) 
B−114 食生活と文明 NHK海外取材班 日本放送出版協会 81第11刷 2,000 A・950
NHKの海外取材班が、1972〜3年にヨーロッパ八カ国とトルコ、インド、インドネシア等の食事の実態を見聞きし、感じたことを中心にまとめた印象記である。 なお陽的には、「香辛料を求めて」・「地中海の幸」・チーズの風土」・「お菓子と暮し」・フランス料理の伝統」・「肉食の民」に分かれる。
B−115 そば・うどん百味百題 柴田書店書籍編集部 日本麺類業団体連合会 91初 1,900 A・1,500
本書は、(社)日本麺類業団体連合会発足60周年記念事業として企画された。 日本の麺類の歴史・文化・品書き・技術&材料・道具の分野から提供する側、食べる側の双方が知りたいと思われる事柄を100項目集めた。 内容的には、そばの章が歴史・文化篇22章、品書き篇16章、技術篇15章、材料・道具篇19章、うどんの章が歴史・文化篇6章、品書き篇3章、技術篇14章、材料・道具篇5章に分かれる。
B−116 コンビニとファーストフードのカロリーBOOK 荒牧麻子 新星出版社 93 900 A・850 文庫版
これは便利! この本を携帯してさえいれば、健康や美容に配慮しつつ、安心してコンビニやファーストフードを楽しめます。 PART1コンビニ篇ではオリジナル・フード、菓子パン・シリアル、缶づめ・びんづめ、インスタント食品、乳製品、お菓子、ドリンク類に分けて、PART2ファーストフード篇ではハンバーガー、スープ・ドリンク類、ドーナツ、サイドメニューに分けて約700種の商品ごとにカラー写真を添えてカロリー数を表示して紹介。
B−117 お魚おもしろ雑学事典 マルハ(株)広報室 講談社文庫 95 900 A・620
「海の魚はなぜ塩辛くならないのか」などびっくり・不思議のおもしろ雑学ゼミナール、「夏のマグロは安くてうまい」ほか上手な買い方・選び方の知識、「ウロコとりには大根を使うと飛び散らない」はじめおいしく食べるための魚料理のコツなど、ひろげたページのどこからでも楽しめる、傑作おもしろ本!(本書のカバーコピーより) 内容的には、第一部(雑学)びっくり・おもしろ雑学ゼミナール:「海の魚はなぜ塩辛くならないか」をはじめ91項目、第二部(買い物)上手な買い方、選び方:「:刺身は一本買いか、サクで買う」をはじめ32項目、第三部(料理)おいしく食べる魚料理のコツのコツ:「ウロコとりは大根を使うと飛び散らない」はじめ38項目に分けて解説。 さらに、おいしい魚の身上書(194種)・おなじみ魚の身上書(48種)として、それぞれをイラスト・科目・大きさ・棲息地・料理法などを紹介。
B−118 食卓の文化史 春山行夫 中央公論社 55初 2,000 A・130 新書版
本書の意図は、今日の食卓にあらわれる色々の食器や食べ物や飲み物などが、どのような起源や発達で、生活に取り入れられるようになったかを調べてみたものである。 私の意図する文化史は、対象として選んだもののタテの歴史(食事史・料理史等)とヨコの歴史(社会史・風俗史・商品史・工芸史・技術史等)を結び付けてみることに興味の中心がある。(「あとがき」より)   内容的には、ナプキン・テーブルクロース・スプーン・フォーク・箸・サンドウイッチ・ビスケット・マカロン・シュークリーム・アイスクリーム・シャーベット・チョコレート・ココアに分かれる。
B−119 <食味宝典>野菜百珍 林春隆 中公文庫 84 2,300 A・680 574頁
奇書「新撰豆腐百珍」と並ぶ精進料理味読・必読篇。 「い」の部の芋の話に始まり,いろは順に「す」の部の酢の話でしめくくる全324話の野菜調理百科全書。 日常、節季、珍味、道楽、文献探求、すべてを収めた黄檗白雲庵の真骨頂。(本書カバーコピーより)
B−120 週刊朝日(昭和12)1月第三増大号 朝日新聞社 朝日新聞社 37・1・17 2,300 A・0.13
本誌をここに載せたのは、特集記事「東京・大阪デパート食堂めぐり」があるからだ。 東京(三越・松坂屋・松屋・伊勢丹・高島屋・白木屋等)は、藤田貞次、大阪(三越・大丸・松坂屋・高島屋・そごう・阪急等)は浜口鶴雄が分担して各デパート食堂を歩き回って特集記事に仕立てたものでそれ自体興味深いのみならず今となっては貴重な資料となっている。 立地条件・経営の特徴・自慢料理・特別食堂の功罪・女給仕の服装等々極めて細かく、且つ、辛口の批評を展開している。 震災以来のサンプル・ケースの出現と後払い制の関係、伝説として有名な阪急の苦学生や労働者の為の福神漬けをどっさりつけた「ライス・オンリー」(5銭)の話し、小島政二郎の「食いしん坊」で彼が絶賛するコーヒー気狂い三浦義武の白木屋特別食堂の「コーヒーを楽しむ会」の話も食書好きにとっては興味深い。 お客で一杯の東西各デパート食堂の活況を伝える2ページ見開きに並ぶ特輯グラフィックも楽しい。   「食」を離れてみても、70年前の「週刊朝日」なんてそれ自体興味ありませんか?  懸賞当選「事実小説」<熱風の記録(木屋糸兵)>、炉邊雑稿・随筆<雪の正月(馬場弧蝶)>、明朗放談:郷誠之助男爵の巻、70年前の臨場感溢れる学生ラグビー・淀春競馬予想・休会明け議会の展望等々。 当時の「週刊朝日」がA3サイズで、今のそれの2倍の大きさであるのも驚きだ。
B−121 水戸黄門の食卓 小菅桂子 中公新書 92初 900 A・620
「日本人で一番最初にラーメンを食べたのは水戸黄門である」という情報があった。 私の好奇心が俄然騒いだ。 時間を見ては水戸へ出かけ光圀の取材に精を出した。 情報は事実であった。 そしてまとめたのが「にっぽんラーメン物語」である。 その過程で興味を抱いたのが光圀の食卓である。 何しろ、当時、将軍の食卓のタブーとされていたニンニクもラッキョウも、ウリ、モモ、リンゴ、スモモ、ツル、カモ、フナなどなどを光圀はどれもこれもみんな食べているのである。 西山荘に隠居した元禄四年(1691)から亡くなる十三年(1700)までの光圀の毎日の生活を記録した「日乗上人日記}に登場する食べ物を数えて見た。 結果は、ざっと二百五十余品目。 西山荘での
毎日は、サラリーマンでいえば定年退職後、その食生活である。 これは矢張り驚きに値する食卓だ。((「あとがき」より)  海外まで食材を求め、自らうどんを打った光圀の起伏に富んだ生涯は、近世食文化の黎明を如実に物語っている。(本新書カバーコピーより)
B−122 馬琴の食卓(日本たべもの史譚) 鈴木晋一 平凡社新書 01初 1,000 A・700
ストイックで自己中心的な馬琴の日常食・まれな外食・副業とした果樹栽培等々を丹念に描いた「馬琴の食卓」、奇想のの画家、伊藤若冲の絵に描かれた奇妙な果物の正体を探る「若冲『野菜涅槃図』を読む」、時代によるマグロ評価の変遷を描く「マグロ出世譚」、南蛮渡来の菓子で今も残っているものは?を問う「南蛮菓子あれこれ」、平安貴族の大宴会に供された意外な食物とは何か?を探る「平安京の食生活」等々、幾多の資料から今も変らない日本人の「食」へのこだわりを丹念に拾い上げ、愛情をこめて語り尽くす。 食文化史に精通した著者が案内する、さまざまな発見に満ちた「食の日本史」。(本新書カバーコピーより)
B−123 食べる芭蕉 北嶋廣敏 太陽企画出版 96初 2,300 A・1,800
絢爛たる元禄文化が華開こうとするころ、深川の草庵に隠栖した松尾芭蕉。・・・・・・・半僧半俗の暮らしの中で俳諧の美を求めた芭蕉は何を食べていたのか。 残された句と文献を手がかりに俳聖の<食&rt;を推理する初の<食物史&rt;。  本書に登場する芭蕉の食べ物:蒟蒻・真桑瓜・蕎麦・大根・米・唐辛子・餅・河豚・白魚・茄子・茸・酒・雑炊・氷魚・奈良茶・海苔・豆腐・芹飯・菜飯・煮麺・納豆・鰹・干鮭・茶・膾(本書カバーコピーより)
B−124 華国風味 青木正児 岩波文庫 84初 800 A・350
中国文学史の研究に巨歩をしるす著者(1887〜1964)が、その精深な知識と体験をかたむけてものしたエッセー12篇。 中国大陸で多彩な発達を遂げた各種粉食の歴史、江南の地でついに賞味するを得た紹興酒の絶品の話、喫茶法の変遷、筍を焼いて食う話など、食いしん坊と上戸にはこたえられぬ佳篇ぞろい。 詞華も学問の太い筋がびしっと通っている。(本文庫解説:戸川芳郎)
B−125 食道楽 全五巻・別冊一(復刻版) 平野雅章(監修) 五月書房 84初 29,000 A・65,000 堅牢函入り
「食道楽」が創刊されたのは、日露戦争渦中の明治三十八年で、一群の趣味人の参加を得て東京で発行された雑誌である。 第一期の「食道楽」は、通巻三十一号を発行した明治四十年終刊している。 第二期は昭和初頭の二年九月に創刊、昭和十一年主宰者松崎天民の死去にともなって終刊、第三期は半年後同年十月に復刊され、当時としては一流の文化人、趣味人たちが参画、ハイレベルの料理ジャーナリズムとして迎えられた。 (中略)併し、「食道楽」は一期、二期、三期を通じて発行部数が少なく、加えて震災、戦災に遭って焼滅したケースが多く、今日では"幻の雑誌"といわれている。 明治、昭和の食文化を探求する手がかりとして「食道楽」を求める声は、日に日に高まりつつある。 ここにその希求に応えるために、復刻版として「食道楽」を再び世に送る所以である。 日本の伝統文化が数多く残っていた明治期創刊だけに伝統的な料理と味覚を体得するためにも広く活用されんことを期待する次第である。 復刻に際し、資料を快く提供された国立国会図書館、味の素株式会社をはじめ、各界各位のご協力に深甚の謝意を表する。(「復刻版刊行にあたって」より) 第一巻:明治38年5月号~11月号・第二巻:明治38年12月号〜明治39年4月号・第三巻:明治39年5月号〜10月号及び臨時増刊号・第四巻:明治39年11月号〜明治40年3月号・第五巻:明治40年4月号〜明治40年8月号及び臨時増刊号   執筆者も時代を反映して興味深い。 村井弦斎はもとより富岡鉄斎・幸堂得知・巌谷小波・赤堀峯吉・松崎天民・饗庭篁村・中村不折・天保老人等々。 店主にとっては、子母澤寛の「味覚極楽」にチラッと紹介されている斉藤鹿山という人が出てきたのが嬉しかった。
B−126 聞き書 北海道の食事 矢島叡他 (社)農山漁村文化協会 86・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集 1
拓き、耕し、生きる。 原自然と大地を食べる。 新天地に求めた先人の魂。 ここに再現。 内容的には、「道東十勝の食ー開拓地の動植物とともに生きる」・「道東海岸の食ーこんぶ漁に生きる浜」・「道南松前の食ーふだんは何かというと『三平しようか』」・「西海岸にしん漁場の食ー群れ来るにしんを追って」・「道北(旭川)の食ー北上する米、水田開拓の夢開く」・「札幌の食−独自に発達した洋食」に分けて、それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「北海道の食とその背景」及び「北海道の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの北海道の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)
B−127 聞き書 青森の食事 森山泰太郎他 (社)農山漁村文化協会 86・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集2
ねぶたの国青森、お岩木様、恐山の国青森、田と畑と海の幸を生かし、深い感謝の念で育んだ陸奥の国の食事をお届けします。 内容的には、「津軽の食−岩木山麓の米どころ、りんごの国の食」・「津軽半島東部の食ー『魚食えば腹すがねえ』と魚をたっぷり」・「下北半島の食ー雑穀といもに生かした食の知恵」・「南部<上北>の食ーあわ、そばを地の恵みとして」・「南部<八戸>の食ー半農半漁で暮しを立てる」・「南部<三戸>の食ー五穀と根菜を命の糧として」に分けて、それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「青森の食とその背景」及び「青森の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの青森の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)
B−128 聞き書 岩手の食事 古沢典夫他 (社)農山漁村文化協会 88初第9刷 2,900 A・2,800 日本の食生活全集3
この本には、『昔は、何でも、手かず賭けで、うんみぇもん、こしゃだもんだ」。 こう語ってくれた岩手のおばあさんが、主婦として家族にかけて「おもい」、そのおもいの表現としての「その家」の食事があるだけです。  内容的には、「県北の食ーひえ、あわ、そば、大豆を多彩に生かす」・「県央の食ー米麦の多面利用が食全体を豊かに」・「県南の食ーもちの食べ方の多彩さは全国一」・「三陸沿岸の食ー浜の四季と魚貝、海草、味の饗宴」・「奥羽山系の食ー山菜、きのこ、すし漬の宝庫」に分けて、それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「岩手の食とその背景」及び「岩手の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの岩手の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より) 
B−129 聞き書 宮城の食事 竹内利美他 (社)農山漁村文化協会 90・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集4
伊達藩以来のくらしと食事が息づく東北一の米どころ、「宮城の食事」をお届けします。 内容的には、「仙北・大崎耕土の食ー水あり、米あり、もちが三国一のごっつぉう」・「仙南・亘理平地の食ー赤水には悩まされても米、麦、野菜はふんだんに」・「三陸南海岸の食ー太平洋の波に洗われた、がぜ、ほや、あわびの味」・「北上丘陵の食ー沢田の米を、雑穀と山の芋で食いのばす」・「船形山麓の食ー屋敷内に引き込んだ清流を煮炊きや飲み水に」・「阿武隈丘陵の食ーなんぼ食べてもうまいもち、腹を満たす鳥獣の肉」・「仙台市街地の食ー手づくりのひらめのかまぼこが仙台の味」に分かれる。 それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「宮城の食とその背景」及び「宮城の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの宮城の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より) 
B−130 聞き書 秋田の食事 藤田秀司他 (社)農山漁村文化協会 86・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集5
秋田音頭にもつくせぬ味覚の数かず。 羽後・陸中に花ひらく、発酵食文化の最高峰。 内容的には、「県央男鹿の食ー”しょっつる”にみるわが家の味覚」・「県央八郎潟の食ー子どもも一人前に”ひとり貝焼き"」・「県南横手盆地の食ー米どころの米の食べ方ここに極まる」・「県北鹿角の食ー味覚を追求して花開いた雑穀食文化」・「県北米代川の食ー雪の夜はたんぽ鍋に舌つづみ」・「奥羽山系(田沢湖)の食ーどぶろくを飲みつつ味わう、うさぎ鍋」・「鳥海山麓由利の食」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「秋田の食とその背景」及び「秋田の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの秋田の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−131 聞き書 山形の食事 木村正太郎他 (社)農山漁村文化協会 01・第4刷 2,900 A・2,900 日本の食生活全集6
置賜・村山・庄内をめぐる 出羽路食の旅。 庶民の四季の味から羽黒山修験者の食まで。 内容的には、「村山盆地の食ーでんがくと刈り上げもちにみる盆地の味わい」・「村山山間の食ーひょう干し、菜漬煮は山間の味」・「県北最上の食ーうさぎがとれれば、どぶろくで酒盛り」・「県南置賜の食ー鷹山公の教を今に伝える水田地帯」・「庄内平野の食ー米よし、酒よし、魚よし、米どころの食」・「飛島の食」・「庄内山間の食」に分かれる。 それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「山形の食とその背景」及び「山形の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの山形の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−132 聞き書 福島の食事 柏村サタ子他 (社)農山漁村文化協会 87・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集7
みちのくの味が勢ぞろい。 酒と魚ともちの国。 福島の暮しに息づく伝統の味。 ”でっちりあがらんしょ”四季折々の日常の食事、はれの日の食事を県内各地のおばあさんからの聞き書きで紹介。 内容的には、「会津盆地の食ーもの日にはもちを搗き、秋には身不知柿をかじる」・「会津山間(只見)の食ーあり余る山菜と山のけもの、川の魚を食卓に」・「会津山間(南郷)の食−雪深い冬の暮しをうるおす熟れ食の数々」・「福島北部盆地の食ー蚕が眠っている間にもちを搗いて食べる」・「福島南部の食ー山の幸を楽しみ、蚕を飼い、蒟蒻を作る」・「阿武隈山地の食ー麦、雑穀を多彩に生かし、山の恵みで変化をつける」・「石城海岸の食ー四季折々、生きのよい魚を<一夜食い>に」・「相馬<原釜>の食ー干拓田の乏しい米を新鮮な魚貝で補う」に分かれる。 それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「福島の食とその背景」及び「福島の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの福島の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−133 聞き書 茨城の食事 桜井武雄他 (社)農山漁村文化協会 85・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集8
この本は、土と水が生み出した茨城の食事をまとめたものです。 それを受けついできたのは食事つくりをになってきた主婦たちでした。 その主婦たちからの聞き書きによって出来たのがこの本です。 内容的には、「県央畑作地帯の食ーことあるごとにつくる納豆」・「南部水田地帯の食ー水郷ならではの多彩な淡水魚料理」・「北部山間地帯の食ー蒟蒻、里芋をふんだんに」・「鹿島灘沿岸の食ー海と砂丘と利根の河口での食」に分かれる。 それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「茨城の食とその背景」及び「茨城の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの茨城の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−134 聞き書 栃木の食事 君塚正義他 (社)農山漁村文化協会 88・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集9
日本文化史の画期をなす、鮭・ます文化、照葉樹林帯の里芋文化、そして弥生文化が生み出した稲作農耕文化。 三つの文化の足跡が伝統行事に生きる「栃木の食」をお届けします。 "いもかん""みみうどん"から"しもつかれ””くされずし”まで六つの栃木、山と川の食べ物物語。 内容的には、「鬼怒川流域<上河内>の食ー鬼怒川が米と魚を、男体おろしが乾物を」・「日光山間<栗山>の食ーやせ地に強い雑穀と山の恵みのとり合せ」・「那須野が原開拓の食ー乾ききった大地とのたたかい」・「八溝産地<馬頭>の食ーいも類、大根、豆類が<かくし俵>に」・「渡良瀬川流域輪中の食ー水量豊かな河川でとれる魚貝の料理が力の源」・「両毛山地<葛生>の食ー新年を里芋とうどんで迎える山あいの里」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「栃木の食とその背景」及び「栃木の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの栃木の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−135 聞き書 群馬の食事 志田俊子他 (社)農山漁村文化協会 90・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集10
パンとパスタに代表される外国の粉食に比べて、日本人は米食=粒食が中心と考えられがちですが、わが上州では、パスタ(めん類)と粉食は「かかあ天下」とともに健在です。 「太陽の国」が育んだ豊かな穀物と働き者の上州の女衆が築き上げた粉もの王国「群馬の食事」をお届けします。 内容的には、「奥利根の食ー三国おろしに凍みとうふも揺れる、街道沿いの山里」・「吾妻の食ー豆腐を凍みさせ、炭を焼き、講に集い楽しむ人びと」・「高崎近郊の食ー野菜を引き売り、だるまをつくり、赤飯、もちをおごりくい」・「奥多野の食ーわり飯、雑穀、いも類で腹を満たす<米なし山中領>」・「赤城南麓の食ーからっ風の下で育った小麦でつくるうどんやおきりこみ」・「東毛平坦地の食ー洪水に泣く米づくりと、恵み豊かな水場の魚」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「群馬の食とその背景」及び「群馬の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの群馬の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)    
B−136 聞き書 埼玉の食事 深井隆一他 (社)農山漁村文化協会 92・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集11
江戸に焼き芋屋が現れるや、川越産のものは質量ともに優れ、「本場もの」として評価されました。 またお茶は「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山にとどめさす」といわれる狭山の茶。 埼玉の麦栽培は収量・品質ともに全国の上位を占めており、小麦粉でこしらえる「朝まんじゅうに昼うどん」は埼玉の晴れ食につき物です。 江戸の台所として重要な地位を占めた埼玉県。 関東ローム層の台地、武蔵野の雑木林、秩父の山はだ、冬の空っ風が育てた「埼玉の食事」をお届けします。 内容的には、「秩父山地の食ー炭を焼き、柿もたわわな山里に育つ麦と桑」・「大里・児玉の食ーお蚕さんの世話上手、めん打ち上手は女の甲斐性」・「入間台地の食ー乾いた台地に茶の木の緑、いも掘る里に機の音」・「足立台地の食ー中山道の町で商い、大地の恵みを食して暮らす」・「東部低地の食ー開田の努力実った湿地帯、稲刈る鎌に穂の重み」・「川越商家の食ー蔵作りの街の折り目正しい暮しと小江戸の味」・「川口・鋳物工場の共同給食」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「埼玉の食とその背景」及び「埼玉の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの埼玉の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−137 聞き書 千葉の食事 高橋在久他 (社)農山漁村文化協会 89・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集12
千葉県は、黒潮寄せる日本屈指の好漁場に恵まれ、いわし、かつおに代表される多くの海の幸を産し、又、利根川流域には水田が開け、北総の台地には、麦、落花生、甘藷と多くの作物が稔ります。 房総の女たちは、これらの恵みをかてとして、それぞれの土地の産業を支え、「食」を築いてきました。 内容的には、「九十九里海岸の食ー黒潮育ちのいわしでつくるくさりずし」・「房州海岸の食ー黒潮と親潮がぶつかり合う漁場にひしめく魚」・「東京湾口の食ーのりひびの広がる浜は、海の幸の宝庫」・「東京湾奥の食ー船橋浦名物焼きはまと台地の蒟蒻」・「南総丘陵の食ー春まち、秋まちに大勢集まって大ごちそう」・「北総台地の食ー乾いた台地を開き、商品作物の生産に精を出す」・「利根川流域の食ー川やみよから一年中すくって食べる魚や貝」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「千葉の食とその背景」及び「千葉の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの千葉の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−138 聞き書 東京の食事 渡辺善次郎他 (社)農山漁村文化協会 88・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集13
巨大都市東京に暮らす人たちのさまざまな食の顔、そして固有の食の体系を悠々と守る農村、山村、漁村ー。人の顔が一人ひとり違うように、その食の姿もそれぞれに個性を持っているのです。 本書は題して「聞き書 東京の食事」ですが、結果として、「東京各地に生きた方々のそれぞれに個性的な暮し」を描くことになりました。 食を通してみた東京人の「庶民の暮し」「女の一生」の記録をお届けします。  内容的には、「市域の四季と食事ー深川左官職人の食の歳時記・浅草駒形のかばん職人夫婦の四季の仕事と食べもの・日本橋人形町のハイカラ女学生の四季と食べもの・大崎町地主一家の農業と食べもの」・「下町の食」・「山の手の食」・「大森海岸の食」・「水郷・葛飾の食」・「武蔵野台地の食」・「多摩川上流の食」・「奥多摩山間の食」・「島<伊豆大島>の食」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「東京の食とその背景」及び「東京の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの東京の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より) 
B−139 聞き書 神奈川の食事 遠藤登他 (社)農山漁村文化協会 92・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集14
ハイカラと古式が対照をなす、みなと横浜と古都鎌倉。 背後にどっしりと座す相模野。 そこに生きる女たちの心意気を伝える「神奈川の食事」をお届けします。  内容的には、みなと横浜と古都鎌倉の食ー舶来文化と触れ合う街に和洋中の食があふれる」・「川崎近郊農村の食ー多摩川べりにたわわに実る梨と桃」・「三浦半島の食ー大根畑の丘の下、海に繰り出す伊勢えび網やさば釣りの船」・「相模原台地の食ー麦の穂打ちとお蚕上げを終えて盛大にふるまう酒まんじゅう」・「相模川流域の食ー米づくりを中心に暦がまわる田場所の暮し」・「足柄山間の食ー箒沢五木を産する山の、猟の獲物で酒くみかわす」・「小田原<片浦>海岸の食ー開いた山に輝くみかん、寒の海にはぶりの群れ」・「津久井山村の食ー甲州裏街道の蚕の里は毎日煮込みうどんの湯気が立つ」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「神奈川の食とその背景」及び「神奈川の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの神奈川の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)      
B−140 聞き書 新潟の食事 本間伸夫他 (社)農山漁村文化協会 85・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集15
食べるということは、縮の経糸と緯糸のごとく、自然と人間が互いにからみあい、独自の文化を形成する営みであります。 本書はその意味で、新潟の各地域の各家庭の食を描くことによって新潟の文化の大本を描いております。 いや、「稲作文化」といわれる日本の大本を描いております。 雪国の苛烈さと豊饒、その典型たる「新潟の食事」をお届けします。 内容的には、「蒲原の食ー潟と田と川の恵みに囲まれて」・「岩舟の食ー鮭の川、三面川とともに生きる」・「古志の食ー水漬の技術にみる自給の豊かさ」・「魚沼の食ー信濃川と山々とが出会う地の食」・「頸城海岸の食ー日本海の幸を求めて海女も活躍」・「佐渡の食ー海に浮かび、山と平野のある独立国」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「新潟の食とその背景」及び「新潟の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの新潟の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)    
B−141 聞き書 富山の食事 堀田良他 (社)農山漁村文化協会 89・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集16
わが故郷富山は、峻厳なる立山連峰と川千本と呼ばれる幾つもの河川を擁した富山湾をもつ、まさに山海の宝庫である。 マス寿司、寒ぶり、ホタルイカ、越中バイ、タラ、カニと思い浮かべるだけでも心が豊かになってくる。 その味覚や人情に一度でも触れた人なら、心ひきつけられるに違いない。(辺見じゅんのカバーコピー) 今なお不思議さに満ち満ちた、見れどもあかぬ国、越中「富山の食事」をお届けします。  内容的には、「富山散居村の食ー盛り切り一杯の飯を補う里のだごと野菜のよごし」・「五箇山の食ー合掌造りの里で待ちわびる春祭りの熊汁や山菜煮しめ」・「氷見灘浦の食ー空に雷、太鼓をたたきゃ、山はあられに海はぶり」・「富山周辺の食ー米どころの色とりどりの晴れのもち」・「新川魚津の食ーとれたとき一度に食べる<漁師のいっこみ所帯」・「富山の宗教風土と食事ー真宗門徒のお斎の膳と高岡国泰寺のたけのこ料理」・「立山の山小屋の食事ー雪渓の水で炊く飯に、たてやまあざみやうさぎの菜」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「富山の食とその背景」及び「富山の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの富山の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−142 聞き書 石川の食事 守田良子他 (社)農山漁村文化協会 88・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集17
加賀と能登。 次代に伝える「かあか」の心と技。翼を広げた鳥のような日本列島。 その頭にあたる北国・石川県。インドシナの味覚に通じる雪国のいしりの個性と、てんぱのはつらつとした生命力を語りかける「石川の食事」をお届けします。 内容的には、「金沢商家の食ー古都金沢の伝統とゆかしさを料理に盛る」・「加賀平野の食ー年中食べる白米飯、四季折々のもちの味」・「白山麓出作りの食ーひえ飯、あわままに多彩な山菜やきのこ」・「加賀潟<河北潟>の食ー米と川魚、潟の恵みを生かして」・「能登山里<徳成>の食ー先人の心を受け継ぎ、伝統の食と行事を守る」・「能登外浦<鵜入>の食ー日本海の荒波にもまれた魚貝、海草が四季の食」・「能登内浦の食ー定置網や延縄でとるぶり、まだら」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「石川の食とその背景」及び「石川の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの石川の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−143 聞き書 福井の食事 小林一男他 (社)農山漁村文化協会 87・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集18
暮しと食事に宗教の息づく国、緑匂う越前の山なみと水清らかな若狭の海をもつ「福井の食事」をお届けいたします。 内容的には、「福井平野の食ー県内随一の米どころに見る、豊かな食の工夫」。「奥越山間の食ー雑穀やいもをとり入れて大切な米を節約」・「越前海岸の食ー越前がに、いか、えびに代表される日本海の味」・「若狭山間の食ー歳時習俗を彩る食」・「若狭湾の食ー湧くほどにとれるさばを浜焼きやへし粉にして」・「永平寺の精進料理ー禅の修業から生まれた料理の数々と、修行僧の厳しい生活」・「浄土真宗の食事ー報恩講さん、お講さんの会食で、門徒の絆を確かめ合う」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「福井の食とその背景」及び「福井の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの福井の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)      
B−144 聞き書 山梨の食事 福島義明他 (社)農山漁村文化協会 90・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集19
本書では、健康・長寿の要因<食・心・動>の具体的な姿を、山梨の六つの地域の、昭和初期の食事に見ました。 山間の村々からほうとうを打つ音が響く甲斐の国の、健康・長寿の知恵を満載した「山梨の食事」をお届けします。 内容的には、「甲府盆地の食ーまちから聞こえる「どん」を合図に野良弁当」・「笛吹川上流の食ー熱々のおやきをほおばれば味噌や小豆や漬け菜のあん」・「富士川流域の食ーのしこみ、大根そばで米かべえ」・「八ヶ岳山麓の食ー米よし、麦よし、山野菜よしの高原の暮し」・「富士五湖周辺の食ー娘らは、ほうとうづくりの腕を磨いてお嫁入り」・「北都留<棡原>の食ー雑穀と、芋と野菜で長寿を保つ」に分かれる。 それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「山梨の食とその背景」及び「山梨の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの山梨の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)     
B−145 聞き書 長野の食事 向山雅重他 (社)農山漁村文化協会 86・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集20
「信濃の国は十州に 境連ぬる国にして 聳ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し」−県歌「信濃の国」のこう歌われているように、長野県は海から遠い、山と川の国です。誰もが認める蕎麦の本場ですし、おやき・やきもち類は、長野を代表する食べもののひとつです。 周囲の山が白くなり、霜が二、三回おりると、人びとは野沢菜などお葉漬けの準備に忙しくなります。 海をもたない信州人は、山や田畑、川の動物を上手に食にとり入れる技術に長けています。 いなごやつぶ、げんごろう、ざざむし、なかでも有名なのが、佐久の養殖鯉。山と川、四つの平の恵みを生かし、独立の気概と進取の気象に育まれた「長野の食事」をお届けいたします。 内容的には、「安曇平の食ー白米飯で力をつけて、米づくりと養蚕に励む」・「木曽の食ー新粉を使ったすんきそば、そばやきもちは木曽の味」・「伊那谷の食ー家中に広がる五平餅のくるみ味噌の香り」・「諏訪盆地の食ー諏訪湖と深くかかわり、厳冬の凍みを生かす」・「佐久平の食ー水田で米をつくりながら、こい、ふなも飼う」・「西山の食ー太いもの、細いものと、小麦粉を工夫して食べる」・「奥信濃の食ー長い冬の豪雪と闘い、山間の地に生きる」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「長野の食とそ
の背景」及び「長野の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの長野の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)     
B−146 聞き書 岐阜の食事 森基子他 (社)農山漁村文化協会 90・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集21
山河の美しい山国・飛騨の白川は、合掌造りの里です。 飛騨では、、味噌、漬けもの、どぶろくなど、発酵食品がよく食べられ、なかでも、"使い捨ての皿"である朴の葉に味噌を乗せて、囲炉裏端で焼きながら食べる「焼き味噌」は大変おいしく、「味噌菜三年身上つぶす」といわれるくらい食がすすみます。 一方、美濃は水の国です。 水路でとれる魚やじゅんさいが、毎日のおかずになるはもちろん、婚礼のときや子どもが誕生したときには、尾頭付きで鯉を煮付けます。 山の民の伝統を受け継ぎ、水と共存してきた「飛山濃水」の地、「岐阜の食事」をお届けします。  内容的には、「古川盆地<国府>の食ー年取りのぶりと白飯がなによりのごっつぉう」・「飛騨 白川の食ー貴重な米をどぶろくにして神と共食の白川祭り」・「恵那平坦<東野>の食ーお蚕さんの売り上げで米中心の潤う暮し」・「恵那山間<串原>の食ー養蚕とこんにゃくづくりに生きる藩制期から一村のままの里」・「美濃<御嵩>の食ー中仙道の通う山里に伊勢の魚の押しずし」・「奥揖斐<徳山>の食ー米を補う雑穀といも類、そしてあまりある樹林の恵み」・「南濃 輪中の食ー県下随一の水田地帯はふな、こい、なまずの故郷」・「長良川鵜飼の食ー塩焼き、あゆずし、伝統漁でとるあゆの味」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「岐阜の食とその背景」及び「岐阜の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの岐阜の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)       
B−147 聞き書 静岡の食事 大石貞男他 (社)農山漁村文化協会 86・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集22
この本は、昭和初期に「静岡の食事」つくりに実際にたずさわった主婦たちからの聞き書きによってまとめたものです。 県内六地域での生活と食事つくりに、東西食文化の接点「静岡の食事」の生きた姿が語られています。 静岡では食事にお茶は欠かせません。 江戸と京都をたびたび往復した芭蕉は元禄七年、道すがら次の一句を詠んでいます。 「駿河路や 花たちばなも 茶の匂い」 茶の香りと東西食文化の結節点「静岡の食事」をお届けします。 内容的には、「富士山麓の食ー米を大切にするための、"めしかばい"の工夫」・「伊豆海岸<雲見>の食ー一年中、麦飯と豊かな魚貝で暮らす」・「中山間<岡部>の食ー駿河の茶どころを支える焼畑の里芋、そば」・「中遠水田地帯の食ー水っ田を改良しながら米、麦を作る」・「県北山間の食ー山仕事に山茶の葉を焦がして煮出す」・「浜名湖の食ー川に生きる人々の暮し」に分かれる。    それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「静岡の食とその背景」及び「静岡の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの静岡の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)          
B−148 聞き書 愛知の食事 星永俊他 (社)農山漁村文化協会 89・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集23
愛知の味噌を語らずに、愛知の食を語ることは出来ません。 真っ黒になった豆糀の塊りをよく洗い、臼で搗いたり、玄翁で細かく砕いて、塩、水とあわせて仕込みます。 こうして一、二年寝かせて熟成させたものが、八丁味噌、三州味噌、三河赤味噌などと呼ばれる愛知の豆味噌です。 三河では、 里芋、大根、蒟蒻、人参、油揚げ、ときにはかしわ(鶏肉のこと)など、あるものなんでも入れて、ひたひたのだし汁と味噌でぐつぐつと煮込んだ「煮味噌」をよく食べます。 又、家康のエピソードにも出てくるように、焼き味噌もよく食べられます。 尾張の方では、ぼらの幼魚である「いな」の腹の中に味噌を詰め込んで焼き上げた「いな饅頭」が有名です。 鮒を豆味噌で長時間見込んだ「鮒味噌」は骨まで柔らかく煮えて日々の食膳をにぎわします。 肉、魚、野菜、さらには米や麦のうまさを引き出す愛知の豆味噌です。 味噌のルーツが今日に生きる「愛知の食事」をお届けします。  内容的には、[名古屋の四季と食事ー洋食、外食を楽しむ人たち」・「堀川端、清洲越ゑ商家の食ー先祖を敬い、伝承行事を守る大店の食事」・「尾張水郷の食ー湿田のれんこんと川の魚貝を豊かに利用」・「尾張(稲沢)の食ー伊吹おろしが干しあげる数々の切り干し大根」・「愛知海岸の食ーこのわたづくりと養蚕に潤う浦」・「西三河(安城)の食ー米、蚕、鶏、野菜も豊かな日本のデンマーク」・「東三河(豊橋)の食ー春は山菜、夏の川魚、出来秋を彩るきのこ類」・「愛知山間(奥三河)の食ー山深い里の雑穀、山菜、そしてへぼ飯の味」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「愛知の食とその背景」及び「愛知の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの愛知の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)            
B−149 聞き書 三重の食事 西村謙二他 (社)農山漁村文化協会 87・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集24
「三重」の名は、むかし、日本武尊が東征の際、吾が足、三重の勾(まがり)の如くして甚(いと)疲れたり、ともらしたという伝説から生まれたといいます。 三重は歴史の古い国です。日本人の食のふるさとでもあります。 古い歴史と食べものに恵まれたうまし国「三重の食事」をお届けします。 内容的には、「伊勢平野の食ー広い平野から米、野菜、遠浅の海から魚や貝」・「伊賀盆地の食ー米を食いのばすため、いろいろなかゆを工夫」・「紀伊山間の食ー山林、棚田、段々畑にたくましく生き抜く」・「志摩海岸の食ー海山の新鮮な素材を生かす半農半漁の暮し」・「お伊勢さんとその周辺の食べものー神々へ供えるうまし国の海の幸、山の幸」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「三重の食とその背景」及び「三重の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの三重の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−150 聞き書 滋賀の食事 橋本鉄男他 (社)農山漁村文化協会 91・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集25
中央に琵琶湖をいだく近江の国・志賀県は、昔から「湖国」と呼ばれてきました。 琵琶湖はその豊富な魚貝類によって、近江独特の食べものを生み出しました。 ふな、こい、もろこ、あゆ、はす、ひがい、びわます、いさぎ、すじえび、しじみ・・・・・。これら魚貝は、さまざまに料理されて湖国の四季の食卓を飾りますが、中でもこの地の人びとが珍重するのが「ふなずし」です。 今回は、湖国独特の個性あふれる「滋賀の食事」をお楽しみください。 内容的には、琵琶湖沖島の食ーしじみ、いお、もろこ、鴨、はかりしれない湖の恵み」・「湖南米どころの食ー桶に漬け込むふなずしに近江の米の滋味香る」・「近江商人<本宅>の食ー妻が守り育てる<始末と贅>の家風」・「姉川蚕飼いの食ー男の包丁さばきが冴える川魚料理」・「湖北余呉の食ー雪深い山里ではぐくむなれずし、山かぶら漬の味」・「鯖街道朽木谷の食ー山地でも、自慢はさばずし、なれずしの海の味」・「滋賀の祭りと街道筋の食べもの」・「比叡山僧坊と信楽焼陶工の食」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「滋賀の食とその背景」及び「滋賀の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの滋賀の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−151 聞き書 京都の食事 畑明美他 (社)農山漁村文化協会 85・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集26
京料理は、折々の旬の野菜を用いて季節感を出し、それぞれの野菜の持ち味を損なわないように、薄味とし、いろどりと形を大事に按配します。 京料理を「ハレ」の宴席の料理として、みやこ人の美意識の所産として描いた本はあまたあります。 しかし、「ケ」の生活の中に取り込まれ、日常化していく中で磨かれた、庶民の暮しの中にある京料理を描いた本はありません。 そこにこそ京料理のルツーがあるのです。 日本料理のルーツがあるのです、 「京料理は三里四方の旬の菜がいのちどっせ」。日本料理は「三里四方の旬の菜」がいのちです。 「野菜」の京都の巻をお届けいたします。  内容的には、「京都近郊の食ー京野菜、京漬物の源流地の食」・「山城の食ー米と茶が織りなす四季折々の食」・「丹波山間の食ー四季を彩る山菜、きのこ、川魚」・「丹波平坦の食ー多忙な養蚕地帯の食の工夫」・「丹後平坦の食ー神仏とともにいただくごはん、もち」・「丹後海岸の食ー魚貝、海草の味わいと海辺の暮し」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「京都の食とその背景」及び「京都の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの京都の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)    
B−152 聞き書 大阪の食事 上島幸子他 (社)農山漁村文化協会 91・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集27
大阪には「まったりとした味」という言葉があります。 鹹すぎたりあますぎたりしないでこくがあり、うまみが口の中でゆっくりと広がるような味わいのことです。 大阪・町場の味をひとことでいえば、この「まったりとした味」といえましょう。 「まったりとした味」は、浪速っ子の味覚の伝統と合理精神によって支えられているのです。 天下の財と大阪人の合理精神が作り出した「大阪の食事」をお届けします。  内容的には、「<食い倒れ>大阪町場の食ー大阪商人の才覚と合理性が生んだ一流の味」・「天満雑貨商の食ーつつましくて、まったりとした商家の味」・「大阪月給とりの食ーカレーライス、ビフカツは新しい文化の味」・「河内<旧大和川流域>の食ーおかいさんは河内農民の生命の源」・「北河内<淀川流域>の食ーじゃっかけしてとったふなをてっぷあえ、こぶ巻きに」・「南河内山村の食ー炭焼きの窯でぬくめた弁当を夫婦で食べて山仕事」・「摂津山間の食ー山の棚田で酒米つくる、その手と心で料理もつくる」・「和泉海岸の食ー魚場と風と潮を操り、<和泉打瀬>でとる魚」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「大阪の食とその背景」及び「大阪の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの大阪の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より) 
B−153 聞き書 兵庫の食事 和田邦平他 (社)農山漁村文化協会 92・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集28
中国山地の但馬で育成された子牛は、三田地方で肥育されると、その肉は「神戸ビーフ」と呼ばれ、そのうまさは日本のみならず世界に知られるようになりました。 外国から移住した料理人とそれを積極的に味わおうとするハイカラで進取の気質をもつ神戸の人々ーそれらが溶け合って神戸は異国料理が似合う街になりました。 神戸には世界の料理があります。 明石のたこ、いかなご。魚島の桜鯛は淡路が本場です。播州平野は麦作の好適地で、竜野の薄口醤油、<揖保乃糸>として知られる手延べそうめん、又、丹波・丹後へ目を移せば、丹波の黒豆の本場で、丹波杜氏が醸す痛み・灘の日本酒は日本一です。 三つの道、四つの海、そして五つの国があやなし、さらに世界の料理人の技が加わった多彩、豊饒な「兵庫の食事」をお届けします。  内容的には、「異国料理の似合う街、神戸の食ー浜風が運ぶ異国の息吹と新しい味」・「瀬戸内沿岸<明石>の食ー夕凪の夏の浜辺の干しタコの列」・「播州平野の食ー揖保川の流れとあふれる陽光が生んだそうめんどころ」・「丹波の食ー酒粕香る篠山盆地ー丹波杜氏の秘伝が生きる」・「淡路の食ー激しい潮流がつくりだす鳴門わかめや角なしさざえ」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「兵庫の食とその背景」及び「兵庫の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの兵庫の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より) 
B−154 聞き書 奈良の食事 藤本幸平他 (社)農山漁村文化協会 92・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集29
大和の茶粥、大和三輪素麺、吉野川流域の柿の葉ずし、小麦もち、さまざまな食の発祥の栄をにないつつ、大和には今も<古代>が息づいています。 四七都道府県の食生活を聞き書きして八年、その掉尾を飾る日本の<故郷>大和「奈良の食事」をお届けします。  内容的には、「奈良盆地の食ー茶粥で明ける<国のまほろば>大和の朝」・「斑鳩の里の食ー水田裏作のえんどうが潤す、塔のある柿の里」・「葛城山麓<竹内>の食ー峠の清水がおいしい米を育む街道沿いの村」・「大和高原の食ー秋きゅうり、トマトも育つ茶畑に、摘みこさんが散り茶の香が満ちる」・「奥宇陀の食ー炭焼き、養蚕の力のもとは伊勢の魚と麦茶がゆ」・「吉野川流域の食ー黒潮の香りを運ぶ塩さばが吉野の里の祭りの主役」・「十津川郷の食ー熊野を結ぶ峡谷を筏が下り、つぼ切りさえれが遡る」・「古都奈良の宗教風土と味ー東大寺の結解料理、薬師寺花会式・鬼のご馳走等」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「奈良の食とその背景」及び「奈良の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの奈良の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−155 聞き書 和歌山の食事 安藤精一他 (社)農山漁村文化協会 89・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集30
熊野詣の霊場熊野三山、真言密教の聖地高野山、観音信仰の聖地粉河寺・紀三井寺などの独自の宗教風土をもつ紀伊国。 山あいに備長炭を焼く煙があがり、里里に茶粥が香る木の国。 黒潮の海で鯨や鰹を追って雄飛する熊野の人々。 日本人の心の故郷『和歌山の食事』をお届けします。 内容的には、「紀ノ川流域の食ー紀ノ川の豊かな恵みと多彩な茶がえ」・「和歌浦沿岸の食ー魚ずしをつくり、漁の安全を祈る」・「熊野山間の食ー茶粥、山菜、渓流の魚など、山の恵みの生きる木の国」・「田辺湾の漁法と魚の料理ー一本釣りのかつおがはねる、小引網のしらすがあふれる」・「熊野灘の食ー黒潮の恵みを享受する魚好きな浦人たち」・「鯨のまち太地の食ー熊野灘の荒波に鯨を追い、台地ではさつまいもづくり」・「和歌山の宗教風土と食事ー熊野三山の食、高野山の食事」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「和歌山の食とその背景」及び「和歌山の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの和歌山の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−156 聞き書 鳥取の食事 福士俊一他 (社)農山漁村文化協会 91 2,900 A・2,900 日本の食生活全集31
因幡の白兎や国引きの神話の舞台、日本の夜明けを担った因幡・伯耆など日本海の国々。今また、新しい「日本海の時代」の幕開けが言われるとき、改めて暮しの原点・食を見直すよすが「聞き書 鳥取の食事」をお届けします。  内容的には、「因幡海岸の食ー赤くゆだった松葉ガニ、出荷を待って湯気立てる」・「城下町鳥取の食の歳時記ー質素倹約を旨とする商家も節句は新鮮な<あご>ずくめ」・「因幡山間の食ー栗飯、たけ汁、秋の味、なれずし漬け込む年の暮れ」・「東郷池周辺の食ー緑なす山に囲まれて湖のいな、川の毛がにを味わう」・「大山山麓の食ー大山寺まいりの人々にもふるまう山麓の美し米」・「弓浜半島の食ーいもといわしで鍛えた腕で地引網引き、鍬を打つ」・「伯耆山間の食ー山菜の青みと香りでにぎあう山里の膳」に分かれる。 それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「鳥取の食とその背景」及び「鳥取の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの鳥取の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−157 聞き書 島根の食事 島田成矩他 (社)農山漁村文化協会 91・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集32
陰暦十月は神無月といいます。 全国の八百万の神々が出雲の国に集まり全国大会を開くため、それぞれの国を留守にする月です。 神集う出雲ではこれを神在月(かみありづき)といいます。 出雲の蕎麦のかぐわしさと歯ざわりのよさは天下一品です。 宍道湖は中海とつながる汽水湖で、薄い塩分を含む湖ならではの魚貝類に恵まれています。 特に<宍道湖七珍>といわれる、しらうお、あまさぎ、こい、えび、うなぎ、しじみ、すずきの料理が有名です。 <神々の国の首都>を県都とし、神話や神楽の世界を心象にもち、悠久として、また誇りをもって生きる島根の人びと。 出雲、石見、隠岐、それぞれの食の個性が一杯詰まった懐かしい「島根の食事」をお届けします。  内容的には、「宍道湖・中海沿岸の食ー米どころの食を彩る湖の魚、海の貝」・「出雲平野の食ー大社まいりで豊作祈り、秋は黄金の稲を干す」・「奥出雲の食ーどんととれる山菜を塩漬けし、四季の煮しめに」・「江の川流域の食ー山間に海と町の食を運び、あゆも躍る<中国太郎>」・「石見山間の食ー紙を漉き、炭こも編んで春を待つ、雪に埋もれる山峡・匹見」・「城下町津和野の食ー市が立ち、魚の絶えぬつわぶきの里」・「隠岐の島の食ーのり摘む磯に浪の花、島にゃ人情の花が咲く」・「出雲の神事と神饌」・「松江の茶と菓子」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「島根の食とその背景」及び「島根の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの島根の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)    
B−158 聞き書 岡山の食事 鶴藤鹿忠他 (社)農山漁村文化協会 85・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集33
「まがねふく吉備の中山おびにせる ほそ谷川のをとのさやけさ」と<古今和歌集>に歌われた吉備の国・岡山には、たたら製鉄の手法によって豊富な鉄を産し、その財と軍事力によって瀬戸内海の制海権を握っていた古代吉備王国がありました。 名刀備前長船も、深耕を可能にした備中鍬もこの地に生まれました。 鉄は、鍬に形をかえて作物の実りを高め、鍋釜や包丁に形をかえて多彩な調理、加工を可能にしました。 日本一の黍団子は慶安の昔から岡山名物です。 豪奢といわれる岡山の「まつりずし」は殿様の一汁一菜の厳命に逆らって作り上げた庶民の食文化の結晶です。 魚貝の豊富な瀬戸内の海と島々。 肥沃な南部平野、なだらかな起伏の吉備高原、緑深い中国山地、「日本のすべてがある」岡山の食事をお届けします。  内容的には、「瀬戸内沿岸・島しょの食ー魚貝、海草、すしが彩る四季の食」・「南部平野・丘陵地帯の食ー田、畑、海の素材が織りなす食」・「吉備高原の食ー吉備のだんご食ここに極まる」・「中国山地の食ー食が担う季節の折り目の行事と祭り」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「岡山の食とその背景」及び「岡山の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの岡山の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より) 
B−159 聞き書 広島の食事 神田三亀男他 (社)農山漁村文化協会 87・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集34
瀬戸内海には、日本人に親しい魚貝、海草の大部分が生息しています。 中でも、広島県人が愛着をよせてやまないもの、それが、小いわし、鯛、蛸、かきです。 瀬戸内の中央、広島の人びとは、「小いわしを七度洗えば鯛の味」といい、この小魚をとくに賞でます。 また、広島湾では、三百余年前から蠣田と呼ばれる「海の畑」が耕され、かきやのりの養殖が行われていました。 一方、県北の中国山脈地帯では、山の恵みにあふれ、山菜、山果から、蕨、百合根と無限の山の幸に満ち満ちています。 山と海、無霜と豪雪、いにしえと現代とが交錯する食の万華鏡「広島の食事」をお届けします。  内容的には、「瀬戸内沿岸・島しょの食ーさつまいも、だしじゃこ、海草を食べて健康に暮らす」・「広島湾沿岸の食ー<海の畑>で守り育てる、かき、のりの味」・「中部台地の食ー米どころに色を添える、なばや山菜の数々」・「東部高原の食ー県内最大の畑地でつくる麦、こんにゃく、たばこ」・「備北山地の食ー日本海のわに、川の魚、山の幸が食を彩る」・「芸北山間の食ー豪雪の冬を乗り切る、節米と保存食の工夫」・「安芸門徒の行事と食べものー親鸞を偲ぶ春秋の法要を中心に精進もので膳をととのえる」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「広島の食とその背景」及び「広島の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの広島の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−160 聞き書 山口の食事 中山清次他 (社)農山漁村文化協会 89・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集35
関が原の敗戦により中国八カ国から防長二国(現在の山口県)に減封された毛利家が幕末、近代日本を作るうえで主導的役割を果たしたのは、地の利が大きく関係していました。江戸中期になると北前船の中継地として、その交易から上がる利益は莫大なもので、毛利藩は大いに国力を蓄えた。 また、防長二国の山野とこれを取り巻く海と、そこでの農漁民一人ひとりの地域に密着した勤勉な生業ぶりも防長二国の国力の土台でした。 山口県内七地域の母刀自から昭和初期の食生活を聞き書きした本書は、全編そのことを物語っています。 日本を近代へ導いた人びとを育てた県の「家郷の訓」が一杯詰まった防長二国「山口の食事」をお届けします。 内容的には、「大島の食ーいわしの多彩な利用と茶粥の数々」・「山代の食ー山の恵みの息づく、こうぞ、こんにゃく、わさびの里」・「長門山間の食ー米ともちが山間農業を支え、人々のきずなを結ぶ」・「北浦海岸の食ーいわし漁で一年を暮らす大井湊」・「長門内陸の食ー米二俵分の出費をいとわず秋の小祭りにかける」・「周防南部の食ー春にはお遍路宿に、磯や川の恵み豊かな干拓の村」・「城下町萩の食ー質素倹約の武家文化を継承する食」・「萩焼窯元の食ー三八〇年の伝統をもつ萩焼を支える食」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「山口の食とその背景」及び「山口の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの山口の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−161 聞き書 徳島の食事 立石一他 (社)農山漁村文化協会 90・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集36
働き者の阿波の女が伝える海・山・川の旬の文化。 ” 気は優しくて力持ち"。 たくましく生きる阿波の女を昭和初年に見る「徳島の食事」をお届けします。 内容的には、「吉野川北岸の食ー紋日に囲むたらいうどん」・「祖谷山の食ー豆腐と親いもの雑煮、そばふれまいで祝う正月」・「那賀奥の食ーきつい山作を支えるめんぱのひえ飯」・「阿南海岸<阿部>の食ー海の男と頑健な海女の血となる荒海の魚貝」・「那賀川下流の食ー重い年貢と洪水も二毛作ではね返す」・「鳴門海岸<浜屋>の食ー初物食いと遊山を励みに浜仕事」・「徳島・藍商人の町場の暮し」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「徳島の食とその背景」及び「徳島の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの徳島の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−162 聞き書 香川の食事 井上タツ他 (社)農山漁村文化協会 90・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集37
香川はため池文化の国です。 こんぴらさんからさぬき平野を見渡すと、一望千里のもと、黄金の穂波の間に無数のため池が目にに入ります。 ため池は、実は"おかず"の宝庫であります。 こい、ふな、もろこ、おなぎ<うなぎ>、えび、からす貝など、材料は豊富です。こうした獲物がこい飯や、蒲焼、つくだ煮などに料理され、膳をにぎわせます。 なかでも、鮒を酢で占めたてっぱいは、<讃岐の味三傑>の一つ。 のこる二つは、<醤油豆>と<讃岐うどん>です。 砂糖つくりも盛んです。 香川には正月をあんもち雑煮で祝うところがあります。 ため池の幸あふれ、砂糖の香り漂う「香川の食事」をお届けします。 内容的には、東さぬきの食ー讃岐和三盆の伝統を受け継ぐ人びと」・「小豆島の食ー段々畑に麦穂が実り、跳ねるさわらでにぎるすし」・「阿波山麓の食ー山稼ぎと借耕牛で暮しを立てる阿波境の山里」・「さぬき平野の食ー水不足の地で生まれた米べらしを防ぐうどんや混ぜ飯」・「西さぬきの食ー米をつくり、淡水魚を育てるため池のありがたみ」・「瀬戸内沿岸の食ーじゃこと野菜をたっぷり、日に四度食べて漁に励む」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「香川の食とその背景」及び「香川の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの香川の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)    
B−163 聞き書 愛媛の食事 森正史他 (社)農山漁村文化協会 88・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集38
魚あふれる瀬戸内海に迫る西国一の峰々。 海と山の味が溶け合う。 あまたの幸を石の臼で"粉なし”、山と里、川と海の恵みの味を深める「愛媛の食事」をお届けします。 内容的には、「宇和海<西海>・宇和島の食ー段々畑から見下ろす海は、いわしの宝庫」・「肱川<大洲>の食ー"あいざつま"は愛媛県第一の川の振る舞い」・「石槌山系<久万山>の食ーお客ごとには、"食い倒れ"の大盤振る舞い」・「道後平野<重信>の食ー真っ赤なひのかぶ漬けが冬の食をいろどる」・「高縄山塊<鈍川>の食ー村の絆が深まる冬の夜のししなべと酒」・「燧灘沿岸と魚島の食−大漁の桜だいを堪能する瀬戸内の食」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「愛媛の食とその背景」及び「愛媛の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの愛媛の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−164 聞き書 高知の食事 松崎淳子他 (社)農山漁村文化協会 86・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集39
高知は酢の消費量日本一といわれています。 高知では、年に二度とれるお米も、海の幸・かつおやどろめも、山と渓流の幸・山菜や川魚も、酢料理で食べてきたのです。 南国土佐の主婦がつくりあげてきた食の文化は、酢料理の中に凝集しています。 海山の豊かな食べものと酢料理の宝庫「高知の食事」をお届けします。  内容的には、香長平野の食ー年にお米が二度とれる穀倉地帯」・「県西山間<檮原>の食ー四国山脈に根付き焼畑に生きる」・「四万十川流域の食ー清流のあゆと川魚をとり入れて」・「佐川盆地の食ー水田と畑の恵みを受けて」・「足摺海岸の食ー黒潮の海にかつお、まぐろを追って」・「室戸の食ー荒波と強風の海で漁に精出す」に分かれる。    それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「高知の食とその背景」及び「高知の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの高知の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)     
B−165 聞き書 福岡の食事 中村正夫他 (社)農山漁村文化協会 87・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集40
大陸へのロマン・玄海、豊饒の海・有明、おだやかな内海・周防灘、古代稲作発祥の地。 三つの海と古き歴史が醸す「つくしの国」の食の全貌。 三つの海と地味豊かな田と畑、それを育んだ豊かな水。 暮らしやすい風土と外つ国の文化も巧みに取り入れた筑紫の国の豊饒、「福岡の食事」をお届けします。  内容的には、「博多の四季と食・小倉の床漬ー四季の食つくりに注ぐごりょんさんの心意気」・「筑前中山間の食ー裏作麦、山畑からの豊富ないも類に頼って」・「筑紫平野の食ー弥生・古墳時代の遺跡も多い大穀倉地帯」・「筑後川流域の食ー洪水をも生活に生かし、魚、野菜をたっぷり」・「筑後南部クリーク地帯の食ークリークのめぐみとともに生きる」・「奥八女の食ー山奥で作るいもまんじゅう、鬼の手こぼし」・「豊前山間の食ーつましい日々の食事にいろどり添える山の幸」・「豊前漁村の食ーとれたての魚で、朝から刺身や煮つけを食膳に」・「志賀島の食ーわたつみの神の島にあふれる魚、魚」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「福岡の食とその背景」及び「福岡の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの福岡の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−166 聞き書 佐賀の食事 原田角郎他 (社)農山漁村文化協会 91・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集41
稲作や茶、磁器の発祥の地の栄を担い、はるか昔から朝鮮、中国、ヨーロッパとゆききし、クリークのある独自の暮しを築き、玄界灘・有明海二つの海の恵みを受けて古から「栄の国」といわれてきた「佐賀の食事」をお届けします。  内容的には、「佐賀平野<クリーク地帯>の食ー満々と水をたたえた堀が潤し、魚を育む」・「有明海沿岸の食ー春の干潟にムツゴロウ、夏の筑後川にえつの群れ」・「背振山地の食ー栄西禅師が伝えた茶をもみ、林業で栄える村」・「玄界灘沿岸の食ー回遊魚や瀬魚に網をかけ、潮吹く鯨を追う男たちの海」・「カトリックの島 馬渡島の食ー感謝の祈りとともに食す山羊肉、潮豆腐」・「有田<焼きものの里>の食ー有田焼継承の技を生み出す<食道楽>」・「多良山麓の食ー米換え、麦換えして魚を得る、緑あふれる豊足りの村」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「佐賀の食とその背景」及び「佐賀の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの佐賀の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より) 
B−167  聞き書 長崎の食事 月川雅夫他 (社)農山漁村文化協会 85・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集42
日本一豊かな海産物と日本一豊かなさつまいも料理の組み合わせ。 いわしやきびなごとさつまいもの見事な組み合わせ。 また、長崎は、鎖国時代、外国に開かれていた港をもっていました。 ポルトガルや中国の料理の技法をどのように土着の料理ととけ合わせたか。長崎の食は、決して排他的な料理ではありません。 外に開かれ、内に熟した料理なのです。 長崎県の昔の主婦たちは、ありのままに自分たちの食事つくりについて語ってくれました。 内容的には、「諫早・西東彼杵の食ー日常はつましく、晴れには豪華に」・「島原の食ーろくべえ、呉豆腐にみる味・心・技」・「北松浦・壱岐の食ー四季に映える多彩な米・魚貝利用」・「五島の食ーいも、きびな、かたしの島・五島」・「対馬の食ー離島に花咲く海・畑・山の食文化」に分かれる。   それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「長崎の食とその背景」及び「長崎の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの長崎の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)  
B−168 聞き書 熊本の食事 小林研三他 (社)農山漁村文化協会 87・初 2,900 A・2,800 日本の食生活全集43
焼酎と赤酒ー火の国の酒にあうのは馬肉、豚肉、鯨肉の料理です。桜鍋、塩漬けにした豚の煮込み、皮鯨、身鯨の煮しめやぬたは、火の国の酒にぴったりです。辛子れんこんやひともじのぐるぐるが添えられれば、いうことはありません。火と焼酎の国、九州の中心・肥後「熊本の食事」をお届けします。  内容的には、「阿蘇の食ー米、牛、山菜、川魚の恵まれる火の国」・「球磨の食ー焼酎で疲れをいやし、農作業に励む」・「県北の食ー麦、あわ、のいねの三穂飯に、からいもを入れて」・「熊本近郊の食ー温暖な水田地帯に実る米、麦、季節の野菜」・「県南の食ー田と川と海の恵みを受けてたくましく生きる」・「天草の食ー麦飯とからいもの食を潤す海の幸」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「熊本の食とその背景」及び「熊本の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの熊本の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)    
B−169 聞き書 大分の食事 波多野道義他 (社)農山漁村文化協会 92・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集44
山の"豊"と海の"豊"を<地域の個性>として育んできた大分県が、全国に先駆けて<一村一品>運動の発祥の地になったことは故なしとしません。 長い伝統のうえに培われたそれぞれの個性がいま、無限の広がりをもって、開花しようとしています。 県内各地の個性あふれる食べもののルーツを探り、新たな<豊の国>の創造のヒントを得る豊後「大分の食事」をお届けします。 内容的には、「大分近郊の食ー洪水常襲地にも育つ桑と麦が頼りの養蚕の里」・「豊後水道沿岸の食ー黒潮にいわしを追っていりこづくりで稼ぐ浦々」・「祖母・傾山麓の食ーしいたけが香る山里で味わうししの骨汁、鹿肉の味噌漬け」・「くじゅう高原の食ー<とうきび食い>に徹する旧街道筋の暮し」・「日田盆地の食ー日田杉の林業が栄え、川漁盛んな水郷の街」・「宇佐平野の食ー八幡信仰開花の土地に県下一の五穀が実る」・「国東半島の食ー実り少なく祈りは強く仏教文化の息づく山河」・「<豊の国>大分に育った名物料理」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「大分の食とその背景」及び「大分の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの大分の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)      
B−170 聞き書 宮崎の食事 田中熊雄他 (社)農山漁村文化協会 91・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集45
日向の国・宮崎には、天孫降臨神話とともに、各地に神楽が伝承されています。 注連<しめ>が張り巡らされた神屋<神楽場>で家内安産・無病息災・五穀豊穣を感謝して神楽三十三番が夜通し奉納されるのです。 この夜神楽のときには、煮しめ、いなりずし、白あえ、煮豆、などが酒とともにふるまわれます。神とともに飲み、食い、歌い、舞って一夜を過ごすのです。 招待された客には接待があり、座敷で煮しめ、酢のもの、吸い物がふるまわれ、御飯と味噌汁が出されます。 また、日向の国では、古くから焼畑農耕が行われ、焼畑にはひえ、あわ、とうきび、大豆、小豆、そばなどを作付けし、三穀飯の材料とします。 朝日ただ射す国の食生活「宮崎の食事」をお届けします。 内容的には、「高千穂の食ー八百万の神々とともに味わう峡谷の糧」・「延岡の食ー川面がまぶしい延岡平野、あゆの背ごしで夏到来」・「米良山地の食ー切干し一升が米一升と交換できる糸巻大根」・「宮崎平野の食ー太陽と豊かな水が育んだからいも、野菜の味」・「霧島北麓の食ー田の神さあに見守られて働き、ねったくりでひと休み」・「都城盆地の食ー黒ぼく土の育む豊かな野菜、かしわの刺身で行事を祝う」・「日南の食ーせり市のはねもんの魚にも黒潮の味」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「宮崎の食とその背景」及び「宮崎の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの宮崎の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)      
B−171 聞き書 鹿児島の食事 岡正他 (社)農山漁村文化協会 94・第2刷 2,900 A・2,900 日本の食生活全集46
苦瓜、豚、芋、蘇鉄・・・・・鹿児島を特徴づけるこれらの食べものは、<海上の道>が南方から日本へ運んだものです。 それゆえ私たちは本書を、鹿児島県を本土の側から見て本州の最南端として位置づけるのではなく、琉球弧の側から見て、南方食文化圏の最北端として位置づけて編集しました。 海上の道=ヤポネシア構想の主舞台、陽光あふれる南国「鹿児島の食事」をお届けします。 内容的には、「鹿児島市<商家>の食ー老舗の食卓は、錦江湾の海の幸を満載」・「南薩摩漁村の食ーいも飯の味を引き立てる魚のかてもん」・「北薩摩の食ー義士の忠誠心を讃えて食す<あわんなっと>」・「霧島山麓の食ー川内川上流の米どころ、あくでゆでるちまきの味」・「大隈シラス台地の食ーからいも、そまを植え、火山灰台地に生きる」・「種子島の食ーとっぴーの群れ飛ぶ、争いごとのない島」・「奄美大島の食ー難儀な仕事を支えるそてつ澱粉と豚肉料理」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「鹿児島の食とその背景」及び「鹿児島の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの鹿児島の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)     
B−172 聞き書 沖縄の食事 尚弘子他 (社)農山漁村文化協会 88・初 2,900 A・2,900 日本の食生活全集47
琉球料理の枠組みはヤマト<本土>より広く、肉や油脂を多く使ったり、塩分の濃いものが少ないなどの特徴があります。 食の素材である野菜類、果実類、魚貝類なども、亜熱帯性海洋気候の影響を受け、ヤマトとは趣を異にします。 そして、食の素材そのものに、薬効があり、滋養になる成分が含まれている場合が多いことが目立ちます。 調理の方法も本土と違い、揚げ物やちゃんぷるーなどの炒め物が多く、菜ものも、一般に葉の原型がわからなくなるほど煮込むなど、アジア、世界に通じる食の姿を持っています。 豊かな料理体系による長寿の食をもつ島沖縄、苦難の歴史を乗り越えて個性ある文化を開花させた島沖縄、その沖縄の人たちが築いた食文化の記録「聞き書 沖縄の食事」をお届けします。 青い海、青い空、珊瑚礁の島・守礼の邦から・・・・・。  内容的には、「那覇の食ー市場が那覇人の台所」・「糸満の食ーうむ、鮮魚、豆腐が年間の食を支える」・「中頭の食ー一年中豊かにとれる野菜を生かす」・「やんばるの食ー離島苦と水不足の島で農に生きる」・「宮古の食ー海草、小魚など海の幸、鷹、かたつむりなど野山の幸も生かす」・「八重山の食ー食を彩る二期作の米、パパヤ、黒砂糖」・「与那国の食ー我国最西端の島、独自な食と習俗」に分かれる。  それぞれにT四季の食生活・U基本食の加工と料理・V季節素材の利用法を記す。 本書総論に相当する「沖縄の食とその背景」及び「沖縄の食資料」を巻末に置く。 *この本は大正の終わりから昭和のはじめころの沖縄の食生活を再現したものです。(「本書の表現と読み方について」より)   
B−173 聞き書 アイヌの食事 萩中美枝他 (社)農山漁村文化協会 92初 3,900 A・2,900 日本の食生活全集48
アイヌの漁労・狩猟・採取などについての論文や研究ノートはあるが、料理法についての報告は、部分的なものを除いてほとんどみられないことであった。 私たちは、何度か打ち合わせた末に、(「北海道の食事」の中のアイヌ編とはしないで)「アイヌの食事」を一巻として考えることに決め、本書に見られるような内容のものを執筆することにしたのである。(「はしがき」より) 内容的には、「静内地方の食ー織田ステノさんの暮しと食べ物ー木の実一つ、草の葉一枚にいたるまで神々に感謝してつくる伝統の味」・「浦河地方の食ー浦河タレさんの暮しと食べものー鮭・ますを恵む川面に焼き干しづくりの香ばしい煙が流れる」・「アイヌのいろいろな料理と加工ーまつりを中心に」・「食素材の確保と加工・貯蔵ー植物を中心に」・「ウエペケレーアイヌの口承文芸ー食べ物についての物語」に分かれる。
B−174 日本の食事事典 T素材編 協会編集部 (社)農山漁村文化協会 93初 3,900 A・2,900 日本の食生活全集49
日本人の食文化を解明する列島横断ガイドブック1。  本書は食の素材から料理を引き出すー素材別食べもの事典です。 本全集に登場する食素材1000種余り。日本列島の各地域で、これだけ多種目の動植物が食べられていることが先ず判る。 つぎにそれらがどのような料理となって食べられていたか、さらに、それらがどの地域に分布しているかがわかる。 たとえば「あけび」を引くと全国23県で生食されているが、東北地方では生食は少なく、すし、あえもの、塩漬、でんがく、蒸し焼き、煮物、干しあけびなど、さまざまな調理が加えられていることが判る。(本書帯コピーより) 内容的には、「日本の食生活全集」調査地一覧、素材別食べもの事典に分かれる。 
B−175 日本の食事事典 Uつくり方・食べ方編 協会編集部 (社)農山漁村文化協会 93初 3,900 A・2,900 日本の食生活全集50
日本人の食生活を解明する列島横断ガイドブック2。  本書は調理法ごとに分類して料理を引き出すーつくり方・食べ方別食べもの事典です。 「煮る」「焼く」などの「つくり方」と、「もち」「すし」などの「食べ方」の双方から調理法を柔軟にとらえ、まず48項目に分類。 その各項目で「調理法別にどんな食べものがどこにあるか」が容易にわかる。 ほかに「薬効のある素材の利用法事典」、「人生の節目に食べる食べものの事典」、「わかりにくい食べもの名の解説索引」、「野菜の地方種・品種名索引」。(本書帯コピーより)  内容的には、つくり方・食べ方別食べもの事典、薬効のある素材の利用法事典、人生の節目に食べる食べもの事典、わかりにくい食べもの名の解説索引、野菜の地方種・品種名索引、月報寄稿一覧に分かれる。
B−176 粗食のすすめ 幕内秀夫 東洋経済新報社 00第9刷 800 A・1,359
いわゆる「豊かな食生活」がもたらすアトピー性皮膚炎の急増等子供の健康問題の深刻化・畜産物依存の食生活を維持するための大量の穀物輸入による世界の飢えへの寄与等々の深刻な問題に如何に対処すべきか? 今こそ「粗食」に帰るべきなのである。 「粗食」とは「貧しい食生活」という意味ではない。 日本という自然の豊かな風土の中から生まれてきたすばらしい食生活ー「素食」を見直すことなのである。(「まえがきにかえて」より) ご飯・みそ汁・漬け物を基本とし、副食に季節の野菜・魚介・海草を。
B−177 納豆大全 町田忍 小学館 97初 1,400 A・1,500
無類の旅大好き人間である著者は、旅に出るたびに旅先で納豆を買い求め、味わい、納豆ラベルの収集に明け暮れる無類の納豆大好き人間でもあるのだ。 その著者がこれまでにストックした納豆についての知識と経験を惜しむことなく提供したのが本書である。 内容的には「菌の巻」ー納豆菌の機能と威力・「豆の巻」−納豆の歴史と逸話・「グラビア」−納豆博物館へようこそ・「藁の巻」−納豆ラベル考現学と納豆業界におけるマーケティング戦略・「糸の巻」−納豆の食べ方指南・「たれ、からしの巻」−納豆史年表・納豆図書館にわかれる。
B−178 食の世界地図 周達生他 淡交社 87初 900 A・1,300
世界の食事情に詳しい周達生・玉村豊男・東畑朝子の三人がそれぞれ分担して世界各国諸民族の食文化を多角的広域的にまた深く取り上げたのが本書である。 内容的には「アメリカ篇」東畑朝子・「中国篇」周達生・「欧州、中東篇」玉村豊男および「食と文化」に分かれる。
B−179 食文化を変えた男 和泉清 日本食糧新聞社 96初 1,800 A・2,000
倒産、無一文の男が48歳から出発。 時に命を与え、食生活を変えた巨人、安藤百福の奇跡「チキンラーメン」「カップヌードル」を開発し、即席めん産業を興す・・・・・・(本書カバーコピーより)
B−180 徳川慶喜家の食卓 徳川慶朝 文芸春秋 05初 1,900 A・1,600
「最後の将軍」から四代目、徳川慶喜家当主が語る食卓の春夏秋冬。 一万両のフランス料理から天丼、ラーメン、コーヒーの話までユーモラスな食べものへの「こだわり」が満載!(本書カバーコピーより) 内容的には、「将軍家の質素な朝ごはん」・「第六天町の静かな食卓」・「日本史を動かしたメニュー」・「徳川慶喜家の好きなもの、嫌いなもの」等々十三章に分かれる。
B−181 ハプスブルグ家の食卓 関田淳子 集英社 2002 2,700 A・1,785
1273年から1918年まで約六百五十年間にわたってヨーロッパに君臨し続けたハプスブルグ家の長期繁栄の源は何か? 著者はこの一族の栄華を可能にした一要素として「食」が挙げられるとしている。ハプスブルグ家一族には大食漢、美食家、スパイス愛好家、ダイエットの先駆者などいろいろな人物がいた。 いったい何を食べて、これほど長く歴史にその足跡を残すことができたのであろうか。 本書ではほとんど知られていないハプスブルグ家の食文化、および食生活の軌跡に迫ってみた。(「はじめに」より) 内容的には、「皇帝たちの食卓」・「宮廷料理の舞台裏」・「華麗なるウィーン宮廷菓子」・「栄華の象徴ー食器と銀器の饗宴」に分かれる。
B−182 <図説>食人全書 M・モネスティエ 原書房 04第2刷 3,900 A・3,600
「死刑全書」・「奇形全書」の著者モネスティエが贈る最悪の奇書!! マロン&メロンが「食」書を扱う以上避けるわけにいかないとあえて目録掲載した問題の書!! 「女のほうが柔らかい 男のほうが味が良い」「一番美味しい部位はどこか」 未公開図版・写真一三〇点余。 人が人を食う歴史・実態・効用に迫る衝撃の書! 内容的には、「胃の記憶」・「食人の起源」・「なぜ人食い人種は人を食べるのか?」・「人食い人種たちの食人風習」・「人食い人種の慣例的料理」・「食糧としての食人」・「復習のための食人」・「神々と信者たちの食人」・「悪魔とその使徒たちの食人」・「食人療法」・「食人犯たちのリスト」・「産業化・組織化された食人 21世紀の食糧難に対する答え」に分かれる。
B−183 別冊サライ 大特集「蕎麦」 小学館 小学館 97・12・27 1,800 A・680
対談「江戸っ子」のそば:柳家小さんVS上野やぶそば主人鵜飼良平・蕎麦口験学ー森村誠一・蕎麦サロンにかける夢ー成田重行・そばに憑かれて25年−高瀬礼文・大人にとっての駄菓子屋さんー池内淳子・江戸のそば事情−新島繁・世界各国蕎麦栽培−石毛直道・私の好きな蕎麦屋ー56人が進める111軒・一日一回の蕎麦で長生きー鈴木建夫・そば打ち職人の道具拝見ー藪野正樹・復刻「蕎麦通」−昭和初期の蕎麦話等々。
B−184 別冊サライ 大特集「鮨」 小学館 小学館 98・4・19 1,800 A・680
目で味わう江戸前の鮨(老舗名店が握る)・握り鮨の屋台を再現・対談「安くて美味しいが江戸の粋」サトウサンペイVS山内義弘(静岡県藤枝市山内屋)・贔屓のすし屋とは三代付き合うー内海桂子・鮨屋の女将さんの独り言ー後藤康予・ご意見番、鮨文化の崩壊を嘆くー西沢爽・大阪の箱ずしが全国区にならなかった理由ー石毛直道・私の好きな鮨屋ー50人が進める100軒・復刻「すし通」−昭和初期の鮨話等々。
B-185 別冊サライ 大特集「鰻」 小学館 小学館 98・7・18 1,800 A・680
東京・名古屋・大阪 鰻三都物語・東の利根川西の四万十川「鰻追いし、かの川」の今ー小泉俊一・対談:鰻は「蒸し」か「焼き」か■江戸のプライド、大阪の自信 杉浦日向子vs奥田幸彦(大阪「阿み彦」主人)・うなぎ三題話ー三好徹・香ばしい鰻は疲れた身体へのお中元ー正司歌江・落語と鰻、私と鰻ー林家木久蔵・茂吉と鰻ー斉藤茂太・平賀源内の罪な嘘ー永山久夫・北大路魯山人が残した言葉ー宮腰太郎・文士たちを魅了した贅沢な御馳走ー川本三郎・鰻の看板の謎を追うーかくまつとむ・鰻と山芋ー奥村彪生・50人が薦める100軒 私が好きな鰻屋・復刻「鰻通」−昭和初期の鰻話等々。
B−186 別冊サライ 大特集「天ぷら」 小学館 小学館 98・10・17 1,800 A・680
a 味どころか姿まで違う 日本各地のてんぷら自慢/対談店ぷらが食べたい!■伝統の味、現代の味 春風亭小朝vっ斉藤秀豊(日本橋室町「はやし」主人)・てんぷら談義−都筑道夫・江戸庶民の天麩羅事情ー花咲一男・点ぷら語源の支離滅裂ー藍野裕之・徳川家康死亡の謎ー堀和久・熱々のてんぷらが代人キー大久保洋子・池波正太郎も愛したおふくろの天麩羅ー宮越太郎・ネタが奏でる「天麩羅交響曲」−かくまつとむ・50人が進める100軒・復刻「天麩羅通」−昭和初期の天麩羅話等々。
B−187 別冊サライ 大特集「酒」 小学館 小学館 98・12・27 1,800 A・680
全国縦断 居酒屋肴十選ー太田和彦・出雲、伏見、出羽庄内・・・・神社の隣にある名酒たちー小泉俊一・対談 居酒屋行脚■立ち飲み酒の風流に浸る 杉浦日向子vs奥本大三郎・うまい酒は安い酒 ミカン酒ー田中小実昌・祖父の酒、父の酒ー池内淳子・美空ひばりの「酒」−石本美由起・江戸の酒は庶民の味方ー鈴木比呂志・杜氏たちの憂鬱ー秋本雄一・日本酒度で変わる酒の顔ー宮腰太郎・文芸の中の日本酒 一人でやる、至福のひととき「酒は燗酒に限る」−川本三郎・江戸で花開いた「徳利・盃」文化ー神崎宣武・50人が薦める50本と50軒 私が好きな日本酒と酒処・復刻「酒通」−昭和初期の日本酒話等々。
B−188 別冊サライ 大特集「洋食」 小学館 小学館 99・4・18 1,800 A・680
港町と古都の洋食やースタジオファイブ・名物横丁の”惣菜”洋食ー小泉俊一・対談 憧れのビフカツ■指折り数えた「洋食の日」藤本義一vs豊田安幾男(大阪「山守屋」主人)・わが洋食体験記 ソースライスは立派な一品ー小松左京・モダンな銀座との出会い 二週間食べ続けた洋食ー高峰秀子・思い出の洋食 油のにおいは西洋の香りー池部良・徳川家の洋食ー榊原喜佐子・福沢諭吉とキャベツー藍野裕之・文芸の中の洋食 日本化した西洋料理ー川本三郎・下町の洋食はウースターソースの味ー宮腰太郎・50人が薦める100軒 私が好きな洋食屋・復刻「西洋料理通」−明治・昭和の洋食等々。
B−189 別冊サライ 大特集「日本茶」 小学館 小学館 99・7・17 1,800 A・680
隠元禅師が伝えた煎茶と普茶料理ー出井邦子・舌の贅沢、日本茶茶房ー都地政治・対談 普段着のたしなみ■お茶は甘い 陳舜臣vs谷本陽蔵(大阪「つぼ一製茶本舗」主人)・日本茶の基礎知識ー大森正司・渋茶の友 江戸の羊羹物語ー杉浦日向子・京都のお茶ー鳥居美沙・一日10杯で効果あり 生活習慣病を予防する日本茶の効用ー小国伊太郎・50人が薦める100のお茶請け・抄訳「清風瑣言ー江戸の日本茶事情等々。 
B−190 別冊サライ 大特集「温泉と宿」 小学館 小学館 99・10・16 1,800 A・680
*豊かな温泉文化  温泉宿の心の朝めしー向笠千恵子・日本最古の温泉地を訪ねるー出井邦子・志の高い温泉宿ー本多由紀子・対談もう一度、日本旅館に泊まりたい:山田太一vs上口昌徳(山中温泉「かよう亭」主人)・特別寄稿:わが温泉道ー池内紀・小原庄助的温泉紀行ー田中小実昌・武将の隠れ湯の「もうひとつの意味」−小泉俊一・江戸の温泉事情「生を養う湯治旅」−杉浦日向子・風呂好き日本人のルーツを探るー八岩まどか・故郷へ帰った温泉饅頭ー松浦裕子・消えゆく情緒と芭蕉の思いー宮腰太郎・文芸の中の温泉:文士たちの桃源郷だった温泉宿ー川本三郎・現代秘湯の条件ー山村順次・旅館の女将の独り言ー阿久津恵永子・スマートボールの残る温泉町城崎ー鳥居美砂・極楽「湯治」のすすめー細江優子・温泉もよいが海洋療法もあるよーサトウサンペイ・ニッポンの医者50人が薦める100軒の温泉宿・抄録「益軒養生訓」・「有馬山温泉記」等々
B−191 別冊サライ 大特集「うどん」 小学館 小学館 99・12・25 1,800 A・680
ご当地自慢の鍋焼きうどんー本田由紀子・小田巻蒸しはなぜ消えたー出井邦子・「うどん街道」と「うどんの町」−都地政治・大阪うどんの自信を描くー藪野正樹・対談 手業のうどん■安くてうまいのが当たり前 桂米朝vs宇佐美辰一(大阪「松葉屋」主人)・紳士淑女の「うどん」−佐藤愛子・七味は江戸の栄養剤ー細江優子・江戸の「麺」事情 そばに負けたうどんー杉浦日向子・名古屋は負けない!うどんににじむ文化の違いー清水義範・文芸の中のうどん 林芙美子の”駅のうどん”−川本三郎・ダシとコシの夫婦仲ー鳥居美砂・大胆不敵!カレーうどんの底地カラー向笠千恵子・50人の料理人が薦めるー私の好きなうどん屋等々。
B−192 別冊サライ 大特集「カレー」 小学館 小学館 00・4・16 1,800 A・680
豊かな「食」文化<カレー特集>−目で見る老舗カレー店の味ー出井邦子・思い出の味:一世を風靡したあのカレーー小泉俊一・カレー始めて物語りー本多由紀子・横須賀街おこし探訪:四万五千人が食べるカレー−陸田幸枝・対談大人の昼めし■日本人のカレーライス:安西水丸vs荒井康雄(東京「中村屋」社長)・ビルマのカレーー古山高麗雄・カレー好きー阿川佐和子・カレーに歴史あり:世界を駆け巡ったスパイスー吉田よし子・江戸で発見!:カレーライス隆盛の秘密ー杉浦日向子・懐かしの学校給食:ああ、カレー汁は薄かったー宮腰太郎・よくぞここまで!和製カレーの家系図ー都地政治・消えたおふくろの味:黄色いカレーは今いずこー向笠千恵子・文芸の中のカレー:小津安二郎が考えた「カレーすき焼」・カレーライスの生みの親:イギリスのカレーー林望・学生時代の常食:喫茶店のカレーー鳥居美砂・素人の創意工夫が生んだカレーパンに乾杯ー森下一仁・脇役讃歌:福神漬vsラッキョウー松浦裕子・スパイスの健康学:カレーひと匙、気力充実−武政三男・50人の会社員が薦める:私が好きなカレー屋100・明治のカレー レシピ集(明5「西洋料理通」・明5「西洋料理指南」・明21「軽便西洋料理法指南」・明26「婦女雑誌」・明28「女鑑」・明29「西洋料理法」・明29「日用西洋料理法」・明35「西洋料理 厨の友」・明37「家庭実用 最新和洋料理法」・明37「西洋料理二百種」・明39「家庭雑誌」・明44「西洋料理法」)等々
B−193 別冊サライ 大特集「豆腐」 小学館 小学館 00・7・15 1,800 A・680
季節感溢れる「辻留」の豆腐料理ー出井邦子・350年以上続く老舗豆腐料理店ー本田由紀子・中国豆腐紀行 中国豆腐村の春 百年の麻婆豆腐を食べるー向笠千恵子・対談 世界一の豆腐■豆腐屋と銭湯はご町内に限る 斉藤茂太vs福田浩(東京「なべ屋」主人)・幻の豆腐を思うー種村季弘・脇豆腐ー阿川佐和子・江戸の豆腐事情 財政難を救った豆腐ー杉浦日向子・文芸の中の豆腐 バターより豆腐が立派と獅子文六ー川本三郎・大阪の湯豆腐はわけがあって、うまいのですーかんべむさし・日本全国都道府県別 50人が薦める「私が好きな豆腐屋と豆腐料理」・抄訳「豆腐百珍」等々。
B−194 別冊サライ 大特集「銀座」 小学館 小学館 00・10・21 1,800 A・680
歌舞伎座が生んだ銀座の「粋」−出井邦子・明治から続く銀座の老舗ー向笠千恵子・銀座と酒:お気に入りのバーを一軒ー本多由紀子・木村伊兵衛が愛した銀座:黄昏の瞬間ー荒木経惟・対談「安全と清潔」が銀座の合言葉■箱入り娘が歩ける街:中村富十郎v石丸雄司(銀座通連合会事務局長)・銀座の誘惑:懐かしき華やかな繁華街ー笹沢左保・初めての銀座ー高峰秀子・江戸時代の銀座:紆余曲折の町づくりー三枝進・銀座が生んだ若者文化ーモガ・モボって何?・銀座の恋はどこへ行った?−大林宣彦・映画の中の銀座:小津が描いた「銀座の柳」−川本三郎・日本文化事始:銀座が「イチバン!」−鳥居美砂・他所では手に入らない逸品:銀座のプライドー都地政治・銀座で味わう郷土の味ー上村みち子等々
B−195 別冊サライ 大特集「珈琲」 小学館 小学館 00・12・30 2,800 A・680
文士が愛した珈琲の味ー出井邦子・古都で楽しむ珈琲とジャズー鳥居美砂・マイセン物語りー本田由紀子・珈琲豆の顔を見るー柄沢和雄・対談 琥珀色のくつろぎ■珈琲は人肌で味わう 常盤新平vs関口一郎(銀座「カフェ・ド・ランブル」店主)・コーヒーコンプレックスー阿川佐和子・江戸のコーヒーてんやわんやー伊藤博・あなどれないインスタント・コーヒーー都地政治・ブルーマウンテンの謎ー細江優子・日本全国都道府県別 50人が薦める「私の町の素敵な喫茶店100」・抄録「珈琲記」等々。
B−196 栄養と蕎麦料理集成 村井政善 東京書房社 81・初 4,800 A・− 蕎麦うどん名著選集3
著者村井政善は、国立栄養研究所の調理部長を退職後、大正12年柳澤保恵伯爵の後援により有名な司会を設立し毎週栄養料理講習会を開き試食会も行った。本書前半は蕎麦に関する随筆や諸説を収め、後半では蕎麦応用料理法を記す。本書の特色は、この後半部分で、内容的なは前菜および小鉢(12種)、吸い物および汁物(15種)、煮物(17種)、焼き物(11種)、揚げ物(19種)、蒸し物(17種)、蕎麦?薯(5種)、和え物(6種)、蕎麦とろろ(13種)、蕎麦鍋類(5種)、蕎麦甘味(8種)など130余種の品目について@材料と分量、A料理法、B応用に分けてツボをおさえて説明している。まさしく”蕎麦料理のバイブル”だと称しても決して過褒にはなるまい。(新島繁の解説より)  堅牢函入り布装本。
B−197 蕎麦通 村瀬忠太郎 東京書房社 81・初 4,800 A・− 蕎麦うどん名著選集4
東京は滝川中里に日月庵・やぶ忠という手打ち蕎麦屋があった。 主人は安政6年生まれで村瀬忠太郎。 父親(旧大垣藩士)の代から大名・旗本の屋敷に出入りして変わり蕎麦を得意とした。 昭和4年、手打ち蕎麦の愛好者高岸拓川がその腕前に惚れ込み蕎麦会を提案し、その後毎月例会が催され、蕎麦好きの名士・文士が集まるに及びとみに名声が上がった。 本書は、その名人やぶ忠を掘り出した拓川が主人の口述を基にして一週間で纏め上げたという。 原典は四六書院「通叢書」の一冊として昭和五年に発行された。 内容的には、蕎麦の産地・蕎麦粉蕎麦打ちの話・機械と手打の違い・汁・薬味・変わり蕎麦のくさぐさ(蕎麦がき餡かけ・穴子南蛮・白魚南蛮・野菜蕎麦・紫紐・コロッケ蕎麦・シッポク・太打ち・山葵切・磯切・鯛切・胡麻切・海老切・貝切・柚子切・草切・木の芽切・菊切・いも切・芥子切・竹林・一本うどん・五色蕎麦・大麦の麺)・通の食うものと万人向き・うまい食い方とまずい食い方・地方特殊の食い方・符牒・看板・器物・江戸時代からの著名な店・馬方蕎麦、夜鷹蕎麦、風鈴蕎麦・伝説と迷信・蕎麦禁断の碑等々に分かれる。   堅牢函入り布装本
B−198 蕎麦の唄 新島繁編 東京書房社 81・初 7,200 A・− 蕎麦うどん名著選集5
蕎麦が素朴な郷土の味である田舎蕎麦からいつしか都会風に洗練された変わり蕎麦を生み出したのは、恰も農山漁村の生活の唄だった民謡が、座敷唄として都会で技巧化されて俗謡になったのと相似たところがある。 本書には、民謡(194)、童謡(70)、俗謡(57)、中国民謡・童謡(14)、朝鮮民謡(3)と類歌を除き338章を収録した。 (「あとがき」より)  これは蕎麦に関する執念がこり固まってできたような仕事である。 まさに「蕎麦の鬼」とでもいったらよさそうだ。 蕎麦をうたった民謡で、みんなが知っているのは、おそらく二、三点に過ぎないだろう。 それがこんなにあろうとは思ってもみなかったし、一読して驚くのほかなかった。(服部竜太郎「序」より)   堅牢函入り布装本
B−199 清酒綺談 河野力 東京書房社 77・初 3,800 A・− 味道探求名著撰集7
(目次)平安公卿の沈酔談、即位式と白貴・黒貴、八塩折酒(八?酒)の誤り、天正杜氏”弥三”のはなし、はじめに葡萄ありつ、縄文式土器と葡萄酒、中国の酒造古文献、酒銘古今ばなし、酒造上代考、刀自・杜氏漫談、平安後期の盃酌、中世名酒夜話、史料酒の法度・掟・御触れ、酒呑童子もろもろばなし、灘五郷は”水”から始まる、雪豹に乗った酒神、壺銭些談、<写>御酒之日記 能々口伝可秘可秘、酒蔵育ちの白秋、ぬ利彦八代目中澤彦七氏聞き書、天狗と酒、欲ばり酒二話、大柳酒屋由来の記、酒造史上の多聞院日記、酒の歌曲、バッカスと日本酒の神々、ディオニュソスの伝説、資料酒の法度・掟・御触れ(二),南都諸白の話、猩々瓶奇談、伊丹酒造法、延喜・文化の飲みくらべ、落語・酒五題、平安時代の酒宴作法     堅牢函入り布装本
B−200 しょうゆの本 田村平治他編 柴田書店 76・第5版 2,800 A・2,000 堅牢函入り布装
醤油は、生よし、煮もの、ひたしもの、焼きものにもよく、万能調味料として重宝がられています。 昔、政治文化の中心地であった関西地方で製造が始められ、江戸時代に下総の野田や銚子で造られ、全国的な規模に広まりました。 醤油が使われ始めた頃は、酒や米よりずっと値が高く、ハレの日にしか用いないほどの貴重品でした。 この本は、そんな歴史を秘めた醤油について、知識と料理の両面から解説しました。(「まえがき」より) 内容的には、第一編 「醤油の知識」では、醤油の歴史・製造法・醤油風土記・種類・民俗・使われ方・醤油の科学を解説し、第二編 「醤油と料理」では刺身・汁もの・焼きもの・煮もの・揚げもの・蒸しもの・和えもの・めん類に分けて、材料・分量も丁寧に記載して料理法をわかりやすく解説している。 第三編 「醤油と私」では醤油にまつわる各界名士の思い出を載せている。、