目録 C
C-4 グルメエッセー・飲食随筆・食の記録ルポルタージュ等(4) (庫:文庫) (単位:円)
番号 書名 編著者名 出版社 刊行年・初再版 価格 程度・定価 摘要
C−301 香港旅の雑学ノート 山口文憲 新潮文庫 85・初 1,500 400
*ネオンサインと看板の考察、裏通りと物売りの研究、イヌやヘビの食べ方解説、巴士(バス)、やくざ、・・・・。3泊4日の香港<ショッピングと食べ歩き>に出発される方、ツアーから外れて一人歩きに挑戦しようという方は、読んで決して損はありません。香港の予習と復習を兼ねた、寝そべって読むエッセイ+ガイド+マニュアル。(解説 アグネス・チャン) 本書は、山口文憲の名を一躍高めた名著として有名である。ユーモアとウイット満載で、何度読んでも笑えてくる。場所柄,当然『食』の記載も多い。お薦めの一作。
C−302 くたばれグルメ 中島梓 集英社文庫 91・初 500 400
*グルメ至上主義がはびこる現代社会のおかしさをつき、勘違いの食文化のワルクチをいいまくる。あわせて本当のおいしいもの、正しい食文化のあり方、究極のメニューを考える。料理上手にして料理本のコレクター、あずさ姉さんの勇気あるアンチグルメ宣言。痛快で心優しき長編エッセイ。(本文庫カバーコピーより)
C−303 美酒一代(鳥井信治郎伝) 杉森久秀 新潮文庫 86 900 320
*大阪の一奉公人から身を起こし、世界に冠たる洋酒メーカー”サントリー”を創り上げた男、鳥井信治郎。食卓に西洋の文化をと生まれた赤玉ポートワイン。スコッチに負けないウイスキーをという執念が生んだサントリー・オールド。次々と名酒を世に送り出し、その優れた経営感覚と新しいアイディアで、常に時代をリードしてきた男の姿を、伝記文学の第一人者が浮き彫りにする。(本文庫カバーコピーより)
C−304 私の食物誌 池田弥三郎 河出書房 65・初 1,000 480
*季節のしゅんの新鮮な食べもの、日本人の口から離せない伝統の味、西欧輸入のハイカラ100年の味覚などを、1日1話の形で舌にのせ、書きつづった新鮮で軽快でイキな江戸っ子学者の食談義。(本書カバーコピーより)
C−305 池波正太郎・鬼平料理帳 佐藤隆介 文春文庫 84
900
400
*長谷川平蔵はじめ登場人物が実に旨そうに飲食する情景は「鬼平犯科帳」の最大のチャームポイント。自他共に認める熱狂的池波ファンの編者が、シリーズ全巻から"旨いもの"だけを抜き出し、その解説と料理法を再現・・・・鬼平狂には必読の副読本であり、食いしん坊には見逃せない垂涎の書。池波正太郎の語りおろし「江戸の味」併載。(本文庫カバーコピーより)
C−306 池波正太郎・梅安料理ごよみ 佐藤隆介他 講談社文庫 90 900 390
*白魚鍋、兎汁、鰹飯、鮑の酢貝、白玉、秋茄子の塩もみ、豆腐の葛餡かけ、おかか雑炊、掻鯛、浅利と大根の小鍋だて・・・・。池波正太郎が描き出した、梅安と仲間たちの、おいしい食事の極め付きを、梅安好き、料理好きの専門家二人が解説して、作り方とともに供する好読物。巻頭に「池波正太郎梅安を語る」付き。(本文庫カバーコピーより)
C−307 面白南極料理人 西村淳 新潮文庫 04・初 400 514
*本書は、ふつうの日本人が想像もできないような状況で一年間暮らした、海上保安官の体験記である。シチュエーションの過酷さとは裏腹に、著者の視線はあくまでも日常的で、どこにでもいる日本のおっさんの目の高さ。何の見栄も遠慮もなく語られた一年間の体験は、抱腹絶倒、腹がよじれて苦しくなる。絶対に本書を電車の中で読んではいけない。(本文庫の帯より)   著者の職務が料理人である以上、「食」の記述満載で、読んでいるうち口の中に唾があふれてくる。その場に自分もいたかったと思ってしまう。(解説より)
C−308 父からもらったごちそう帖 陳健一 幻冬舎 95・第1刷 1,000 1,500
*父陳健民の思い出と、その父に教わった普段着のご馳走の話をエッセイにまとめたもの。父とのエピソードと普段着のご馳走をセットにして、12章にまとめている。巻末にカラー写真で、ごちそう帖レシピを付す。  著者は、赤坂四川飯店代表取締役社長にして、フジテレビ「料理の鉄人」として夙に有名である。
C−309 もの食う人びと 辺見庸 角川文庫 87 900 A・686
*ご存知辺見庸が、アジア・ヨーロッパ・アフリカと世界を股にかけて彷徨し、ダッカの残飯・猫用缶詰・旧ユーゴ難民向け援助食料・コソボの修道院の精進料理・ソマリアPKO各国軍部隊の携帯食・ラクダの肉と乳・塩コーヒー・ロシア:ウラジオストック艦隊の給食・チェルノブイリの放射能汚染食品・択捉島の留置場のカーチャ等々日本製の惰弱な舌と胃袋では震えおびえるような奇怪なる食べ歩き紀行。統一ドイツの刑務所で供されている囚人食なんてものは、この本を読まなきゃわからない。
C−310 江戸前寿司の悦楽 早川光 晶文社 99・初 2,800 A・2,400
*江戸前鮨に魅入られ、数々の鮨屋を巡り歩いた著者がたどり着いたのが「次郎よこはま天店」。 鮨職人、水谷八郎とその鮨に惹かれて通い詰め、そこで出会った絶品の鮨ダネ、握りの哲学をここに紹介。(カバーより)   「水谷さんは、その容姿はもとより、魚の仕込み、すめしの炊き方、握りの形にいたるまで、まさに江戸前の本道を行く鮨職人だ。 それなのにマグロは酸味が強すぎるもの以外はヅケにしないし、アジやサヨリを酢にくぐらせることもしない。(中略) その理由はすべて『そのほうが旨いから』と言い切る。」(「まえがきより」)
C−311 たべもの歳時記 平野正章 文芸春秋 70・初 1,000 A・380
*しゅんー魚でも野菜でも果物でも、いちばんおいしく、たくさん出回る時季ーそれがしゅんです。 しゅんは、漢字で書くと「旬」(十日)、つまり、おいしい時季は、ごく短いのです。食べ物の正しいしゅんの時季を知って、「時ならざる、食らわず」の心がけで、出盛りの安くて、うまいしゅんものを存分に味わってください。 そんなわけで、書名も本来なら、「しゅんもの歳時記」とすべきでしたが、今日では、もはや「しゅん」といっても、若い人たちには、通じにくいということで、やむなく、「たべもの歳時記」と、変えました。 数あるしゅんものの中から、ひと月二十にかぎり、一年二百四十(魚九十四、肉二、野菜七十三、西洋野菜十四、海草四、果物三十八)のしゅんのものを取り上げ、一ページごとに、テーマを変え、原産地・分布・名のいわれ・エピソード・料理名や作り方のヒント・買い方・選び方のコツを、俳句や歌を配して、解説しました。また、しゅんの時季を知っていただくために、巻末に「しゅんもの一覧表」をつけました。(まえがきより)
C−312 くだもの風土記 高野吉太郎 毎日新聞社 75・初 2,000 A・950
*第一部の「くだもの風土記」では、昔の人と昔のくだものとのかかわりあいを、なるべく時代色豊かにひろいあげ、織りなす哀歓を随想風にまとめてみた。 第二部の「くだもの百果」では、なるべくたくさんのくだものを登場させ、美果あり、醜果あり、珍果ありの百果りょうらんを狙ってみた。 百果のささやきによって、初めて知った物語、初めて口にした異な味など、くだもの天国日本を再認識していただけるよすがになれば、これにまさる喜びはない。(「はじめに」より)    著者は、「インターナショナル新宿高野グループ」各社の社長。
C−313 一料理人として 志度藤雄 文化出版局 81 9,800
A・1,300
*伝説的な名シェフ志度藤雄の自伝。 氏は、昭和初期、フランス料理に興味を覚えて、どうしても本場で修業をしなければと、二十歳そこそこでフランスへの密航を企て、フランスには約十三年滞在し、超一流の<レストラン・ラリュー>をはじめ十指に余るレストランやホテルの料理場を遍歴して、技術と知識を貪欲に吸収した。 その後、ロンドンの日本大使館勤務を経て、戦時中に帰国し、戦後は吉田首相の官邸料理人・「メイゾン・シド」・「花の木」・「四季」のシェフとして名声を博した。 「四季」には、三島由紀夫が自決の前の晩に訪れて彼の料理を食べている。 食通のロッパも、「メイゾン・シド」を愛好し、そのポタージュの味に堪能するとともに、Caille Gastronome(うづら洋酒煮)の美味に心酔している。
C−314 たべもの歳時記 楠本憲吉 読売新聞社 72・第5刷 2,000 A・600
*関西という、ぜいたくな食いだおれの世界で、もっともぜいたくに食べてきた楠本さんの食物誌は、わたしなど関東人の足元にも及ばぬ豊かさがある。 その味の調理に、さらに俳句というお家芸の包丁を入れているのだから、氏のたべもの歳時記は、読む前から食欲をそそらずにはいない。 毛並みの良さと経験の堆積なのである。(池田弥三郎 カバーより)  内容的には、春夏秋冬の四つに分けて、それぞれに「僕の食物誌」「お料理歳時記」「食物歳時記」をちりばめている。 著者は、大正十一年、大阪の料亭「灘萬」の長男として生まれ、昭和二十五年「灘萬」入社以来、代表取締役を経て四十三年退社まで料理業の一線に立つ。 俳人・文人としても著名。
C−315 果物の文学誌 塚谷裕一 朝日新聞社 95・初 2,000 A・1,200 朝日選書
*若き植物学者が著名な文学作品を題材に解き明かす、日本人と果物の付き合い方。 夏目漱石ー三四郎の食べた果物は?・「桜の実」−泉鏡花「白鷺」・白桃という芸術−開高健「新しい天体」・アボカドの並木ー高橋治「スプリンクラー」等々。 本書は、一九九三年一月から十二月まで一年間続いた「科学朝日」の連載を主たる母体として、大幅に書き下ろしを加えたものである。
C−316 食通入門−食べ物事典 植原路郎 自治日報社 71・初 2,000 A・650
*本書は、「麺業タイムズ」に連載したものに大幅な加筆増補を行ったものである。 古今東西の飲食に関する言葉をア・イ・ウ・エ・オ順に列記解説したもの。 (例)<あいしお>・<アイスクリーム>・<合いの子弁当>・<和え物>・<青板昆布>・<青梅漬>
C−317 食卓のプラネタリウム 山本益博 講談社 84・初 2,000 A・980
*東京を中心に有名無名の和洋中料亭レストラン63軒食べ歩き報告の集成。著者は、辛口食味評論家として、つとに有名。
C−318 食べる 朝日新聞社 朝日新聞社 91・初 1,200 A・1,350
*一杯のお粥の恩・食べ物の恨みー「食」にまつわる思い出は、人々の胸に深く刻み込まれている。 親から子へ伝えたい300通の便りー。  朝日新聞テーマ談話室編。
C−319 食べるー七通の手紙 ドリアン助川 アリアドネ企画 96・初 2,000 A・1,400
*思考する舌、行動する胃! 涙とよだれが一緒に出る! 食べること、そして生きることを問う渾身の書き下ろしエッセー。(カバーより)   著者は、1962年東京生まれの六甲育ち。 早大一文卒。 ロックバンド「叫ぶ詩人の会」リーダー。 CDアルバムに「虹食い」「LOVE&PEACE」「恋歌」などがある。
C−320 山みち蕎麦みち 太野祺郎  山と渓谷社 02・初 2,000 A・1,600
*今が旬。 読んで味わう名山,蕎麦紀行。 自家製粉、生粉打ちといった蕎麦界のヒューウェーブに加えて、名山名水。 ここに全国のいい山、うまい店を網羅。 名山の麓にうまい蕎麦あり。(カバーより)  本書で取り上げた山は、奥武蔵と高尾山を除けば、日本山岳会選定の三百名山の山々である。その名山とそれに釣り合う名店を取り上げ、紹介したのが、本書である。 永年登山と蕎麦を楽しんできた著者ならではのエッセーである。 山好き、蕎麦好きにそれぞれお薦め。  北海道4山。東北11山・関東甲信越9山・中部山岳11山・関西5山・中国四国九州5山andアンナプルナ。
C−321 くだもの歳時記 草川俊 読売新聞社 88・初 2,000 A・1,500
*日本で栽培されている果物48種について、12ヶ月に分けてちりばめ、それぞれについて文学との関係・特徴・分布・栽培方法から食べ方・料理法にいたるまで詳しく語る楽しいエッセー。
C−322 友あり食あり又楽しからずや 鈴木三郎助 徳間書店 89・初 2,000 A・1,500
*三年程前より「味の手帖」でのホスト役として いろいろな分野の方々と楽しいお話をさせて頂いておりましたが たまたま 徳間康快さんのお目にとまり 一冊の本としてまとめて頂く機会に恵まれました。 「友あり 食あり また楽しからずや」 楽しく有意義な対談をいたしましたいまの気持を そのまま本にいたしました。(著者あいさつ文より)  対談相手は、いずれも著者が日ごろからよく知っている男女の文人・芸能人が選ばれている。 竹西寛子・神崎愛・石毛直道・青山俊・村田昭治・加藤はる・中尾ミエ・山本浩二・永山武臣・松岡きっこ・大石尚・中村通武・弓狩康三・高峰三枝子・中村紘子・三田政吉・今村昌平・石川さゆり 
C−323 ミステリー風味グルメの世界 西尾忠久 東京書籍 91・初 3,000 A・1,500
*ミステリー・シーンの中のさまざまな食べ物、料理,酒。 ヒーロー、ヒロインたちの食事に表れるお国柄、出自、社会的地位、趣味。 産経新聞連載「ミステリー小説 グルメの世界」をまとめて一冊に! ・探偵がワイルド・ターキーを飲む時代 ・ロマネコンティで教育された息子の至福 ・ソ連海軍は紅茶、アメリカ海軍はコーヒー ・ハードボイルド派探偵が食べる半熟卵 ・ニューヨーク・カットのサーロイン・ステーキ ・コロンボ警部が部下におごったトウフ料理 ・英国スパイはコーヒーカップにこだわる・・・・・・・etc.
C−324 春夏秋冬 料理王国 北大路魯山人 淡交新社 60 9,800 A・550
*淡交新社から「料理生活七十年の体験を通じて、あなたの料理哲学、料理を通じての人生観といったようなものを書いてほしい」とおすすめがあったのを潮時に、常日頃、話したり、書いたりしたものの内から、この趣旨に沿うようなものばかりを拾い集め、読み返し、最近の感想やら、二三の具体例などを補足してまとめたのが本書です。(「序にかえて」より) 「魯山人先生は料理の天才である。 天才が、自分の一生に体験した料理の秘密をぶちまけたら、どんなに面白いだろう。 この本によって、その得難いことが実現したのである。」(帯より・・・・・・小島政二郎)   例のツール・ダルジャンで鴨の刺身を食べた有名なエピソードも本人の筆により詳細に紹介されている。
C−325 好食一代 狩野近雄 三月書房 75 2,000 A・1,500
*そこで「好食一代」だが、「銀座百点」の求めに応じて二年間連載した対談をもとにした食い物の随筆である。お相手をしていただいたのは二十四氏で、改めて厚く御礼申し上げます。(「序にかえて」より)   対談相手は、小林 勇・小島政二郎・横山隆一・檀 一雄・柳家小さん・藤原義江・坂東三津五郎・生方たつゑ等々当時の超一流の文人・芸術家・経済人等を網羅している。  著者は、毎日新聞中部本社代表・東京在勤常務取締役等を歴任した大物文化人ジャーナリスト。  
C−326 三河四季の味 長田銑司 れんが書房新社 83・初 2,000 A・2,000 布装・函
*三州碧南の昔から名の通った料亭「小伴天」のご主人永田さんが地元の新聞『中部新報』に、四季の味・風土の心『料理つれづれ』と題して連載されたのは、五十五年十月であった。 読者の一人の「小伴天のご主人は料理や歴史に詳しいから、何か書いてもらったら・・・・」の一言がきっかけであった。 連載については「地元」を足場に、と注文をつけてお願いした。 風土の中に生きる料理と冠婚葬祭のありようを書きついでの連載は、五十六年六月まで、通算百回の稿であった。 初秋から初夏へと、味と心が鮮明な筆となって好評であった。(本書別添の「栞」より  中部新報社社長坂田佳代)
C−327 タコの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 88・初 1,000 A・780
*名著「丸かじり」シリーズの第一作! ああ、あれも食いたい これも食いたい! 劇辛30倍カレーの辛さは? ネコ缶ってどんな味? 「くさい飯」の献立は?     最近、甘口のグルメ本ばかりだとお嘆きのあなたに贈る食文化丸かじりの豪快な味。   このシリーズの素晴らしさは、中島 らもさんのこの一文を紹介すれば十分だ。 「メシを食う前に、食欲をいや増しにするために、すこしだけ『メシもの』の本を読む。僕の場合は必ず東海林さだおさんの本である。『丸かじりシリーズ』という偉大なシリーズがある。『タコの丸かじり』、『伊勢エビの丸かじり』、『キャベツの丸かじり』etc etc。全部で十数冊になる。僕はこれが大好きで、座右座左座前座後においている。 東海林さんのエッセーには、何も難しいことは書いていない。例えば立ち食いそばで天ぷらそばを食べるときのコツ。かき揚げの天ぷらを、一度くるりとそばの下に沈ませてしまう。すると、上のそばを食べている間に、天ぷらはそばの汁を吸ってモロモロになり、なおかつ天ぷらからは濃密な油が汁の表面に浮いてくる。このモロモロをかき込み、ぽちぽちと油の浮かんだ汁をすするのである。こういう文章を読むと、どうしても立ち食いそばが食べたくなってくる。」(平成8・10・28朝日新聞『酒はもう』より)     初出誌『週刊朝日』87年1月2日号〜87年9月18日号(『あれも食いたいこれも食いたい』)
C-328 キャベツの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 89 1,000 A・780
*人気漫画家の著者が週刊朝日に長期連載中の食べ物についてのお話『あれも食いたいこれも食いたい』をまとめたもので、昨年出た『タコの丸かじり』につづく二冊目の本。ひょう逸味のある書名も目をひく。発売一ヶ月で三刷と売れ行き好調である。いうところの”グルメの本"とは異なって、食通ぶった嫌みがなく、著者の漫画そのままのユーモラスな文にイラストを添えて楽しませてくれる。取り上げているのは日常なじみ深い庶民的な食べ物ばかり。正月のモチ、なべ焼きうどん、アジの開き、カレー、タクアン、駅弁、納豆・・・・・・などが並び、三十五編。 都内で有名なラーメン店や親子丼店の行列に並んで味わったルポでは、行列の待ち時間まで記録する細かさ。本領(?)を最も示したと思わせるのは『カツ丼、その魅力』の一編。その自己流の食べ方を実にうまそうに語る。(平成元・3・13中日新聞書評)
C-329 トンカツの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 89 1,000 A・800
*胃袋に愛をこめてトンカツを! 磯の香りのトコロ天、真夏のビールに冷や奴、スルメ・スキヤキ・ラーメンにあれも食いたい、ちゃんこ鍋。これも食いたい、イモのツル。カニだブドウだソーメンだ。海苔だギョウザだ鰻丼。(帯より) 「私は食べ物の本を持っていきます。 特に東海林さだおは必ず。 あの人の本を読んでおなかをすかせ、宿に着いたら時代小説を。」(作家・高橋洋子−平成15・10・28朝日新聞<読書週間>『温泉を読む・文学につかる』より)
C−330 ワニの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 90 1,000 A・800
*ついに挑戦したワニのから揚げ・青春の思い出レバニラいため・心うきたつ三つぶ入り枝豆・運動会のお弁当・温かいホカ弁・・・・・・etc.(帯より)
C−331 ナマズの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 91・初 1,000 A・800 読了日書込
*ゴハンと仲良し豚肉生姜焼き・おかずの実力者ふりかけ・謎のナマズのフルコース・おいしく楽しい食生活から・コンニャク式減量法までを紹介。(帯より)
C−332 タクアンの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 91 1,000 A・800
*湯気につつまれたほんわか肉マン・お湯割り焼酎・生姜醤油・サツマ揚げの仲良しトリオ、昔なつかしい幸せの黄色いタクアン。(帯より)
C−333 鯛ヤキの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 92 1,000 A・800
*週刊朝日連載「あれも食いたい これも食いたい」ただただ美味!第7弾。 さくらんぼ・ラーメンライス・バタートースト・豚汁・漬物三冠王・ライスバーガー・鯛ヤキ。(帯より)
C−334 伊勢エビの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 93 1,000 A・800 書込み小
*週刊朝日連載「あれも食いたい これも食いたい」これは豪勢!第8弾。  伊勢エビの味噌汁・特注の駅弁・マグロの頭・マンボウの刺し身・刀削麺・タイ料理いろいろ。(帯より)
C−335 駅弁の丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 93 1,000 A・800 購入日記入
*週刊朝日連載「あれも食いたい これも食いたい」意外や意外!第9弾。  骨だけ缶・いも懐石・カレーおでん・ナルト・ホテルのカツ丼・コタツで食べる駅弁!(帯より)
C−336 ブタの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 95 1,000 A・950
*丸かじりシリーズ第10弾!!  ブタの尊顔を食す・鰻の刺し身初体験・タタミイワシの悲劇・・・・・・・。    「言葉にできない部分、絵にもならないような『食の光景』が出現する。といって新奇な食べ物や異常な人物が出てくるのではない。ごくふつうの動作やことがらが対象だから、読者はおのずとそこに、いつもの自分を見ることに。自分の世界を見るほど、おいしいことはない。(中略)この本は「あるある」感覚で書かれているのだと思う。あの店にはこんなにうまいものがあるという意味の、そらぞらしい「ある」ではない。食べる前、食べるさなかに誰でも覚えがあること、あまりにありきたりなことだけに人には話せないこと、でもそれがもくもくと食べて生きるぼくらの、ほこりたかき自画像なのだ。 これまでのグルメ本には情報、知識の門構えがあった。食べ物は意外に、遠いものだと感じさせた。希望のほかに絶望の味を高めた。食生活の、基本的な心もようのひとコマひとキレをひろいあげ、しびれるような絶妙のユーモアにくるんでさしだす本書の庶民性は共感を呼ぶだろう。」(平成7・2・19朝日新聞「ベストセラー診断」<詩人荒川 洋治による>) 
C−337 マツタケの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 95 1,000 A・950 朱線少
*町に出よう、何でもかじろう。 超日常的スナックから奇妙奇天烈発明料理まで。 究極のB級グルメ、ここに在り!(帯より) 
C−338 スイカの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 96 1,000 A・950 読了日書込
*丸かじりシリーズ第12弾!!  スイカのフランス料理・めざしの出世・スーパーの恥かしもの・魚の頭カレー・うな重と生ビール。(帯より)
C−339 ダンゴの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 97 1,000 A・1,000 読了日書込
*丸かじりシリーズ第13弾!!  舟でお花見・飲んべえの桃源郷・コロッケは醤油かソースか・昆布巻きの迷惑・格闘する上海がに等々(帯より)
C−340 親子丼の丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 97 1,000 A・1,000
*丸かじりシリーズ第14弾!!  焼き鳥各部論・駅の中で飲む・お茶漬ゴロゴロ・キンピラ族の旗手は?・香港物情特別大調査報告。(帯より)     傑作「名古屋喫茶店事情」も本書に含まれる。
C−341 タケノコの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 98・初 1,000 A・1,000 朱線少
*丸かじりシリーズ第15弾!!  春は草餅・焼きナスの当惑・ビフカツ万歳etc.(帯より)
C−342 ケーキの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 99 1,000 A・1,000
*丸かじりシリーズ第16弾!!  梅に甘酒・ホテルで鍋の食べ放題・麻婆豆腐四角伝説・いもぼう初体験・フィッシュ・アンド・チップス?(帯より)
C−343 タヌキの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 00 1,000 A・1,000
*丸かじりシリーズ第17弾!!   たぬきの勝ち・塩むすびの味・ポークソテーの無念・英国風午後の紅茶体験・糺弾、炊き込みゴハン。(帯より)
C−344 猫めしの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 00 1,000 A・1,000
*丸かじりシリーズ第18弾!!   ハムカツ再会・ウズラの親子丼製作報告・無洗米騒動・大福大戦争・ラーメンスープ製作日記・ラムネの流儀。(帯より) 
C−345 昼メシの丸かじり
C−346 ゴハンの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 02 1,000 A・1,000
*丸かじりシリーズ祝第20弾!!  「人間にはゴハンをよそうヨロコビがあるのだ」 釜飯のよそい方に「奉仕の心」を見つけ、ありそでなさそな「たぬき丼」を探し、ナンダカワカラナイ韓国食材もオソルオソル食べてみるーショージ君が挑むゴハンの数々。(帯より) 
C−347 どぜうの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 04 1,000 A・1,000
食エッセイ界のキング・オブ・キングついに21巻。 どじょう丼ヲドウジョ・・・・・。ネギの野菜界における位置は? どびん蒸しの疑惑とは? バウムクーヘンの穴もむむむと怪しい・・・・・食の問題は人生の一大事である。 誰よりもフカークこの問題を追求して17年、ショージ君の奮闘は続く。(帯より)
C−348 パンの耳の丸かじり
C−349 ホットドックの丸かじり 東海林さだお 朝日新聞社 05 1,000 A・1,000
*野球ヌキのホットドックはアリか!?を問うモンダイの23巻。 ドジャースタジアムで食べたホットドックはおいしかった。(東海林談) (帯より)
C-350 ビールうぐうぐ対談 東海林X椎名 東海林・椎名 文芸春秋 99 1,000 A・1,095
*椎名「このことだけはどんな本のも書かなかったのに(笑)」 東海林「辛かったろうね(笑)」     東海林さだおの謎、椎名誠の秘密、この一冊で、ただいま解禁!(帯より)
C-351 某飲某食デパ地下絵日記 東海林さだお 毎日新聞社 2,000 A・1,400
美味にも珍味にも目がない東海林さだおが贈るデパ地下うまいもの巡り。 五六品のフルコースをさあ、召し上がれ。(帯表より)  夢と希望と憧れのデパ地下。 ここにいるときの楽しさを何にたとえよう。 オモチャの国に迷い込んだ幼児。 砂糖壷に入り込んだ蟻。 何なら、ここに布団を敷いて住み込んでもいい。 そんな食べ物の宮殿の中のさらに選りすぐった銘品の数々を、童心に帰って絵日記風につづってみたら、こうなりました。 東海林さだお(帯裏より)
C-352 立原家の食卓 立原光代 講談社 00・初 2,500 A・1,500
*作家・立原正秋を支えた光代夫人の"素食”こそ"美食"のしまつな暮しの歳時記(帯より)       第一章 鎌倉、季の折ふし、第二章 素人の家庭料理、第三章 食卓の簡単な楽しみ 第四章 まずいものは口にしない、夫の信念 
C-353 美味の遍歴 本山荻舟・寺下辰夫 鋼書房 59・初 4,800 A・280
*美味の遍歴・郷土料理のあの味この味・ふぐの話・カフェー今昔談義・バアと喫茶店に分けて戦後復興期の食事情や食べ歩き報告をしている。 現在となっては、戦後資料的価値も高いし、興味深い。
C-354 美味はたのし 福島慶子 六月社 56・初 1,800 A・120 六月新書
*胃袋の話・巴里を食べる・日本を食べるの三部に分けて綴られた楽しい食随筆。 江上のオバチャマもちょっと出てくる。豊富な在欧経験と恵まれた家庭環境からにじみ出るゆったりとした語り口がよい。 特に店主のような年配者には1950年代の臨場感がたまらない。 当時の読者はきっとこってり具体的に描かれたエア・フランスの機内食メニューによだれを流したことだろう。
C-355 文芸春秋デラックス美味探求世界・日本の味 文芸春秋 文芸春秋 76・初 1,800 A・750
*華麗なカラー写真が紹介する世界各地の食事風景が先ず楽しい。 フランスの名店を辻静雄が案内する「レストラン拝見」もビジュアルで臨場感満点。 マキシムやラセール、ポール・ボキューズのなど有名レストランのメニュ表紙を紹介したBEAUTIFUL MENUも興味深い。 石井好子・開高健・黛敏郎出席の座談会「鳴呼、世界の大珍味!」も超豪華! 森敦・田村隆一の二本の味覚紀行もさすがに素晴らしい。 その他読物・エッセイ満載で超楽しめる一冊です!
C-356 中庭の食事 奥野信太郎 論創社 83 1,800 A・2,200
*清麗な文章と巧妙な座談で親しまれた中国文学者奥野信太郎は、昭和四十三年一月になくなった。 遺された文章の中には、雑誌や新聞に発表された後、随筆集にも収められず、そのままにしておくのは惜しいと思われる随筆も沢山あった。 それらの文章を集め、一冊の随筆集としたのが、本書である。 故に、食書というわけではないが、著者が著者だけに『食』についての記述は随処に散在する。  加賀雑煮・中庭の食事・中国料理のほんとうの味・カツの皿を前に一本・ツブと石狩鍋・大船のアジのすし・土佐の鰹ノタタキ等々。 名作『随筆北京』の愛好者には、見逃せない一冊。
C-357 居酒屋にて 奥野信太郎 論創社 83・初 1,900 A・2,200 購入日書込
* ひとり居酒屋に酒をくむとき、いつしか隣席に酒品卑しからざる紳士の在りて、問わず語りに浮世点描、師友追慕の滴滴たる感懐を洩らすを聴くー無礙自在にして含羞の人、奥野信太郎の文学精神は斯様な興趣の内に存する。弄舌浮薄なる随筆氾濫の中に"随筆の渇癒す"と絶賛された前著『中庭の食事』に続く、奥野随筆第二集。(帯より)    山椒のつくだ煮・おべんとう・秋茗荷・東京の味・精進料理等々『食』に関する記載もあちこちにちりばめられている。
C-358 舌鼓ところどころ 吉田健一 ユマニテ出版 76・初 2,800 A・1,000
*「味を追求することは、人生を探求することと似通っている。 風格ある味の風土記とその哲学。古今東西・春夏秋冬に人間の味覚を鋭く洒落た目で描いた名エッセイ。」(帯より)      店主がこの本を始めて読んだのが、昭和三十三年。赤いカバーのフランス綴じで、文芸春秋新社発行のきれいな本だった。 中身の中心をなす『舌鼓ところどころ』は、著者の全国各地食べ歩きでなんとも楽しいものだった。 新潟・大阪・瀬戸内海・長崎・金沢・神戸・酒田。 中でも僕は素朴な味わいの酒田が好きだった。 『胃の話』に出てくる著者が渡欧したときのインド洋を通って四十日かけてする船旅に出てくる豪華な朝食のメニューなんかもうらやましかった。 四十何年折に触れて愛読したから本の綴じも緩んでばらばらになりかかっている。(勿論、今回目録でご紹介するのはこのバラバラの文芸春秋新社版ではなく、ユマニテ出版の新装版です。)   本書は、『食いしん坊』『食は広州に在り』などとともに戦後あらわれた食書の名作として逸することのできない基本書の一冊である。
C-359 これを食べなきゃ−わたしの食物史 渡辺淳一 集英社 95・初 1,800 A・1,300
*「 このエッセイ集は1985年10月から、1987年10月にかけて、「モア」に連載したものである。 いま改めて読むと、当時の思い出とともに、文中にかなりの独断と偏見が散らばっていることがわかる。 しかし、舌の好みはもともときわめて個人的なものであり、そこがまた個人の生い立ちや嗜好に関わる独自なものであるだけに、ほとんどは独断と偏見と知りながら、そのまま残すことにした。 もともと、わたし自身が北国の生まれであるだけに、北の食物に甘く、採りあげたものも多いが、そのあたりも個人的な好みとして許していただきたい。」(「あとがき」より)    内容は、 T イクラ・カニ・バカジャケ・焼きツブ・トウキビとメロン・正調ラーメン・鮟鱇・すっぽん・ニシン漬け・納豆・湯豆腐・雑煮・フグ・鱈鍋・男爵いも・イカ・ジンギスカン等々。 U中国料理への旅・その一、その二に分かれる。
C−360 お菓子とわたし 森村桂 立風書房 74初 1900 A・520
*お菓子キチガイの著者が、お菓子の都パリに旅して、おいしいというお菓子屋さんに、片っ端から入って、そして家庭で・・・・。 バナナケーキ・キャトルキャー・クッキー・シュークリーム・パイ・ロックケーキ・フルーツケーキ等々味わったケーキについて思い出を語る楽しいエッセー。 著者は、作家豊田三郎の長女として東京に生まれ、昭和三十九年ニューカレドニアに単身旅行「天国に一番近い島」(学研版)を出版、一躍有名になる。
C−361 天晴れカレーパン 石坂浩二 主婦の友社 84. 1,900 A・750
「トヨタ・ミュージック・スコープ」(FM東京、土曜夜11時)で、ふと石坂浩二が洩らした一言から集まったカレーパンへのリスナーからの手紙の山が契機となって本書が生まれた。 内容は、カレーパンのいろいろ・カレーパン談義に花が咲く聴取者のオモシロ便り特集・パンや三が作ったユーモア広告集・石坂浩二、カレーパンを大いに語るその他盛沢山。
C−362 食卓の情景 池波正太郎 朝日新聞社 77

4,800
A・880 新装版
著者が始めて書いた食べものについての連載読物を一冊にしたもの。 食べ物に関する昔の思い出から最近の食べ歩きまで著者が思いつくままに気楽に書き綴った楽しい食べものエッセー。 食書の分野ではもはや基本書の一冊とも言うべき名作である。
C−363 食後のライスは大盛りで 東海林さだお 文芸春秋 92 1,000 A・950
著者の独壇場とも言うべきライトエッセー。 発表誌「オール読物」連載の「男の分別学」を改題し、1990年3月号〜91年9月号掲載文より選抜したもの。 もちろん、この著者のことゆえ内容はそのほとんどが食べもの関連。 楽しめますよ!
C-364 ニッポン清貧旅行 東海林さだお 文芸春秋 93 1,000 A・950
著者の独壇場とも言うべきライトエッセー。 発表誌「オール読物」連載の「男の分別学」を改題し、1991年10月号〜93年6月号掲載文より選抜したもの。 もちろん、この著者のことゆえ内容はそのほとんどが食べもの関連。特に韓国B級グルメツアーの三連発は最高。 楽しめますよ!
C−365 パリ食いしんぼう留学記 塚本有紀 晶文社 98第二刷 1,800 A・1,900
フランス料理と菓子づくりを学ぶため、ヨーロッパ最高の料理学校ル・コルドン・ブルーへ入学。言葉も技術も未熟ながら、誇り高きシェフに鍛えられ、世界各国から集まった仲間たちと共に料理の真髄をつかんでゆく。 驚異的な手間から生まれるコンソメ。素材の旨みを最大限に引き出す煮込み料理。 繊細かつ大胆なパイやアントルメ。本物のパン・チーズ・ワインの味を求めて旅もした。 美味の都パリでの刺激と発見に満ちた二年間。 みずみずしい果実のような留学紀。
C−366 金正日の料理人 藤本健二 扶桑社 03 1,900 A・1,429
独占手記!金正日宮廷最奥部に滞在13年、日本人専属料理人はそこで何を見たか? 世界的スクープ写真71点収録!もちろん職掌柄金正日将軍様の「食」の実態が興味深く語られている。
C−367 食べて、走って、金メダル! 金子ひろみ マガジンハウス 00・第1刷 900 A・1,200
これが「金メダル走」の素! シドニー五輪専属栄養士が明かすQちゃんのヘルシー&スタミナ食。高橋尚子選手の素顔のエピソードを交えながら、快挙を生んだゴールド・メニューを紹介すると共に、金子ひろみ風料理をお伝えできればと考えましたと著者は言う。
C−368 大食い入門 全国大食い探求会 ソニー・マガジンズ 94初 1,800 A・1,200
本書は、世界初の大食い入門書である。 1大食いの謎(大食いとは何ぞや?) 2大食い必勝法(「全国大食い選手権」とは?・大会戦績早見表・傾向と対策) 3大食い戦士列伝(栄光の男女10人) 4大食いの医学(大食いのメカニズム他) 特別付録ザ・大食い店カタログ・大食いの歴史(古代ギリシャ・ローマ・中世ヨーロッパの大食いたち、江戸の大食い大会とチャンピオンの系譜他)等々に分けてあらゆる角度から大食いに迫った力作である。
C−369 しょうゆでホッ しょうゆ味選考委 NHK出版 04第2刷 1,800 A・1,200
これだけは伝えたい52の思い出。心に残る醤油の味、忘れられない日々・・・・。懐かしさが香りたつエッセイ集。 一滴の醤油がなんと大きな世界を展開することか。 どの文章からも、しょうゆの香ばしい美味の気配が立ち上ってきた。(「しょうゆ味の思い出」エッセイ選考委員会審査委員長・立松和平)(本書帯より)
C−370 食べちゃえ!食べちゃお! 野中柊 幻冬舎 95初 1,800 A・1,600
「ヨモギ・アイス」で第10回海燕新人文学賞を受賞した著者の食べものにまつわるほのぼのエッセイ。 ピーナッツバター&ハニー・トースト、サラダ、ワッフル、ピッツア、タイカレー、パンプキンパイ、マンハッタン・クラムチャウダー、ビーフシチュー等々63の食べものとその思い出について「食べちゃえ!食べちゃお!」とばかり楽しく語っている。
C−371 海軍めしたき総決算 高橋孟 新潮社 83 1900 A・750
 あのフカに咬まれためしたき兵、その後いかが相成ったか?九死に一生を得、命ながらえたおのれの、それにし
てはあまりの恥ずかしき行跡、墓場まで口をつぐんで参る所存でしたが、敢えて一筆御報告申し上げます。日本へ帰って下士官となり、ソロバン片手の陸上勤務。しかし戦況はいよいよ悪化・・・・・・帰国、終戦と続く過酷な体験をコミカルに綴る、大好評「めしたき」シリーズ完結編。(本書の紹介文より)
C−372 一炊の夢 田中康夫 扶桑社 02初 1,400 A・1,429
長野県知事・田中康夫の"食"の原点! ”しなやか革命"に挑む著者の美しくも儚き食の遍歴が、今、明かされる。 「其れ其れの料理店には、相相応しき料理や規模が、詰まりは「生き方」が予め規定されていて、抗うと衰えはじめる。富すれば鈍する、と喩えるべきか。(帯より)
C−373 対談 料理長 村上信夫・高橋忠之 柴田書店 86 1,900 A・1,500
この対談は、帝国ホテル料理長村上信夫氏と志摩観光ホテル料理長高橋忠之氏が、二人の年代、経験の差、シティホテルとリゾートホテルの違いなどを前提とし、ホテルと料理と料理人を語りながら、料理長というものを浮き彫りにし、合わせて、料理人を志す人の指針たらんとした試みである。 対談は、晩春から梅雨にかけて、帝国ホテル、志摩観光ホテル、上高地帝国ホテル、吉兆東京店において、合計四回行われた。    
C−374 行くぞ!冷麺探検隊 東海林さだお 文芸春秋 96第2刷 1,000 A・1,100
東海林さだお初の全旅行記集。 ・盛岡冷麺疑惑査察団・正しいハワイ団体旅行・寿司食べ放題バスツアー・小樽の夜・うどん王国讃岐・博多の夜の食べまくり・続博多の夜の食べまくり・サファリ イン アフリカC-
C-375 美食の歓び キュルノンスキー他 柴田書店 70初 2,800 A・800
この本は、二人の博識な食通、キュルノンスキーとガストン・ドリースの共著である。 本書の原題は「美食の歓びと興味」であり、その名の示す通り美食の楽しさを謳歌すると共に、文学者、芸術家、国王などの美食に関する隠れた逸話や、料理の由来や作り方を作者が思いつくままに書いた愉快な読物である。 キュルノンスキーは1872年にアンジェールに生まれ、1956年にパリで死んだ。「美食のフランス」「食卓と恋愛」など美食に関する多くの著書がある。 ガストン・ドリースはキュルノンスキーの友人で食通である。
C-376 美食随想 ブリヤ=サヴァランに捧ぐ レオン・ドーデ他 柴田書店 73初 7,200 A・880
美食文学=リテラテュール・ガストロノミックという名称もフランスに固有のもののようである。 本書は、レオン・ドーデの「飲むこと・食べること」とモーパッサン、デュマ、キュルノンスキー、ポミアーヌ、ゾンビオー、レニエール、ラクルテル、シムノン、ショールという一流の美食文学者の作品の中から興味深い箇所を選んで訳した美食文学ア・ラ・カルトからなる。
C-377 美食の手帖 アントナン・カレーム他 三洋出版貿易(株) 81初 7,200 A・1,200
「美食の手帖」はフランスでなければ生まれない正にガストロノミーの本である。 内容は和やかな美食談義であって、決して堅苦しいものではなく、軽妙な才知(エスプリ)が読者の心を軽やかに弾ませてくれるであろう。(「訳者あとがき」より)  内容的には、伝説的な名料理人アントナン・カレームの「回想録」・食通として有名なグリモ・ド・ラ・レニエールの「美食歳時記」・ルイ・ド・キュシーの「料理術」・ブリヤ・サヴァランの「味覚の生理学」(抄)・アレクサンドル・デュマの「料理辞典」(抄)・付録・美食家の逸話からなる。
C-378 マフィア、殺しの食卓につく。 J・ケルモアル他 徳間書店 88初 3,800 A・1,000
歴史を塗り替える事件の前夜、マフィアは聖なる食卓についた!  ガリバルディからフランク・シナトラまで、シチリアマフィアの誕生から、今日までの、「食」と「殺し」の物語。 第1章ガリバルディと、おじたちと、そしてメッシーナの宴会(1860年)から第10章バラズッティ兄弟の孝心(1972年)まで、10個のマフィアによる殺しとそれにまつわるシチリア臭ふんぷんたる食卓の話。それぞれに詳細なシチリア料理のレシピつき。
C-379 ごはん通 嵐山光三郎 平凡社 96初 1,200 A・1,300
「日本ごはん党」を立ち上げて日本の米文化と米農家を支援してきた著者が、「うまいごはんを食べたい」とのホンネをむき出しにして書き上げたのが、本書である。 どの米がうまいか・新米・米の炊き方という総論からはじまって、おむすび・粥と雑炊・すし・どんぶり・味つけごはん・茶漬け・チャーハンとその他のごはん料理という詳細な各論に分けて「ごはん」というものの隅から隅まで洗い上げたので、日本人にとってはたまらない一冊となっている。
C-380 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる 石井好子 暮らしの手帖社 78第30刷 1,800 A・650
「たべものの随筆を書いてごらん、あなたは食いしん坊だから、きっとおいしそうな文章が書けるよ」 花森安治先生にすすめられて、暮らしの手帖に連載させていただき、そして一冊の本になったのが本書である。 今でこそいろいろな料理随筆が本屋さんに並んでいるが、本書は、そのはしりであった。 それにつけても花森安治先生の着眼点のするどさに敬服せざるを得ない。 この本はよく売れて、昭和三十八年日本エッセイスト賞までいただいた。 以来二十数年。 シャンソン歌手の石井好子の影はうすくなり、オムレツの石井さんと呼ばれる身となった。 この一冊を書いたおかげで私は前よりも料理通になり、料理も少しうまくなったのだから、私にとって、なんともありがたい本なのである。(「あとがき」より)      目次を紹介すると、また来てまた見て食べました・よく食べよく歌え・外は木枯らし 内はフウフウ・西部劇とシャンパンと豆と・紅茶のみのみ御菓子を食べて・とまとはむぽてと・フランスの料理学校等々。
C-381 東京の空の下オムレツのにおいは流れる 石井好子 暮らしの手帖社 85初 1,800 A・1,000
前著「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」が出版された後に、「暮らしの手帖」に5年間連載されたのが、本著である。シャンソンの中にお料理(LA・CUISINE)という歌がある。「若いうちこそ美容院に通い、衣装店をめぐり、それで男の心をつなぎとめていても、年をとってくると、みんな急にお料理に熱を上げる。 ダンナさまを家につなぎとめるものは、おいしい料理だけだから・・・・・」と歌っている。とにかく、料理上手になることは、決して損でないことはたしかだろう。(「あとがき」より)     前著と同じデザインのフランス綴じのおしゃれな一冊。   目次を紹介すると、・ロールキャベツは世界の愛唱歌・父とアラン・ドロンとスープ・春はふわふわ玉子のスフレから・クレープでブランチを・ナスとキャビアとムサカ・浜辺のパエリャ・バrンシアーナ・メグレ警視とシャンソンと・トゥール・ダルジャンのいり玉子等々。 
C−382 インドを食べる 浅野哲哉 立風書房 86初 2,000 A・1,000
大学の探検部でインドの「食」というテーマに魅せられた著者は、1977年以来4回延べ2年を超えるインド食べ歩きの成果をこの一冊に注ぎ込んだ。。 内容的には、村へ招待されて家庭料理をご馳走になる話・人力車夫の宿での貴重な体験・ハシシを初体験する茶店の話などを含む第1章「天竺への門」  菜食レストラン・チベッタンの学食・インド最高級レストラン体験などを含む第2章「北インドを食べ歩く」   南インドの定食とバナナの葉皿・南インド料理の真髄・チェティヤール・カースト専用食堂の話などを含む第3章「南天竺定食探検」  村の結婚式・岩山の祝宴・蓮の葉に盛られた菜食カリー・牛肉を食らう街等を含む第4章「天竺の直会(なおらい)」に分かれる。  著者の描いた味わい深いイラストが随処にちりばめられているが、そのいずれにもインドへの深い愛情が感じられてほほえましい。    
C−383 身体にやさしいインド 伊藤武 講談社 94初 1,900 A・1,500
「今までのインド紀行にあったようなある種の堅苦しさ、小難しさがこの本にはまったくない。 楽しく、わかりやすく、しかも科学的にインドの魅力がスパイスの香りのように伝わってくる。 読んで私は今すぐインドに行きたいと思ってしまった。」(カバーコピー村上龍)  人間は「食」を通して環境を体内に摂り入れるーこの単純な哲学に根ざしたインド庶民の「生」を追体験。 目次を紹介すると 序 はじめにカレーなる薀蓄を・1ここは天竺ほとけの湯・2生命の科学アーユルヴェーダ3醍醐の味・4行者の宴・5キラータの米・6金毘羅の海・7胡椒のスープ・8祝いの膳・9十六歳の乙女のお臀・10三角の宝もの・11幻の酒・12愛のカレーとなる。
C-384 モーツァルトの目玉焼き 小田晋 はまの出版 95初 900 A・1,500
「人間と文化と歴史をめぐる『食べることの話題』を、できるだけ気楽に、散歩するようなつもりで書いたのがこの本である。 権力者や芸術家、学者など「歴史を作った人」の「食」に関する話題について、精神科医の立場から迫ってみた。」(「はじめに」より)   フロイト・ノストラダムス・モーツァルト・ベートーヴェン・芭蕉・宮沢賢治・森鴎外・種田山頭火・織田信長・楠正成等々天才・異才・奇才たちの胃袋は如何に?  著者は、筑波大学教授(精神病理学)にして、知人の勧めにより本文を月刊誌「味の手帖」に連載したものである。
C−385 イギリスの豚はおいしいか? ポール・ハイニー 新宿書房 97初 1,800 A・2,200
イギリスの放送ジャーナリストが、子供の頃に食べたハムを探し、イギリスやアイルランドの田舎を訪ね歩き、ついにルーマニアの農家にまでたどりつく。 そしてとうとう自分で豚を育て、ハムを作り始めた。 ハムを愛(眼)で、豚をいつくしむ素晴らしき英国カントリー・ライフ。    詩人と豚は、生きているうちは評価してもらえない。(イタリアの諺ー本書から)
C−386 海軍めしたき物語 高橋孟 新潮社 79
1900 A・750
* 著者は、「新大阪新聞」「神戸新聞」で定年まで漫画を書き続けた記者であるが、戦時中、海軍にとられて戦艦霧島乗務の主計兵(とはいっても烹炊担当つまり、めしたき兵)として上官のしごきに耐えつつ生き抜いた顛末を、コミカルなタッチで綴るイラスト・エッセイ。 彼は、昭和18年,砲艦武昌丸乗務中に乗艦が撃沈され、漂流中足をフカに 咬まれるという目にあいながらも生還した。彼の酒友田辺聖子さんに、この”フカのいきさつ”を書いてみないかと勧められて書き上げたのが本書である。ともかく面白い。お勧めの一書。
C−387 味覚 大河内正敏 有情社 47初 4,800 A・40
江戸前の魚、すき焼きと火鍋子、釣船の朝飯、フランスの鴨。 理研コンツェルンの総帥が、巣鴨プリズンの独房で、かって浸った味覚の世界を追想し、素材と調理、食と文化への想いをめぐらす。 本書は、昭和二十二年発行の有情社版の貴重な原典である。 ロッパの「悲食記」にもその食書ノートの中で紹介されているが、こってりと脂っこいものの好きなロッパは、『文章に凝っていないから、さらさらと、覚書を読むような感じだった。』と批判している。 しかし、今改めて読んでみると、なかなか味わい深いほのぼのとした文章である。 戦前の名士であるから当然銀の塔(ツール・ダルジャンー著者は大正六年にこの店に行っているのだ!)・御狩場焼・北京正陽楼のジンギスカン料理も経験しており詳しく紹介されている。 
C−388 味覚秘帖・舌鼓のうちどころ 江原鈞 北辰堂 59初 4,800 A・290
明治二十二年大阪船場の醤油醸造家の長男に生まれた典型的な「ええし」であり「ぼんち」でもあった著者が、自らの華麗な食趣味の世界を回顧して楽しみつつ書き上げたものが、本書である。 父祖代々茶趣味の家で、自然幼少の頃より食趣味の影響を受け、人一倍関心を持ち今日に至る。(筆者紹介より)   内容的には、仔の珍味・生命を食う醍醐味・ふるいものの醇味・料理のいのち・官能美味談義・味の七いろ・匂いと香り・味覚小編に分かれる。  店主愛読の一冊で、この本のおかげで実に色々な食に関する貴重で楽しい知識を得た。 からすみ・キャビア・蝦子(ヒアツー)・鮑(あわび)のとろろ・大津坂本屋の鮒鮓・伊勢海老の洗い・河豚と鯛の刺身・著者の父が愛したというなたね漬・めかぶ・神戸のインド人アパートで手掴みで食べたインド料理の話・甘くて豪華な八宝飯・来日したドイツのハーゲンベックサーカス団のテントの中で食べたサワークラウトとピックナックルの美味・勧業館でうるかを買って梅毒持ちと間違えられた話・ターターステーキ・ビストロバーネットでのディナーパーティ・川口町の天華倶楽部で味わう脾骨、呉巴、玉蘭片の美味等々。  楽しい思い出に包まれた食エッセイの中から戦前の大阪・神戸のほのぼのとして臨場感溢れる情感がうれしい。
C-389 贋(にせ)食物誌 吉行淳之介 新潮文庫 80第10刷 500 A・320
鮨屋でトロをたくさん食べるのはなぜその店に気の毒であるか、別府温泉の城下がれいがいかに美味であるか、落花生と南京豆とピ^ナッツは同じものか異なるものか、etc・・・・・・たべものを話の枕として、男女の問題、少年期の回想、交友、お酒、セックス、ギャンブルその他豊富な人生経験を自在に語る洒脱なエッセイ。 本文と絶妙なコントラストをなす山藤章二のイラスト101点を併録する。(本書カバーコピーより)
C−390 グルマン福沢諭吉の食卓 小菅桂子 中公文庫 98初 1,500 A・705
慶応義塾の創設者であり、明治を代表する啓蒙思想家であった福沢は、"食と健康の思想"の普及にも熱心な食通だった。 ハヤシライス、牛乳、ビールなどにまつわる様々な逸話を交えながら「隠れグルマン」諭吉の知られざる側面に迫った異色の評伝。
C−391 殿下の料理番 渡辺誠 小学館文庫 02 900 A・476

昭和天皇、今上陛下、皇太子殿下の三代にわたって仕えた宮中料理番、二十六年間の日々。 特に皇太子ご夫妻ご成婚直前のお素顔、「食」を通した御所での日常が始めて明かされている。 たとえば、皇太子様が淹れられたコーヒー、雅子様が作られたチキンカレーとオニオンスープ。そして、退官直前、両陛下が要望された「最後のリクエスト」など微笑ましいエピソードの数々・・・・・・。 さらに、これまで知りえなかった、宮中での食材の選び方、調理の仕方、厨房の様子などを事細かに紹介。(本書のカバーコピーより)
c−392 (季刊)くりま 創刊号 文芸春秋編 文芸春秋 1980夏 1,400 A・1,500
創刊号をお届けする。 誌名の「くりま」はフランス語のclimat−風土あるいは気候の意味である。 この風土という壮大なテーマに新しい切り口と大胆な視点でせまろうと構成したのがこのグラフィック誌である。 アメリカには「ナショナル・グラフィック」、ドイツニハ「ゲオ」という世界の自然と人間を主題にした見事な啓蒙雑誌がある。 それらに範をとり世界人の目で日本を見直したい。 思い切ってビジュアルで、斬新で、こうと損ずるところを新しい雑誌に結集したつもりである。(創刊号の後記より)     内容的には、金沢(二人だけのシンポジウムー丸谷才一・山崎正和)・(特集)根釧平野全景・「長篠合戦」の原像を求めて(上山春兵)・日本人インディアン、マッケンジー河に死す(五月女次男)・国境の町かどに立って(増井和子)・安曇野(安野光雄)等々。 本誌の段階では未だ「食」を中心にはなっていない。
C−393 (季刊)くりま 第2号 文芸春秋編 文芸春秋 1980秋 1,400 A・1,300
(特集)森の声を聴け・小樽(二人だけのシンポジウムー丸谷才一・山崎正和))・パリの壁(小川国夫)・渋谷ハチ公前広場−「待ち合わせ」の研究)(加藤秀俊)・東北維新・新幹線がゆく(畑山博)・安曇野の秋(安野光雄)・敦煌全壁画等々。 本誌の段階では未だ「食」中心にはなっていない。
C−394 (季刊)くりま 第3号 文芸春秋編 文芸春秋 1981新春 1,400 A・1,300
(特集・60頁)長安へ・宇和島(二人だけのシンポジウムー丸谷才一・山崎正和)・雲南に日本の古代を探る(萩原秀三郎)・安曇野の冬(安野光雄)・(特集2・36頁)宮沢賢治グラフィティ     本誌の段階でも未だ「食」中心とはなっていない。  
C−395 (季刊)くりま 第4号 文芸春秋編 文芸春秋 1981春 1,400 A・1,400
<総力特集・113頁>ニューヨーク’81・長崎(二人だけのシンポジウムー丸谷才一・山崎正和)・安曇野の春(安野光雄)・ヴァイキングの光(谷口幸男)     本誌も第4号を迎え、一点に集中した特集をメインに置くと共に,「食」を重視し始めた。(特集では、「人種の街を食べる」<ミミ・シェラトン>が28頁と充実)
C−396 「食」−京都の誘惑(季刊くりま第5号) 文芸春秋編 文芸春秋 1981夏 3,600 A・1,400
誌面一新! 全編が「食」に記事で埋め尽くされた。 食のビジュアル大判誌「くりま」の発進である! (特別企画)日本一の市場「錦小路」−錦で何を買うか(丸元淑生)・全百四十五店大図鑑・疎水とゴリラと山菜と(安岡章太郎)・京都の人は毎日何を食べているのだろう(松山猛)・ニラミダイの研究(玉村豊男)・すぐきはなぜうまいか(林義雄)・京野菜の四季(大橋正)・身欠き鰊と棒鱈が育てた文化(石毛直道他)・琵琶湖のモロコ(フォト・ルポ)・京菓子の美ー「初夏」をつくる・ホントにいい店うまい店・視界360度京都グルメ地図等々食の話題満載!      本誌は発売当時大好評で、売り切れ店続出であった。
C−397 食いしん坊のPARIS(季刊くりま第6号) 文芸春秋編 文芸春秋 1981秋 3,600 A・1,500
パリっ子は何故ウマいものをあんなに食べたがるのだろう? その<食生活と文明>をまったく新しい視角で考える  ・貴族から乞食までパリっ子は何を食べているか?・カルムの朝市・眼で食べるフランス菓子の精華・僕の移動祝祭日・高級レストランに於ける本格マナー大演習(玉村豊男)・新幹線に乗ってエスカルゴを食べに行った。(宮脇俊三)・名菜譜ーパリで一番うまいもの(増井和子)・ディップーパリにもっとも近い漁港(ルネ・ロラン)・よき葡萄の木は「天才」に似て(対談ー安岡章太郎+開高健)・安く食うパリ(丸元淑生)・パリ版ホントにいい店うまい店・視界360度パリ・グルメ地図等々食の話題満載!
C−398 カリフォルニアの夢(季刊くりま第7号) 文芸春秋編 文芸春秋 1982新春 3,600 A・1,600
特別企画「黄金の大地へ」(part1サンフランシスコがいちばん美しいとき・part2カリフォルニア縦断3000キロby丸元淑生)・手巻き寿司の美学(石毛直道他)・カリフォルニア・ワインメーカー探訪記(玉村豊男)・チャイナタウンで何を食べるか(里美真三)・ファーマーズマーケットを徹底案内する)・西海岸で本物を買う(編集部)・いまアメリカでもっとも哀れな体重の不自由な人々の物語(玉村豊男)・アメリカ7人は毎日何を食べているのか(福田みずほ)・盗まれた豆腐・「失われたとき」を求めて旅立とう(枝川公一)・サンフランシスコ&ロスアンゼルスいい店うまい店・切り取り保存版カリフォルニア大地図等々食の話題満載!
C−399 東京人の食(季刊くりま第8号) 文芸春秋編 文芸春秋 1982・春 3,600 A・1,500
もんじゃ焼からフォアグラまで何でも食べられる雑食都市研究ー徹底ガイド。 (特別企画)世界一の市場「築地」・原色築地魚類図鑑・カラー版築地市場大地図・お買い得場外市場ガイド・ラーメンとマダガスカルのキツネザルに関する九つの断章(東京文化論へのアプローチとしてのby玉村豊男)・「くりま」が選んだ東京のラーメン屋102軒・居酒屋学(ビストロジー)入門(松山猛)・天丼讃(富永明夫)・東京のフランス料理を食べてみたら(仲澤紀雄)・わが”めし処”ベスト200(大河内昭爾)・昭和史として見たグリコのおまけ(飯窪敏彦)等々食の話題満載!
C−400 沖縄の食(季刊くりま第9号) 文芸春秋編 文芸春秋 1982夏 3,600 A・1,500
(総特集)長寿日本一沖縄の食・色彩の饗宴那覇巧拙市場を歩く(里美真三)・沖縄のビフテキ(吉村昭)・フランス料理、あら沖縄風(玉村豊男)・史上最高の正餐夢の「五段料理」を味わう(古波蔵保好)・僕の那覇ブラブラ案内(松山猛)・風味絶佳滋養豊富勢力増強「海蛇料理法指南」・琉球惣菜名鑑(玉村豊男)・オキナワいい店うまい店等々食の話題満載!