目録 C
C-7 グルメエッセー・飲食随筆・食の記録ルポルタージュ等(7) (庫:文庫) (単位:円)
番号 書名 編著者名 出版社 刊行年・初再版 価格 程度・定価 摘要
C−601 味のたくみ 重森守 あまから手帖社 87初 2,300 A・1600
「こんな微妙な味わいはわししか出せへんのや」 うまいもんの本場・関西。 その代表的な味を生み出し、育てている名職人30人に密着取材した、味わい深い読み物。 なぜ関西の食べものは美味しいのか、どんな秘伝があるのか、ガンコで偏屈な職人たちの素顔は・・・・・と、すべての疑問に答えてくれる楽しい人間ルポであり、形を変えた軟派の食文化論である。(本書帯コピーより)  京都では、スッポン料理「大市」・京ちまき「川端道喜」・有職料理「萬亀楼」・生麩「麩嘉」・嵯峨豆腐「森嘉」等々、大阪ではうどん「松葉家」・関東煮「たこ梅」・かやくめし「大黒」・鯨料理「西玉水」・ふぐ料理「浜藤」等々、神戸ではあなご寿司「青辰」・洋食店「ハイウェイ」・中国料理「西神戸牡丹園」等々の名職人が語る!語る!
C−602 美味しんぼ主義 雁屋哲 角川書店 1989 1,800 A・1000
「美味しいものをたくさん食べたい!」と、食全般にニラミをきかしている美味しんぼの雁屋さん。 その結果得た、山海の豊かな味との出会い、素材チェック法。 家庭での料理法などは、まさに感動的な愉楽の発見!といえるでしょう。 味の原点に立てば、舌は安全な本物は美味しく、危険な偽物はまずいという明快な結論を示します。 インスタント主義、グルメめぐりを切り換えて、現代に「挑戦」する、積極的美味しんぼ主義のおすすめ!(本書カバーコピーより)   うどんをゆでたら水でざっと洗って大きなザルにあけます。 中皿にそのザルから三口か四口ぶんずつ取って、その上に削りたてのカツオブシをたっぷりふりかけ、長ネギのミジン切りをパラリと撒いて、生醤油をかけ回して、あとは一気にズッ、ズーッとやっつけます。 これが実になさけない。 こんなもんが、どうしてこんなに旨いのか、と思うとなさけない。(本書「あとがき」より)     *本書は、東京新聞に「美味しんぼの食卓」という題で連載した文章を集めて本にしたものである。 
C−603 納豆の快楽 小泉武夫 講談社文庫 06初 900 A・533
納豆をこよなく愛する「発酵仮面」こと小泉先生が、日本が誇るスーパー食品の秘密を徹底解明! 「納豆はなぜうまい?」「糸の正体」「ミネラルたっぷり男の武器」「食中毒防止に携帯納豆」など、盛りだくさん。 正しい練り方から納豆デザートまで、小泉流怪食レシピも紹介した、読んで納豆喰う=納得の食エッセイ!!(本文庫カバーコピーより)
C−604 少年とグルメ 赤瀬川原平 講談社文庫 93初 900 A・440
遠足の日のガム。 食べても食べても減らないお菓子の初登場。 凄かった! −ニッポンのそこここに貧乏がゴロゴロしていた少年時代の、空腹と食べ物をめぐる連作エッセイ。 特異な感覚が虚実ないまぜの語り口で料理した本書は、おかしくせつなく懐かしく、飽食の時代、逆説にみちて、妙にクセになる味です。(本文庫カバーコピーより)
C−605 辻留 ご馳走ばなし 辻嘉一 中公文庫 99 900 A・629
茶懐石の老舗の主人というだけでなく、家庭料理の普及に貢献した料理人がつづる実用エッセイ集。 六十余年にわたって見つづけてきた茶懐石、食器、風物、そして家庭料理のあり方や作り方を、体験をとおして語ってくれます。 内容的には、「わかみず」新春、「しろざけ」早春、「よざくら」春、「くんぷう」初夏、「うちみず」夏、「すずかぜ」初秋、「こうよう」晩秋、「あわゆき」冬、「かおみせ」師走、「お料理かるた」に分かれる。
C−606 庖丁一本がんばたンねん! 橋本憲一 新潮文庫 89初 900 A・280
「そうや、料理屋や、料理屋やったらええやんか。 き・め・た」。 病気の母親を抱えた一人の若者が、生活のために料理屋を開くことを決意した。 資金も経験もない素人の悪戦苦闘が始まる。 庖丁の握り方、メニューの考案、魚のおろし方、いいネタの仕入れ方・・・・・・。 熱意と友人の助力を武器に、次々と起こる難題を乗り越えてゆく著者が、成功するまでを描いた自叙的ノンフィクション。(本文庫カバーコピーより)
C−607 アジア菜食紀行 森枝卓士 講談社現代新書 98初 1,500 A・640
なぜ肉を食べないのか、「精進」の思想はどんな生命観に基づくのか。 灼熱のアジアを旅しながら、その奥深い食文化の歴史と背景を探る。(本新書カバーコピーより)  内容的には、第一章「インドでハンバーガーを食べながら」、第二章「ダイエットのために菜食をー中国的<素食>世界」、第三章「ベトナムの精進屋台とタイのヴェジレストラン」、第四章「そして日本ーミミガーと豚骨」、最終章「それでは菜食主義とは何か」に分かれる。
C−608 象牙の箸 邱永漢 中公文庫 76再 900 A・220
a 美食の精華は中国料理。 そのみごとな板前ぶりを発揮しながら、故国中国の風味、人情等を楽しく語る料理随筆。 ニンニク、あわび、魚と塩、モヤシ、パパヤ、嫉妬ー啖い且つ読む30編。(本文庫カバーコピーより)
C−609 うまいもの歳事記 大久保恒次 朝日新聞社 73初 2,200 A・550
<美味求真>の楽しい読みもの> うまいものには旬があった。 それを新しい旬が変革しつつある現実をふまえた、四季の家庭料理・郷土料理の卓抜な解説書でもある。 食い倒れの上方に生まれ育った著者が贈る、最新の歳事記。(本書帯コピーより)   本書は、雑誌「マダム」に二年間連載したものを,補訂・整理したものである。
C−610 たべもの世相史・東京 玉川一郎 毎日新聞社 76初 1,800 A・980
「明治三十八年十一月五日、東京は本郷四丁目で生まれた。 物心がついて育ち、学生時代を過ごした時代のことを書き、サラリーマンで過ごした時代のことを書いたつもりである。 上流社会のことは知らない。 と、いって、別に裏長屋の育ちでもない。 だから、どこの何がうまいとか、天ぷらは何に限る、などという「食通の書」ではない。 東京の市井の喰いものの歴史みたいなものを書いたのである。 地域的にも限られているし、環境の影響はいうまでもない。 しかし、全部が、私の目で見、手で触れ、足で行ったところ、そして口で味わったことを書いたつもりである。(本書「まえがき」より)  内容的には、大正編(レモン水・ミカン水の自動販売、焼芋屋、そば屋の今昔、ミルク・ホール、蜜豆のこと、汁粉屋のこと、オーギョーチー等々)、昭和戦前編(ビヤホール、カフェーについて、十銭スタンド、牛飯・牛丼、川甚のこと、電気ブランのこと、安い天ぷら・天丼の話等々)、戦中・終戦直後編(闘食記、国民酒場、疎開先の食生活、終戦直前直後の食堂、外食券食堂、新橋第一ホテル付近の闇市等々)に分かれる。  *著者は、戦前戦後にかけてのユーモア作家、NHK[とんち教室」のレギュラーメンバーであるから当然文章は楽しい!  杉浦幸雄の挿絵もたっぷりあっていうことなし!   
C−611 ショージ君の満腹カタログ 東海林さだお 文芸春秋 80 1,600 A・880
ご存知「ショージ君の」シリーズの最終巻。 もちろん、安心して笑えます。 このシリーズに当たり外れはありません。 内容的には、「最近ナワのれん考」、「桜咲イタ咲いた」、「苦吟・吟行・井の頭」、「プロ野球は面白いか?」、「東京湾の夕涼み」、「どうなったかな、成田」、「ふり向けば秋」、「雨天決行ぶどう狩り」、「駄犬は無用ドッグショウ」、「買出しバス陸奥へ」、「焼芋おじさんかく語りき」、「鰻を食べに埼玉へ」、「伊豆にて自主トレ」、「泣き笑い終電車」、「おにぎり連休いざ公園」、「戦々恐々また選挙」から成る。
C−612 料理上手は老い上手 東畑朝子 海竜社 86初 1,900 A・1100
料理はクリエーション。 下手でいいのです。 お料理大好き人間は、人生を何倍も愉しめます。 頭も心も体も、生き生き動いて、生涯現役。 フード・ドクターが提案する、人生80年代を美しく健康に暮らす秘訣!! 内容的には、「 料理の好きな女は年をとらない」、「 おいしく食べていきいきやせる食事の仕方」、「 注目!この食べもので老化は防げる」、「 成人病の恐れから開放される食事の仕方」、「 お米とお酒、この食べ方で安心」、「 人生80年代を生き生き暮らす女の食事法 」に分かれる。
C−613 インド料理はお好き? 畑田鈴子 TBSブリタニカ 91初 2,000 A・1300
インド料理に魅せられて、本場ニューデリーの料理教室に飛び込んだのはいいけれど・・・・。 ああ!楽しく可笑しく哀しく腹立たしく、そしておいしいおいしい私の体験記。 巻末付録:家庭でつくれるインド料理22点
C−614 パリ 旅の雑学ノート 玉村豊男 ダイヤモンド社 80第8版 2,800 A・1200
パリへ行く人は、このhんを読むと役に立つと思う。 パリへ行かない人も、この本を読めば面白いと思う。 パリについて書かれた本はいっぱいあるけれども、他の人が見逃した、あるいは、そんなクダラナイことはどうでもいい、といってネグレクトしたことばかりを拾い集めてしっつこく並べてみた。 そこがこの本の特徴で、いわばアドレスのないガイドブックであり、エッセイであり、パリという都市の考現学でもある。(本書カバーコピー「著者自身による宣伝文」より)   *本書は、著者の、書き下ろし処女作、というか、筆おろし童貞作である。(「著者自己紹介」より)    内容的には、1「カフェ」−カフェの構造と機能、カフェのメニュー、カフェとキャバレーの履歴書、2「舗道」−舗道のシステム、舗道に生きる人々(乞食・ポリス・大道芸人など)、3「メトロ」−メトロ・バス・タクシーに分かれる。
C−615 宮廷料理人アントナン・カレーム イアン・ケリー ランダムハウス講談社 2005 4,800 A・2400
料理人の王にして王の料理人、アントナン・カレームの華麗な生涯。 王家の食卓、ナポレオンの結婚式、野原での大饗宴、世界史に刻まれた大晩餐会の数々を再現! 彼の料理を食べることは叶わぬ夢だが、そのレシピは今日まで人々を魅了し続けてきた。 ソワイエ、エスコフィエ、ボキューズ、ビートン夫人・・・・。 名だたる料理人はみな、セレブリティ・シェフの元祖、アントナン・カレームに足を向けて眠れないはずだ。 本書は目で味わう美食の物語である。(本書帯コピーより)    「1815年、ロシア皇帝アレクサンドル1世は、パリから150キロ離れたヴェルテュの野原で戴冠記念日の晩餐会を催した。 牛、仔牛、羊の群れがパリからやってきた。 300人分のテーブル、リネン類、銀器、ワイン、野菜、鶏肉、小麦粉、砂糖、卵などが山と積まれた。 地元の氷屋を一軒買い取った。 ルイ18世お抱えの建築家が図面を引いた。 アントナン・カレームは40人のシェフを率いて、この世界史に残る大晩餐会を成功させた。 まさに、この世のものとは思えない”夢の饗宴”であった。」(本書第8章より抜粋)   *「エスプリのきいた文章に、挿絵、メニュー、レシピがふんだんに盛り込まれ、革命と反動、優美さと過剰さが渾然一体となった”あの動乱の時代”を鮮やかに描き出す。(ロサンゼルスタイムズ紙)、「カレームの時代に生きた人々、彼らが息づいていた場所、食べていた料理・・・・・。 そのすべてから立ち上る芳香に、読者は思わず酔ってしまう。」(タイムズ文芸批評)   
C−616 パンをめぐる旅 スーザン・セリグソン 河出書房新社 04初 2,800 A・2000
パリっとした皮のバケット(フランス)から、共同パン窯で焼かれる何百ものパン(モロッコ)、史上最強・米軍の「完璧な」パン(アメリカ)まで、パンと旅をこよなく愛する若者、自称「さすらいのパン好き」ガ、パンの魅力、パンをつくる人々の情熱、さまざまな土地の日常と文化を、颯爽とおいしく綴る。 これまでになかった、パンと旅の魅惑のエッセイ。(本書カバーコピーより)
C−617 戦国武将の食生活(勝ち残るための秘伝) 永山久夫 ジャパンポスト 87 2,800 A・1200
玄米飯に味噌汁、目指し、いもの煮物・・・・・。 此の戦国武将の食事を、グルメボケした現代人が見たら、これ以上ないような"粗食"と思うかもしれない。 ところが、生命力の強化、脳機能の向上からいったら、戦国武将の食事のほうが、はるかに優れている。 "粗食"ではなくて、「素食」だからだ。 これが、実は「勝ち残るための食事法」なのだ。 「素食」が、素材が本来持っている、「もと味」、「もと栄養」、「もと薬効」を、そっくり残さず食べてしまう。 つまり「一物全体」である。 戦国武将は、この「素食」による「勝ち残るための食事法」が、実にうまかった。 この「素食法」は、実はたいへんによい。 長寿食でもあるのは、本書の「意外に長生きしている戦国武将」を見てもらえば、ご理解いただけるとおもう。(「あとがき」より) 
C−618 食いしんぼう釣り日記 盛川宏 立風書房 89初 1,000 A・1030
ゲンダイ」好評連載の「食いしんぼう釣り日記」が本になりました。 釣りバカと食いしん坊と飲んべえが、ウマイ魚が食いたくて目の色変えて東奔西走/北見けんいち(画)(本書カバーコピーより)
C−619 「たべものや」の台所から 「たべものや」編著 柴田書店 82 3,900 A・1200 シリーズ食生活の再発見 3
「たべものや」は東京・西荻窪にあるレストラン。 女たちだけで運営するこの店はちょっと風変わりだ。 私たちって結局わがままなのよネと公言する彼女たち。 食べ物のこと、店のこと、女の生き方のことなど、彼女たちの伸びやかで大らかな考え方を描く。 私たちの生き方が、ここにある。(本書カバーコピーより)
C−620 高下駄とキッチンシューズ 横川正夫 朝日新聞社 92初 1,200 A・1600
ロンドンの日本料理店に勤めながら、フランス料理店や韓国料理店の厨房に入り込み、L.A.ハビバリーヒルズまで足を伸ばし・・・・。 大学院で社会学を修めた変り種のの板さんが、探究心のおもむくままに"食の現場"に出没し、客の生態からテーブルマナー、調理法、調理場の人間模様までを軽妙な筆致で綴る。(本書帯コピーより)
C−621 たべもの歳時記 四方山徑 立誠社 43初 1,900 A・2.6
本書は、大東亜戦下に於て一億国民挙って「乏しきに耐え」且つ「足ることを知って」たべものの真の美はしさを生かし、その限りなき楽しさに浸るべきを希ふ私の随感随想を集めたものである。 私は飲食良品業界の一算盤人で、文筆の士ではない。 日々あきなひの煩雑に追はれつつ、その寸暇を偸んで筆を執り、余り他に類例のない俳諧の世界よりたべものを論じ、侘しさに徹し、足らざるに耐えた芭蕉の精神を聊かでも宣揚し得た事を私に喜んでいる。(本書「後記」より)   
C−622 旬の魚河岸 北の海から 川嶋康男 中央公論社 98初 1,500 A・1400
のどが鳴る、舌が躍る、旬の魚介の味尽くし。 魚介の宝庫北の海に、浜の秘造り味を徹底ルポ。 切り口鮮やか、「北の魚河岸見聞録」。(本書帯コピーより)   「北の魚」の持ち味や旬の味。 あるいは産地で育まれた浜での食べ方など、その一端を知っていただければ幸である。 魚食をこよなく愛する日本人の一人として、とくに「北の魚」をお薦めしたい。 身贔屓を割り引いてもおつりのくること請け合いである。(本書「プロローグ」より)    *本書は、平成八年十二月から毎月一回、「北海道新聞」夕刊「おふたいむ」に連載された「北の魚河岸旬の旅」を大幅に加筆修正して、四季折々の「北の魚河岸」の模様をまとめたものである。(本書「あとがき」より)  
C−623 中国グルメ紀行 西園寺公一 つり人社 1993 1,600 A・880 つり人ノベルズ
名著「釣魚迷」の著者が、三十年に及ぶ中国との親交を通じて、中国各地の佳味にふれ、長い伝統にのっとった味の創造とも言える中国料理の粋を描破した名作である。 初出は一九八一年講談社から「蟹の脚が痒くなる季節」として刊行され、その後、徳間文庫の一冊として収録された好著である。(本新書カバーコピー)         内容的には、「北京の味・上海の味」、「シルクロードの味」、「海の幸・河の幸」、「野の幸・山の幸」、「かわいそうな動物たち」、「酒と肴」、「お茶と茶館」に分かれる。
C−624 酒の肴・抱樽酒話 青木正児 岩波文庫 89 900 A・460
こよなく酒を愛し食いしんぼを自認する中国文学者・青木正児(1887〜1964)が楽しみながら書いた酒や料理のはなしの数々。 蟹や河豚といった酒の肴、はては酒の飲みくらべの話など何をとりあげても並のグルメ談義とは一味も二味もちがう。 滋味あふれるこれらのエッセーは名物学という学問の実践なのである。(本文庫カバーコピーより)
C−625 食事と性事 本多勝一 集英社文庫 83初 400 A・260
良い「食事」、良い「性事」とは? 人間のもっとも直接的な欲望にメスを入れる!(本文庫帯コピーより)  この文庫本に収録したのは、一九六五年ごろから一九八二年までの約二十年間に書いた雑文のうち、いわば「気楽な随筆」といった傾向の三十数編であります。(本文庫「あとがき」より)
C−626 風流たべもの誌 浜田義一郎 人物往来社 68初 1,500 A・490
江戸の食べ物に関する話を歳時記風に取りまとめ、柳樽・武玉川等々の楽しい川柳をちりばめた「江戸たべもの歳時記」に、初めて西洋の食物に接した幕末・明治の日本人のびっくりしゃっくりの有様を面白く描いた「舶来あまから考」および「たべもの文明開化」を付す。
C−627 食はイスタンブルにあり 鈴木董 NTT出版 95 1,900 A・1300
本書は、昔時の君府イスタンブルの食文化探訪の試みである。 「旧世界」の三大陸をつなぐ海陸の交易の路が輻輳し、東西の物産の出会うところであったイスタンブルの街を、食の世界から論じ、異国情緒あふれる遥か西方の異域の街へと読者諸賢を誘うのが、この書の目的である。(本書カバーコピーより)   「ケバブのみがトルコ料理にあらず」、「君府料理尽し」、「トプカプ宮殿の台所」、「スルタンの食卓」等々君府の食の「名物学」を楽しまれたい。
C−628 納豆の快楽 小泉武夫 講談社 02第7刷 1,840 A・1500
全国の納豆ファンが待っていた納豆先生のカラシの効いた納豆節! 「これまで一度たりとも旅行中に体調をくずしたり、お腹をこわしたりということはありませんでした。 その秘訣というのが納豆であります。 とにかく、どんな旅でも納豆は必ず持参して行きます。 むしろ納豆のない旅など、不安で私にとってはまったく楽しくありません。(本書帯コピーより)     内容的には、第一部「納豆は発酵食品の王様だ」、第二部「小泉流納豆怪食法・レシピ22」に分かれる。
C−629 味と映画の歳時記 池波正太郎 新潮社 82初 1,500 A・950
四季それぞれの風趣と楽しみを存分に綴る"男の歳月"24章。 もぎたてのトマトのおいしさ、古い洋画を血眼になって探し回った少年時代・・・・。 食卓にのる何げない食物にも、スクリーンに映る男と女の姿にも、懐かしいさまざまな思い出がある。 半生を彩り、育んだ"味と映画"を語り、現代に忘れられた季節の香りを偲ぶ。 著者自筆の挿絵とスチール写真49枚を収めるエッセイ集。(本書帯コピーより)
C−630 おばんさい(京の台所歳時記) 秋山十三子、大村しげ、平山千鶴 (株)現代企画室 77初 1,300 A・1400
京のお袋の味を、四季の暮らしぶりとともに、まじりけのない京ことばで食卓にのせます。(本書カバーコピーより)   しきたりの多い京都では、おばんさいにも、なにの日にはなにを食べるという風習がぎょうさんあって、これを、京都の主婦は面倒がらず、むしろ、おかずを考える手間がはぶけると思うて、作ってきました。 お朔日のにしんこぶやいもぼう、八のつく日のあらめ、きわの日のおからなどがそれです。(本書「はじめに」より)  
C−631 釣りたてグルメ日記 盛川宏 立風書房 92初 1,600 A・1200
釣りのワザと庖丁の冴え! 「釣って成仏、食べて功徳」「釣った魚はみな食べる」を合言葉に、釣りバカ・食いしんぼう・飲んべえのトリオは、性懲りもなく魚を求めて東奔西走  「日刊ゲンダイ」に大好評連載された。    内容的には、1「春は"花見カレイ”で幕開けー魚15種」、2夏は”あらい”が本命−魚14種」、3「"秋サバ”を嫁に食わせたいー魚15種」、4「冬は、なんたって鍋ものー魚14種」に分かれる。
C−632 サメを食った話 川口裕二 光出版 95 1,300 A・1500
第一章「海を味わう」(ボラのすし、カツオの塩煮、藻場のモズク、ウツボに敬礼、サメを食った話、タコの旬、アラメの香り、磯の魚、サケへの思い、冬の味ーカキ、伊勢海老の角)、第二章「漁村秋色」、第三章「春の志摩」、第四章「作家の食卓」に分かれる。
C−633 秋の味 監修:飯田龍太、柳原敏雄 小学館 84初 1,100 A・1300 味の歳時記4
本書は、俳句歳時記をもとに、季節の素材と食欲をそそる料理とをカラー写真と随筆とによって紹介。 カラー写真は海の幸、山の幸と、それを生かした各種の料理を収録。 郷愁を誘う郷土料理も多数紹介している。 食通の談義に供せられる随筆と詳しい解説は有名俳人・歌人・専門家らが執筆。 巻末には全国の郷土料理一覧、素材事典、季節の詩歌選などの資料を収める。 この巻は秋の季語から味覚に関するものを採択して扱っている。
C−634 北の食物誌 毎日新聞北海道報道部編 毎日新聞社 77初 1,500 A・780
食物にもロマンがある。 道産子の記者たちが、"足"をフルに使って取材し、切々たる愛情をこめて描いた"食の風物誌"。 海産物、野菜、肉、乳製品など、32種類の食品をまとめあげた"北の味"総集編。  北の味のすべて<サケ、タラ、ニシン、カニ、チップ、ホタテ、ホッキガイ、アワビ、コンブ、羊肉、牛肉、アイヌネギ、豆類、アスパラ、トウモロコシ、チーズ、バター、ワイン、ビール> 
C−635 献立帳 辻嘉一 三月書房 73 2,500 A・750 布装函入り
京料理の名亭辻留主人が多忙な日々<「日曜も休まぬ店の五月かな」久保田万太郎>の中をやりくりして書きとめた原稿が大分たまり、それを一冊の味わい深い袖珍本に仕上げたもの。  内容的には、「春夏秋冬」<梅わん、とろろ、おむすび、うしお、ほんのり等々27章>、「美味探求」<生粋、磯の香り、江戸前等5章>、「東と西」<濃味と淡味、煮ると炊く、かくし味等5章>、「京洛点描」<京の水、京料理、祇園言葉、禅家納豆等々11章>、「拝謝回想」<美味即菩提、魯山人の味覚、奥嵯峨の一日>、「食器考」<三陶聖、茶陶唐津等5章>、「味巡り」<山葵を訪ねて、山の芋、大根さまざま等5章>、「人生は旅」<おばあさん、庖丁の旅、ビルマ通信等々15章>に分かれる。  *著者は、戦時ビルマに派遣されたが、戦陣の傍ら、現地の稚拙な漆器や紙に味わいを見出し、茶席に使えそうだなどと悦に入って故国へ送った軍事郵便に記している。 本物の茶人である。     
C−636 大衆食堂の研究 大衆食の会+遠藤哲夫 三一書房 95初 1,400 A・1500 東京ジャンクライフ
著者が仲間たちと「大衆食堂を食べる会」というのを立ち上げて東京都内の大衆食堂を食べ歩いてまとめ上げたのが本書である。 この一冊で大衆食堂のあらゆることーその歴史・うまく食うコツ・奥の深い店の見つけ方・メニューの実際等々ーがわかる。
c−637 田崎眞也が選ぶ「毎日飲むワイン」 田崎眞也 新星出版社 97初 1,400 A・1500
世界一のソムリエ田崎眞也が気軽に楽しめるデイリーワインを味わい別に紹介。(本書帯コピーより)  本書では、「毎日飲む」と題して、3000円以下の世界のワイン(赤・白・ロゼおよびスパークリング)300本を味わい別に分類して解説を書きました。 また、そのワインがいつもの家庭料理230種(牛肉・豚肉・鶏肉・挽肉・牛レバー・肉加工品・白身魚・まぐろやかつおやぶり・あいじやいわしやさば・川魚・えびやかに・魚加工品・麺・パン等々)のどれに合うのかも紹介しました。 買ってきたワインがどんなワインなのかわかるように、インデックスも原語を基準に書いてあります。(本書カバーコピーより)  全てのワインのボトルがカラーで載っているので購入の際に参考になる。  
C−638 わが家の食卓 宮崎聡子 英知出版 06 900 A・1500
著者の母は、台所の芸術家といってもいいくらいの料理上手だった。 その母の長年にわたって書き留められた料理ノートを美麗なカラー写真を添えて詳細に再現。 あわせて、父・母・姉との楽しかった思い出を綴る。
C−639 北大路魯山人 白崎秀雄 文芸春秋 71 3,600 A・950 布装函入り
北大路魯山人の生涯を知ろうとする場合における基本書である。 魯山人を書こうとする人は誰でも本書を参考にし、本書からの引用をせざるを得ないほどである。 彼の両親の結合と破綻、父の自殺とその原因、生い立ちの状況、不幸な家庭環境、書との出会い、東京での躍進、陶芸開眼、美食家として立つ、星岡茶寮の名を東都に轟かす。 横暴無礼ワンマン振りの数々、マメな女性関係、権力との接し方、有名なトゥールダルジャン奇聞に至るまで興味深く語られる。 最後は生のタニシを食べ続けた結果ジストマの寄生による肝硬変に犯され入院し、医者を叱り付ける、看護婦は張り飛ばすのワガママ放題にヤンチャぶりを発揮してあげくは『欲しいものは?』と聞かれて『女だ』と言いはなったのが最後の言葉となった。   著者が、陶芸関係の評論家なので、魯山人の陶芸の変遷について詳しく語られているが、魯山人の美食振りについても、エピソード満載である。 星岡茶寮の佇まい、間取り、料理、食器、客の顔ぶれ、台所の有様、魯山人の経営振りなど今となっては貴重な情報ばかりである。 彼が中村竹四郎から星岡茶寮を追い出されたいきさつも興味深い。 魯山人が、その風貌に似合わず、あちらの方はマメではあるけれども、牛の一突きで技巧を弄さず、案外淡白らしかったことも始めてこの本で知った。 美食に関心を持つ者は、本書を読まざるべからず。
C−640 食味ノオト 山本直文 日本経済新聞社 72 1,700 A・800
本書は、ヨーロッパの味を求めての一冊である。 処刑寸前まで大食漢ぶりを発揮したルイ十六世、国王の気を引くために優秀なコックを雇った貴婦人たちー日本全国の名コックに父と仰がれるフランス文学者が、西洋料理探求70年の薀蓄を傾けて語る味のエッセイ。(本書帯コピーより)   内容的には、「私が食べた八十年」、「西洋料理ア・ラ・カルト」、「西洋食事史」、「ヨーロッパの国々の味」の分かれる。
C−641 男のだいどこ 荻昌弘 文芸春秋 72初 1,800 A・580
勇躍”だいどこ”に突入、うまいものの作り方・味わい方に四苦八苦した一部始終をユーモラスに告白、日ごろ日本人が見すごしがちな”食べる”ことの本質にずばり斬りこんで芳醇明解な食味文明論をくりひろげる名エッセイ集。 全国うまいもの店・優秀食品製造元の所在が人目でわかる食いもの情報的索引が加わり実用性も満点。
C−642 大人のままごと 荻昌弘 文芸春秋 76 1,800 A・950
食べるたのしみを倍増させる人、ご存知荻昌弘が日本と世界の美味を探り、ペロの秘伝を発掘して調理の腕をみがき人間にとって「食」とは何かを考える本!
C−643 銀座 松崎天民 新泉社 86初 4,800 A・2800 函入り
”むかし恋しい銀座の柳”と「東京行進曲」に唄われた昭和初期の銀座を、ルポルタージュの先駆者天民が活写する。 荷風をはじめ数々の文学者も登場する銀座風俗史、カフェーの文化史。(本書帯コピーより)  *本書は、昭和2年、銀ぶらガイド社から刊行された「銀座」の復刻である。 昭和初期の銀座風俗の第一級のルポルタージュであり、著者は、日々忘れ去られていくそうした風俗のことこまかなことを、流れの中にいて、流れのままに書きとどめる。 「銀座」一巻はそうした銀座風俗へのいざないの一巻であるとともに、古きなつかしい銀座、ジャズで踊ってリキュールで夜が更けていった銀座の時代へのタイム・トラベルの一巻である。 特に面白いのは、この本の巻末に載せられた広告である。 この広告は、その配列に工夫がこらされている。 つまり、ここに載せられたレストラン・書店・喫茶店・寿司屋・洋品店等々の各広告は当時の銀座マップになっていることだ。 通りを歩くように、この広告を眺めて楽しむことが出来る。 なにしろ銀座通りに店が並んでいるのと同じ順序で広告が配列されているのだから。(本書巻末解説「松崎天民と『銀座』」より)
C−644 自然を食べようー古典にみられる古代食の話 松田修 集英社  84初 1,500 A・980
古代とは、上古、上代というほどの意味で、主に原始時代をふくめての大和朝廷時代を指し、この時代の我々の先祖は、一体どんなものを食べていたかを、上代の文献に探ねて、之を明らかにしてみようというのが本書の試みである。 上代の食物は、日本食の基をなしているものとして注目されるし、考古学上からは明瞭でないからである。(とくに植物性食物は、腐敗消滅するので) 私は、本書において、上古の食物を上代研究の一分野として取り上げ、これを考証吟味するとともに、これらの食物についてその性状、原産地、歴史、渡来の経過、民俗、文学、漢方など幅広く誰にもわかるように平易な解説を試みた。 とくに「山菜」については、古代人がはじめて開拓した日本の最も特色のある食物であるのと、山菜狩りは今も行楽を兼ねて多くの人に楽しまれているものであるから、その手引きにかなうようにと、「自然食の元祖・山菜」という項を新たにして、これをくわしく解説することにした。 上代の文献としては、岩波版日本古典文学大系「古事記」「日本書紀」「風土記」などをえらびこれを底本とした。(本書「はじめに」より) *4087810437
C−645 今昔美味求旬雑論談話 山田昇平 北白川書房 88初 1,400 A・1500 布装函入り
味の世界は万人に共通なだけに広くて深いといわれ、「味は美に通じ、美は微に通ずる」から微妙でデリケートなものです。 本書では、多少視点を変え、日本の四季折々の旬の味を取り上げ、それぞれについて、案外知られていない史実や謂れ、因縁話等を書いてみました。  本書を執筆した現在特に強調したいのは、味の美しさと微妙さ、デリケートさに加えて、作る人、もてなす人、そして味わう人の「心を味わう」ことが、本当の美味求真であり、求味一心ではなかろうかと言う事です。 殊に物が充足しすぎているような現在、「物より心を」と叫びたい気持です。(本書「あとがき」より)             *本書は、名古屋の銘菓店「大須ういろ」会長である著者が、雑誌「とうかい食べあるき」に76回にわたって連載したものを一冊にまとめたものである。 なお、表題は、著者により「いまはむかし四季おりおり味のア・ラ・カルト」とルビを打たれている。
C−646 たべもの世相史・大阪 長谷川幸延 毎日新聞社 76 2,900 A・980
明治末年から現代まで”味の今昔”70年。  食いだおれの大阪ーそこに生まれ育った”いやしん坊”が綴る「美味求真」と「交遊録」。 「幼き日の思い出」から「現代の味」にいたる珠玉の随筆40編。(本書帯コピーより)       内容の一部●キタ「狐うどんのこと」「夜店の灯」「文楽座と天麩羅」 ●船場・新町・堀江「ラッキョウ嫌い」「阿弥陀池の粟おこし」 ●ミナミ「雁次郎との出会い」「法善寺裏へ」「すき焼漫歩」「甘いものへの招待」「消えゆく灯」「現在のミナミ」
C−647 江戸前の魚 渡辺栄一 草思社 84 900 A・1200
まずい魚の氾濫に怒りを感じている元漁師が語る旬の魚、うまい魚のとびきり面白い魚ばなし。 魚屋さん、板前さん、主婦、魚好きの人必読! 内容的には、「江戸前の魚」、「イワシとサバ」、「カジキとサンマ」、「マグロとカツオ」、「クジラ捕り」、「磯漁」、「土着の味ー漁師の器用な庖丁さばき、マンボウの酢味噌、東京湾産タラバガニの卵の塩漬け、銚子のかまぼこと半ぺん、トビウオのクサヤの出来ばえ、カワハギの干物、アジの水なます、寒ウツボの干物」、「魚と人間との共存を」に分かれる。 *4794202070
C−648 男のだいどこ(文庫版) 荻昌弘 光文社文庫 2006 800 A・476
ありふれた家庭料理とはひと味違う御馳走を堪能するために、男子厨房に入るべし!  食材選び、調達するお店の吟味、プロから盗んだ自己流調理法・・・・・など、こだわりの数々。 さらには、美味しいものを作るための悪戦苦闘ぶりや、肥満への恐怖までも、ユーモアあふれる洒脱な筆致で描く。 「食」への探究心をとことんまで掘り下げた名エッセイ集。(本文庫カバーコピーより)  *4334741754
C−649 台所のオーケストラ 高峰秀子 文春文庫 2000 900 A・486
台所はオーケストラの舞台です。 庖丁、マナ板、フライパンなどを駆使して一皿の料理の完成まで、タクトを振るのはあなたです。 でも、ときには怠けたいこともある。 時間がないヨ、というときもある。 そんなときのために、ごく簡単でおいしい和・洋・中のレシピを集めてみました。 お味? それはコンダクターの腕しだいです。(本文庫カバーコピーより) *416758705x
C−650 熱いが御馳走 平野雅章 文春文庫 87初 800 A・340 食物ことわざ事典2
「濃い茶目の毒、気の薬」「烏賊の甲より年の劫」、「案じるより団子汁」−永年語りつがれたことわざ、格言には汲めども尽きぬ庶民の叡智がひそんでいる。 日に三度の食事に関するものなら尚更のことだ。 散逸しかかっている食物のことわざを120篇、先達の知恵に学びながら、味も健康も増幅させる一石二鳥の事典がこれ。(本文庫カバーコピーより) *4167196034
C−651 イタリア 幸福の食卓12か月 タカコ・H・メロジー 集英社文庫 02初 800 A・533
レストランなんてメじゃない。 美味しくて簡単で毎日食べて飽きない家庭の味。 それがイタリア料理の真髄なのだ! 「料理下手の私に、自信と楽しさをもたらしてくれ、イタリアを懐かしく思い出させてくれたメロジーさんに、心から感謝」(群ようこ・解説より)。 作って食べて、みんなが幸せになる極上のレシピが120点。 まずは本を開いてお味見を。(本文庫カバーコピーより) *408747416x
C−652 御馳走帖 内田百聞 中公文庫 79初 1,800 A・360
朝はミルクにビスケット、昼はもり蕎麦、夜は山海の珍味に舌鼓をうつ、ご存知食いしん坊百聞先生が、幼年時代の思い出から戦中の窮乏生活、また知友と共にした食膳の楽しみに至るまで、食味の数々を愉快に綴った名随筆。(本文庫カバーコピーより)
C−653 わが百味真髄 壇一雄 中公文庫 83 900 A・360
料理の達人が、大きな味の宇宙に描き出す百味百態。 四季三六五日美味を求めて旅し、実践クッキングに生きた著者が、東西の味くらべ、その作り方、奥義を公開する。(本文庫カバーコピーより) *4122010772
C−654 羊飼の食卓 太田愛人 中公文庫 93初 900 A・580
自然と共にある喜びを日々の食卓に取り戻そうー。 逞しき牧師さまは、野に地蜂を追い、山間の湖底にナマズをもとめ、湘南の浜辺に海草を採集し、愉快な食卓へと友を招く。 野趣横溢のメニューを繰り広げる本書は、豪快にして繊細な心の持ち主が朗々と謳い上げた自然への讃歌である。(本文庫カバーコピーより) *4122019974
C−655 戦場でメシを食う 佐藤和孝 新潮新書 06初 900 A・700
死と隣あわせで人は何を食べるのか? 戦場からの中継でお馴染みのジャーナリストが食べることに拘り、世界の紛争地に生きる人たちの実態を迫真レポートする。 食料がないながらも「食う」ことに貪欲なサラエボの市民たちの姿、闇のなか手づかみで味わうアチェのココナッツカレー、そしてイラクでは日本人の死に間近に接し改めて「生きる」ことについて考える・・・・・。(本新書カバーコピーより)*4106101874
C−656 食いもの好き 狩野近雄 三月書房 72 1,800 A・750 布装函入り
毎日新聞の名物記者だった著者(執筆時は同社東京在勤常務取締役・スポーツニッポン新聞社長で、政財界・文化人等に知人多数)が書いた七冊目の食いもの随筆である。 内容的には、「味の五か条」、「鮎食って」、「九州早食い記」、「お酒を飲めば」、「味は量にあり」、「お酌反対、杯洗打倒」、「チョットについて」、「東京のそば屋」、「薩摩のそば踊り」、「きしめん縁起」、「ゴルフ食」、「蒲焼とキャディ」、「すききらい」、「京都の市場錦小路」に付き合いのあった文化人との思い出数編がついている。 出てくるお店は、大甚・鯛めし楼・喜久・きしめん亭・いば昇・加瀬・ニューナゴヤホテル(名古屋)、吉兆・浜作・浜村・出井・丸治・美々卯・青a(大阪),瓢亭・雲月・河繁・ますだ・河久・千花・南一・平野屋・つた屋・大藤・ワカサヤ・起ぼ志・千丸屋・麩嘉・伊勢長・ゆば吉・山市・大安・伊予文・麩房(京都) 
C−657 ああ 好食大論争  開高健 潮出版社 82初第2刷 1,800 A・980 開高健全対話集成1・食編
世に存在するありとあらゆるものを、なみなみならぬ感受力の鋭さで捉え、溌剌とした詩語の駆使力で語った開高健二十年にわたる対話集成全八巻のうちの第一巻が本書である。 内容的には、「美食とエロスと放浪とー絶妙の話術で美味求真の体験から男色にまでおよぶ食談大百科」(きだみのる・壇一雄)、「ああ 好食大論争−おびただしい味覚が語られ、読むうちに眼がうるみ、鼻がゆるみ、愕きと感嘆が口のなかに拡がる世界料理食べあるき」(阿河弘之)、「嗚呼、世界の大珍味ーいずれ劣らぬ美食家が、料理法次第の世界の大珍味を語る」(黛敏郎・石井好子)、「美味いものばなしー山菜と渓流の食味談義」(草野心平)、「駆ける 釣る 食べるー世界を駆けながら、釣りながら、見聞、体験した美味、珍味、味のアラカルト」(團伊久磨)、「胃袋がすすめる旅立ちー名うてのグルメにしてグルマンの胃袋をあずかる夫人との美味求真談」(牧羊子)、「甘い日本酒に辛い注文ー酒体験と酒品のなくなった日本酒に辛い注文」(小松左京)、「古今東西『食』の本ー食の本の傑作を語る」(荒正人・池田弥三郎)、「よき葡萄の木は『天才』に似てー食と酒からみたフランス文化」(安岡章太郎)に分かれる。
C−658 味ごよみ 平野正章 文芸春秋 73初 900 A・720
本書は、北大路魯山人に師事して料理を研究し、日本食物文化研究所主宰として食に関する著書多数の著者が、「婦人画報」「暮しの設計」、「味の素」等々いろいろな雑誌に発表してきた食に関する随筆を増補改訂の上まとめたものである。 内容的には、「味ごころ」24編、「味とひと」5編、「味ごよみ」20編の分かれる。
C−659 偉人・天才たちの食卓 佐伯マオ 徳間書店 91 2,900 A・1300
ピタゴラスからヒトラー、宮澤賢治、マドンナまで、みんなベジタリアンだった! 菜食・粗食主義者(ベジタリアン)たちが世界を変えた! ピタゴラス、プラトン、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ニュートン、ダーウィン、ソロー、オルコット、ブラバッキー夫人、バーナード・ショー、ヒトラー、ガンジー、トルストイ、宮澤賢治、空海、道元、徳川家康、上杉謙信、千利休、勝海舟、中山みき、出口ナオなどなど、ベジタリアンたちは、時代の節目に現れてはリーダーとなった!(本書帯コピーより)          内容的には、第1章「精神に光明をもたらす<食>」−ピタゴラスからはじまった菜食主義の流れ、第2章「自己完成を目指す<食>」−ガンジーとトルストイの菜食、第3章「霊的パワーをもたらす<食>」−ヒトラーは厳格な菜食主義者、第4章「<食>は修行の大事なメニュー」−禅寺と宮澤賢治の粗食主義、第5章「<食>で変わるその後の人生」−水野南北の”人の運は菜食にあり”、第6章「戦を勝ち抜いた武将の<食>」−徳川家康は頑固な麦飯愛好者、第7章「歴史に名を残した長寿者たちの<食>」−勝海舟、親鸞、杉田玄白、第8章「究極の<食>食べないで生き続けた人々」−ヨギ・ベラ、シスター・テレーゼ、長南年恵に分かれる。 *4195546303
C−660 食卓の博物誌 福田勝路 廣済堂 85初 900 A・1100
食味ウンチク博士の味覚の旅。 季節を彩り、団欒の一刻を楽しませてくれる食べ物ー海・川・野山の幸・異国からの幸ーそれらの一つ一つに、興味尽きないエピソード、物語が流れ、新しい味の発見があり、食卓をより楽しくさせる魅力に溢れている。 本書が、食生活に生かされ、少しでも皆さんのコミュニケーションにも役立てば筆者としてたいへん幸せである。(本書「はじめに」より)      内容的には、1.鯛、河豚、鮭、海老、蟹、牡蠣、蛸、牛肉、豚肉、鶏卵  2.緑茶、珈琲、砂糖、塩、昆布、海苔、味噌、豆腐、チーズ、蒟蒻  3.松茸、玉葱、トマト、大根、南瓜、大蒜、落花生、玉蜀黍、ポテト,蕎麦、餅、パンに分かれる。 *4331502015
C−661 美味放浪記(文庫版) 壇一雄 中公文庫 1976 900 A・480
およそ咀嚼できるものならば何でも食ってしまうというのが人類の大きな特質であるが、わけても著者はその最たるものであろう。 先入観も偏見も持たず、国内国外を問わず、著者は美味を求めて放浪し、その土地土地の人びとの知恵と努力を食べる。 私たちの食生活がいかにひ弱でマンネリ化しているかを痛感させずにはおかぬ。 豪毅な書。(本文庫カバーコピーより)
C−662 食べるアメリカ 平松由美 騒々堂 85初 1,900 A・1200
アメリカの食品や料理は、さすがにヨーロッパを寄せ集めた国らしく、かっての出身国をしのばせる名前や逸話がたくさん残っている。 そういう昔話を一つ一つ聞いて廻ったのが、本書なのである。 著者は、楽しい身元調査であったといっている。 しかし、どんなものにも難しい宗教談義がついて廻るのに閉口している。 内容的には、アップル、アップルパイ、ベイグルから始めて、バーベキュー、ブラッディ・メアリー、バファロー、シーザー・サラダ、キャンタロープ、コカ・コーラ、ガンボー、ハンバーガー、ケチャップ、メープルシロップ、オレンジ、パンケーキ、ポップコーン、パンプキン・パイ、ジャンバラヤ、コーシャー、タバスコ、TVディナーからズッキーニに至るまで98種のアメリカ食品の紹介が本書なのであるが、著者の機知に富んだ軽快な文章が楽しい。 本書を読み終える頃には、読者の身の周りはアメリカ臭芬芬たるものになろう。 *4397501912
C−663 料理沖縄物語 古波蔵保好 作品社 1983 3,600 A・1200
* 折目の日だけに食べるそうきのお汁・お墓の前の宴会・豚あぶらで炊く冬至雑炊・・・・・首里で生まれた筆者が語る四季とりどりの沖縄の味覚と、それを培った沖縄の心。              *4878930926
C−664 大谷光瑞全集第八巻(趣味篇) 大谷光瑞 大乗社 35・初 7,200 A・1.5 食・花・支那古陶に就いて・支那古陶瓷 (函入り)
趣味の多面的にして而も科学的なること、大谷光瑞師の如きは多く類を見ない。 花に対すれば「花」に、食に対すれば「食」に、一々その精到なる科学的研究のメスを揮って、而も殆ど剰す所がない。 世界の隅々を観歩き食い歩いての著者が、その該博なる智識と豊富なる経験とを傾けて、縦横に説き去り説き来ったものが是れ。 「支那古陶瓷」に至っては更に天下の珍。(「大谷光瑞全集 全十巻」予約募集内容見本コピーより)
C−665 悪女の美食術 福田和也 講談社 06初 1,400 A・1500
著者は、文芸評論家。慶応義塾大学環境情報学部教授(執筆時)。 1993年、「日本の家郷」(新潮社)で三島由紀夫賞、1996年、「甘美な人生」(ちくま学芸文庫)で平林たい子賞、2002年「地ひらく 石原莞爾と昭和の夢」(文春文庫)で山本七平賞を受賞。 本書は、「悪の対話術」「悪の恋愛術」「悪の読書術」(講談社現代新書)がいずれも大反響を呼んだ”悪シリーズ”待望の美食編である。(本書カバーコピーより)  本書は、「FRaU」に連載された「悪の美食術」を改題、大幅加筆し、書下ろしを加えたものである。  内容的には、「食べることはいきrこと」、「一人で食事をして迫害されない方法」、「ドラマ仕掛けのフランス料理」、「ワリカンの嘘、オゴり得、オゴられ損」、「ジェーン・バーキンならジーンズOK」、「怖がれば、怖さが薄らぐ高級寿司店」、「おいしい舌でわかる人格」、「菓子パンの昼食ではしゃぐ、恥知らず」、「逃げたいときにはエスニック料理」、「洗練と満腹のあいだ」、「<食べない>という麗しい選択」、「お弁当に捧げるロマンティシズム」、「ブランド洋食器を買うのはおやめなさい」、「贅沢で、美しい、洋食の女性たち」、「この世の甘きものだけを味わっていく」、「パリ、三泊+七つ星の旅」、「やっぱり香港は、美味しい」に分かれる。
C−666 レストランの美食学ーフランス料理の愉しみ 見田盛夫 騒々堂 85初 1,000 A・1200
本書は、他から強制される規則ではなく、読者自身の自律性をもって、自分がしてほしいと思うことを他の人にもするという美意識を元に、食事をしてほしいとの思いから書かれた。 内容的には、「フランス料理店なんか怖くない」、「予約から勘定まで」、「客は何を求めてレストランに来るのか」、「柿右衛門の皿見つけた!」、「日本とフランスの食器について考える」に分かれる。
C−667 中国怪食紀行 小泉武夫 日本経済新聞社 97初 1,200 A・1500
底なしの食文化に脱帽! 世にも不思議な怪食の発見。 愉快な料理人との出会い。 珍食奇食を追い求め、世界を股に掛ける食の冒険家が贈る、涙と笑いのビジュアル・エッセイ。 
C−668 珈琲 井上誠 近代社 56初 2,800 A・250 普及版
珈琲は人間の傍にあって、極く些末なものにしか過ぎない。 しかしこの些末なものも、打ち割って眺めるとき、これはこれながらに尽きせぬ興味があり、それよりも人間の発展に伴い、その片影を映していることに驚きを持つものである。 本書はその点を注視し、特に煎て方の変遷を中心として、世の中で殆んど重要とも思われないこの嗜好品に対して払われた、多くの人々の並々ならぬ努力の跡を眺め、その業績に賞賛を惜しまぬものである。(本書「普及版刊行に際して」より)       内容的には、「珈琲は樹の実の飲み物」、「薬物から飲料までー発祥・伝播」、「主な種類と植物学的な特性」、「各産地とその珈琲の性質」、「ヨーロッパの珈琲」、「組成と変化」、「アメリカの珈琲」、「日本の珈琲」、「従来の主要な煎て方と、新しい考慮に基づく方法について」、「珈琲の風習とそれに纏わる話」、「補足的なこと」「付録:飲用からみた珈琲年代記」に分かれる。
C−669 拝啓 法王様 食道楽を七つの大罪から放免ください。 リオネル・ポワラーヌ、、アラン・デュカス、ポール・ボキューズ他著、伊藤 文訳 中央公論新社 05初 2,900 A・1800
フランスを代表するパン屋の老舗「ポワラーヌ」の二代目リオネル・ポワラーヌは、グルマンディーズの言葉を七つの罪源から放免すべくローマ法王へ嘆願書を提出することを目的として、2002年10月9日に、協会<美食家の問題について>を立ち上げた。 その後、リオネルガヘリコプター墜落による不慮の死を遂げたため、協会のメンバー三十人(料理人を初め、弁護士・大学教授・政治家・ジャーナリストなどフランスを中心とした各界の著名人が名を連ねている。)が、「ローマ法王への嘆願書」という名目のもとに書簡を寄せたのが本書である。 メンバー各人は、あるときはブリア・サヴァランの箴言を、あるときはグルマンディーズの語彙の問題を盾にしながら、自身の視点から「グルマンディーズが何故に大罪にならないか」を説くのだが、ときには様々な理由をあげつらい畳みかけるように正当化する。 ラテン的な楽天主義が顔をのぞかせることもあり、それはかえって微笑ましくもあるのだが、世紀を越えて変わることのないお国柄がうかがわれて面白い。(本書「訳者あとがき」より)     本書は、第10回「グルマン・ワールドクックブック賞」を受賞している。 
C−670 庖丁のある書斎 河竹登志夫 日本経済新聞社 87 1,900 A・1200
庖丁は四季を感じるアンテナ。 自然の神秘に驚き、自然の豊かさに抱かれる楽しくて知的な作業ーそれが料理だ。 庖丁大好き、料理大好きの演劇評論家が古今東西の味についてじっくり語る好エッセイ。(本書帯コピーより)   本書は、一九八五年の六月から十月まで「日本経済新聞」に、毎週金曜日の夕刊に七十一回連載した同題のエッセイを、自筆挿画ごとに一冊にしたものである。(本書「あとがき」より) 
C−671 名古屋「ひつまぶし」繁盛記 100万粒の涙 鈴木せき子 NHK出版 03初 1,200 A・1300 表紙見返し部に著者の贈呈墨跡あり
名古屋名物鰻の「ひつまぶし」を始めて売り出した熱田「蓬莱軒」に昭和十六年嫁入りした著者が、戦中戦後の混乱の中を強く生き抜き、今では「ひつまぶし」を名古屋の名物にまで仕立て上げたその激動の半生をありがままに、しかもユーモアを交えて語ったものである。 店主も現役時代に蓬莱軒に行ったことがあるが、女将(著者)はどんな客にも気さくに接して好感が持てたことを記憶している。
C−672 料理の哲学 三国清三 青春出版社 03初 1,500 A・1600
フレディ・ジラルデさん、トロワグロ兄弟、ポール・エーベルランさん、ジャン・ドラベーヌさん、アラン・シャペルさん。 これが僕の出会った”料理の神様”たちだ。 彼らとともにつくった料理は僕の五感に刻みこまれているし、料理に対する彼らの哲学は、ボクの血の一滴になって今も体のなかに息づいている。 料理人三国は、彼ら五人の神様の計り知れない影響を受けてできあがっているのだ。 僕が伝えられるのは、三十数年のさまざまな出会いと経験を経て、今料理について率直に感じていることのすべてだ。  僕が料理を語ることは、僕自身を語ることだ。 それはある面では五人の神様を語ることになり、また、料理の真髄に触れていくことにもなるだろう。ー本文より要約ー(本書カバーコピーより)     
C−673 ニューヨーク竹寿司物語 松本紘宇 朝日新聞社 95初 1,500 A・1600
著者は、1942年東京に生まれ、東大農学部卒業、サッポロビール入社。 69年退社、そしてニューヨークへ。 レストラン「日本」の仕入係の仕事がきっかけで、魚卸商に。 75年、ニューヨークで最初のすし専門店「竹寿司」を開店。  内容的には、「脱サラ、そして日本脱出」、「このチャンスを逃すな!」、「ニューヨーク<竹寿司>の誕生」、「竹寿司の快進撃」、「竹寿司の日本逆襲」、「すしブームと新アメリカ料理」、「アメリカは健康志向時代」、「竹寿司から見たアメリカの食」、「試練のすしレストラン」に分かれる。
C−674 味覚の巨匠 エスコフィエ ミシェル・ガル 白水社 04初 2,400 A・2800
エスコフェは、タレーランとイギリス国王ジョージ四世に仕えた天才料理人カレームの真の弟子にふさわしく、ガンベッタ、マクマオンなどの政治家、サラ・ベルナールやネリー・メルバなどの大女優、作家ゾラ、プルースト、画家モネなど、時代をときめく人々をその料理で魅了しました。 またフランスの枠を越えて、エドワード七世をはじめヨーロッパの王侯貴族、アメリカの大富豪たちに食卓の快楽を教えました。 それぞれのエピソードをたどりながら、読者もきっとエスコフェの料理から、食卓の喜びとはいかなるものかを感じとられることでしょう。 「ホテル王」と呼ばれたセザール・リッツとの運命的な出会いも忘れてはなりません。 読者は、優れたメートルドテルのようなガルの導きで、美味の核心を求めて進むオーギュスト・エスコフェの人生に立会い、ごちそうの香気漂う中、彼とともにベル・エポックの時代から数十年の月日を駆け抜けます。(本書「訳者あとがき」より)
C−675 ガストロノマアドー美食の源流イタリアの旅 田中千博 三嶺書房 86 1,600 A・1800
美食とは珍味佳肴の追求をいうのではなく、また舌先や胃袋によって迎えられるものでもない。 美食とは<食を愛でる心>があって成立する。 また、かの地からこの地へ伝来のロマン、調理心得に潜むエピソード、料理人の心意気、道具と技法の関係など、興趣尽きないスパイスを振りかけることができる。   いま日々の食事を直視するとき、何を食べるかは如何に食べるか、誰と食べるかに関わっている。  世にいうグルメの風潮を徒らに看過し、文化爛熟期の必然であるかの如き愚行を繰り返すことなく、先人が磨き上げ築いてきた食文化を正統に継承するガストロノマアド<美食旅行家>の存在が重要である。(本書「あとがき」より)      内容的には、「序 食卓の騎士・ガストロノマアド」、「1.乳と蜜の流れる メディオラーヌムの饗宴」、「2.美食の花園 ミラノのサルメリア」、「3.美食の郷を縫う古代の道 エミリア街道」、「4.モデナの秘蔵する 天上の芳香」、「5.デゼルトは知的ゲーム」に分かれる。  * 著者は、雪印食品株式会社経営企画室部長(本書執筆時)。 食文化史を基礎とした実践マーケティング論の第一人者。
C−676 シェフ、美食の大地をめぐる アラン・デュカス 原書房 00初 1,700 A・1800
「ミシュラン」の「8つ星」に輝くフランス料理の新帝王アラン・デュカス、スーパーシェフ話題の本! トリュフ、フォアグラ、チーズ、ワイン、オリーヴオイルなど、フランスを代表する食材は、豊かな自然の恵みに育まれ、伝統的な製造方法を生かすことで「最上の食材」となる。 代表的なつくり手を訪ね、自然と人物との対話をとおして、美食ガストロノミーの秘密をあきらかにする「本物の味わい」と出会う旅!(本書カバーコピーより)      内容的には、「ペリゴール地方ートリュフ・フォアグラ・ラール」、「地中海地方ーイチゴ・野菜・オリーヴオイル・チーズ等々」、「ランド地方−魚介・牛・仔羊」、「ノワールムティエ島ージャガイモ・フルール・ド・セル」、「ブルターニューバター・海の幸」、「中央山塊ーナイフ・陶器」に分かれる。
C−677 裏ミシュランーヴェールを剥がれた美食の権威 パスカル・レミ バジリコ株式会社 04初 2,200 A・1300
著者は、ヨーロッパで最も権威ある美食のガイドブック「ミシュランガイド」で16年間、調査員を務めた。 フランス中の店をまわり、レストランで取った食事は1万回にも及ぶ。 その体験をもとに「ミシュランガイド」の内情を描いたのが本書である。 これまで”公平かつ厳格”と信じられ、星の数が店の運命を左右するとまで言われる格付けの実態を暴き、フランスで大変な物議をかもす。(本書カバーコピーより)   いずれにせよミシュランのレストラン調査の様子がリアルに臨場感溢れる筆致で描かれていて、食に関心を持つ我々にとって大変興味深い。
C−678 ロブション自伝 ジュエル・ロブション 中公文庫 08初 1,900 A・1000
十五歳で料理の道を志し、怒涛の修業を経て、史上最短でミシュランの三ッ星に輝いたシェフが自らの言葉で栄光の軌跡を語る。 日本への熱い思い、頂点を極めたがゆえの苦悩、突然の引退宣言の真相、さらにフリーメイソン会員であることも明かした衝撃の自伝。 巻末にミシュラン日本版で星を獲得した時点での最新インタビューと厳選レシピ集を収録。(本文庫カバーコピーより)
C−679 エスコフィエ自伝 オーギュスト・エスコフィエ 中公文庫 2005 1,900 A・876
数々の名物料理を考案し、フランス料理の基礎を確立した大料理長。 女優サラ・ベルナール、英国王エドワード七世などセレヴとの交流など華やかな人生の一方で、捕虜生活中の苦心のメニュー立案、貧困を打破する策を提言するなど、知られざる素顔が明らかに。 普仏戦争、ベル・エポック、第一次大戦と激動の世相を反映した逸話は、国際人としての見識に貫かれ「いかなる時代にも料理人はどうあるべきか」というエスプリに溢れている。(本文庫カバーコピーより)
C−680 システム自炊法ーシングル・ライフの健康は、こう守る 丸元淑生 中公文庫 90 900 A・340
単身赴任者をはじめ、すべてのシングル・ライフの人に適用しうる食の基本設計をふまえて、炊事嫌いの人でも週一回料理するだけで外食の欠陥をうめる食事が毎日できる自炊法。(本文庫カバーコピーより)
C−681 ハイカラ食いしんぼう記 三宅艶子 中公文庫 84 2,900 A・340
レストランで食べたうどん、かぼちゃのお鍋と地震の関係ーふとした刺激がよびさましてくれる味の記憶とそれを囲むもろもろの想い。 西洋料理と共に育った街なかの青春あれこれと洋風ごはんの文化誌。(本文庫カバーコピーより)
C−682 対談 美酒について 吉行淳之介・開高健 新潮文庫 85初・03第11刷 900 A・438 人はなぜ酒を語るか
当代随一の話芸の名手であり、酒を論ずればバッカスも顔色なしという二人が、酒の入口から出口までを縦横に語りつくした長編対談。 人はなぜ酒を飲むのかの大命題にはじまり、鮭の品定めや飲み方、酒場あれこれ、酒癖のさまざま、二日酔いのなおし方から文学、映画、セックス、風俗まで、話題は森羅万象に及ぶ。 ワインの芳醇さとジンの強烈さが見事にブレンドした極上の一巻。(本文庫カバーコピーより)
C−683 よみがえる京野菜−佐治政子画文集 佐治政子 毎日新聞社 91初 2,000 A・3500 大判オールカラー美本
下鴨茶寮四代目の女将による京野菜賛美のエッセイと趣深い京野菜の油絵を大判の一冊に仕上げたもの。 京野菜の歴史と現状、その料理法などについて女性らしい繊細な筆致で記されている。  著者は、京野菜を育てる会副会長(本書執筆時)として、失われつつある京野菜保存のために活発な活動をしているが、本書は京の風物を愛し、京野菜を惜しむ多くの人々に喜びと勇気を与えるであろう。 
C−684 味の歳時記 清水桂一 TBSブリタニカ 76初・83第9刷 1,600 A・980
うまいものを追い求める楽しみは、年とともに増してくるものかもしれない。 私も、うまいものとは、と語っていい年に近づいたようである。 うまいものを探し求めている人たちに、うまいものを食べるためのコツといったものをお教えしたいと思うようになった。 うまいものの条件とは、第一に、新鮮なことである。 また、食べものには、食べるのに最も適した時期、すなわち、いちばんおいしい時というものがある。 これが旬である。 うまいものを食べるもう一つの大切なポイント、それが、この旬を心得ることなのである。 さらに付け加えるならば、産地を選ぶことも大事である。 だから私は、この本で、いつ、どこの鯛がいいか? 野菜は、今月なにがうまいか?これを書くことにした。(本書「まえがき」より)
C−685 古典文学と野菜 廣瀬忠彦 東方出版 98 5,000 A・3800
平安貴族文化が花開くとともに、「もののあわれ」を感性の基盤とする貴族たちの関心の中心は美しさとうつろいをみごとに表現する花鳥風月にあった。 しかし野菜もまた、季節の風情や恋心を象徴する材料として、詩や歌や物語のなかにたびたび採り入れられた。 中世に入って、文学の担い手となった隠者や僧侶たちも、古代の作品を原典に踏まえ、ときには野菜に主役をつとめさせて、諸行無常の人生を語った。 現代の感覚から見て、美しさからは縁遠いものと思われる野菜や野草が、昔の日本では、歌に詠まれ物語に綴られるのを知って、私は、今までの一般常識とは趣を変えて、野菜を中心に古典文学を読むことを試みてみた。 そして、野菜というひとつの窓口から垣間見ただけでも、日本古典文学の世界がどれほど素晴らしいものであるかを知った。(本書「はじめに」より)      歌に詠まれ、物語を彩った野菜たち。 季節の風情や恋心、諸行無常を象徴する材料として綴られた種々の野菜を通じて味わう日本の古典。 36の作品に計60種が登場。 例えば、古事記・・・・・タケノコ・ニラ・ジュンサイ・ヒシ・アオナ・サンショウ・ダイズ・アズキ・シロウリ・ノビル(本書帯コピーより) 4885915716
C−686 カレーなる物語 吉田よし子 筑摩書房 92初・96第4刷 1,500 A・1100 ちくまプリマーブックス63
カレーなるおなじみ料理は、およそ100年前、文明開化の波に乗ってやって来た。 洋食の定番となったカレーだが、その御本家といえば、インド。 かの国では、10種から30種ものスパイスを、材料やその日の天候、体調などによって複雑に組み合わせる。 スパイスたっぷりのカレーには、暑い国に生きる人々の知恵が潜んでいるらしい。 食卓の人気者、カレーを徹底的に探ったら、アジアの歴史と文化が見えてきた。(本書カバーコピーより)     内容的には、「カレー日本史」、「カレーの源流を探る」、「カレーを分析する」、「辛さの秘密」、「アジアのカレー民族誌」、「カレーは薬になる?」に分かれる。 448004163x
C−687 味のすべて 読売新聞婦人部編 池田書店 58初 1,700 A・350
「このごろは食生活についての一般の関心も非常に高まってきていますが、さらに広い食物についての知識をもちますと同時に、いままで関心を払われることの少なかった、いわば”知られざる味の世界”を探ることにより、より味覚の真髄にふれますことは、私たちの日常生活をより楽しくいろどることになるでしょう。 ここに『味のすべて』を探ってみましたことは、そのささやかな願いからの出発であります。」(本書「はしがき」より)   本書は、読売新聞の婦人欄に続きものとして、それぞれの料理の専門家から聞き取り、まとめたものである。 内容的には、米、パン、ソバ、しょう油、ミソからはじまって日常食材から珍味まで54種の味を親しみ易い口調で解説している。 今となっては、いずれも素朴な味わいが感じられて微笑ましい。 
C−688 映画とたべもの 渡辺祥子 ぴあ(株) 05初 1,500 A・1600
いい映画には、おいしいエピソードがあります。 忘れられない食事、懐かしい食卓、ときにはちょっとドッキリする食べ物。 87作品、見たくなる、食べたくなる、食味シネマ評。(本書帯コピー)     「長いこと映画を見続けてきて、もっとも記憶に残っているのは食べ物の出てくるシーンです。 珍しい食べ物を見れば食べてみたいと思うし、食べるシーンだけは不思議に忘れない。 でも、ハンバーガーとフレンチフライが大好きで、トンカツにもケチャップと信じているくらいですからグルメにはほど遠い。 その程度の美味しいもの好きが、映画を見ながら関心を持った食べるシーンを集めたのがこの本です。 もともとは『味覚春秋』という食べ物専門の月刊のPR誌があって、ここに連載として映画にまつわる食べ物のことを書かせていただくことになったのです。」(本書「あとがき」より)   内容的には、「男と女と家族の食卓」21作品、「アメリカの懐かしい味」15作品、「アジアのおいしい食卓」18作品、「事件の陰に食事あり」15作品に分かれる。 4835609905
C−689 食べて歩いてやっと旅人らしく 奥田継夫 三一書房 98初 1,800 A・2400
「旅は足袋」「旅は食ぶ」と見立てると、歩いて、食べて、やっと旅らしくなる。 ツアー旅行は、スケジュールに縛られて行動するから、面白くない。 息が詰まる。 初めて行く所はただ歩き、地下鉄やトラムやバスに乗り、土地の人の行きあう市場で生活の匂いをかいで、屋台で土地の人に混じって食べる。 これに限る。    依頼の旅や旅行記は、書評を書くために読む読書や紹介するために食べる料理と同じで、いくつかやってみて、そのつまらなさを知った。 好きな本を好きなときに読み、好きなものを好きなときに食べ、興が乗れば書くという姿勢がほんとうにおいしい本を生み出す。 旅と旅の本も同じ。 この本の文章はたとえ発表したものであっても、依頼記事ではない。 興のおもむくまま、長文、短文、書き下ろし、ファンタジー、小説、エッセイ、ガイド、コピー、おまけに写真まで、こちらは旅をしたあとも文章で旅をしているから、いうなれば旅の時間のまま。(本書「あとがき」より)    著者がさまよった先は、タイ・マレーシア・シンガポール・香港・マカオ・韓国・スマトラ・ジャワからロシア・中国・ヨーロッパはもちろん南アフリカ・エジプト・インドスリランカ・モルディブに及ぶ。  438098205x
C−690 舌づくし 徳岡孝夫 文芸春秋 2001 1,600 A・1714
「これは平成十二年暮れまでの八年間、季刊誌『四季の味』に寄せてきた拙文を一冊にまとめたものである。 私は食通ではない。 食生活の大半を妻に依存し、妻の出す料理で満足してきた者である。 そういう無骨な男が、ひょんな縁から料理の専門誌に寄稿を求められた。 私のような者が、こんな話でもいいのかと、ビクビクしながら書き続けた。 その後間もなく編集者吉村由美さんから、もう少し長いのを毎号書かないかとの誘いの手紙が来た。 条件は二つ。 春夏秋冬それぞれの季節感があり、何か一つでも食べ物が出てくればいい、あとは御自由という条件だった。 寄稿者は吊ってある梵鐘で、放っておけば物音ひとつ立てないが、編集者に撞かれることにより鐘それなりの音を出す。 食べ物に無趣味無風流だし、もともと鋳造が悪いからロクな音色は出せないが、吉村さんに撞かれて私は年に四度、聞き苦しい音を出すことになった。(本書「あとがき」より)               4163578803
C−691 下戸の逸話事典 鈴木真哉 東京堂出版 95初 2,200 A・2300 歴史を動かした非酒徒たち
この事典は、酒を飲まなかった古今東西の有名人を採り上げた非酒徒逸話集とでもいうようなもので、非酒徒学とでもいうべき概説を付している。 ただし、ある人物が酒徒であったか非酒徒であったかの線引きは難しい場合もあるので、対象の選定にはかなり幅をもたせた。 したがって酒が飲めても飲もうとしなかった人、逆にろくに飲めなくとも飲みたがった人、本当は飲んでいたのに非酒徒を装った人も採り上げている。 日本編では、菅原道真・吉田兼好・織田信長・井原西鶴・葛飾北斎・清水次郎長・夏目漱石・昭和天皇等々109人。  外国編では、釈迦・ソクラテス・曹操・チンギスハン・マホメット・ナポレオン・ヒトラー等々50人。  それぞれの下戸の逸話も面白いが、著者のコメントも行き届いていて楽しい。 4490103883
C−692 今夜は何を飲もうか オキ・シロー (株)シンコーミュージック 91 1,900 A・1000
酒に関する原稿を書いていて、時々、どうしてこういうことになったんだろうと、考えてしまうことがある。 その原因はどうも、かって乱読した翻訳小説にあるようだ。 そこに登場してくる男や女と同じくらいに、ぼくの心に強く残ったのはウィスキーやカクテルの名前だった。 自分が酒好きなことと相待って、酒の出てくるシーンが面白くてたまらない。 機会あるごとに、そういった小説から仕込んだ酒の話を受け売りしている内に、今日に至ってしまった。 この本は、そんなぼくがここ数年間に書いた、酒、あるいは酒場に関する雑文集である。     *「酒と酒場に関するエッセイやストーリーを書かせたら、とりあえずこの人の右に出る書き手はいないはずだ(五木寛之) 4401613228
C−693 フランス美味の職人たち 宇田川悟 新潮社 98初 1,900 A・1400
世界一の食の宝庫フランスのおいしさの秘密はどこにあるのか。 ブレス鶏、フォワグラ、トリュフはどのように育てられているのか。 フォションやトゥール・ダルジャンの経営方針とは。 グラン・シェフはどうやって誕生するのか。 パンやオリーブオイルにかける情熱とは。 一世紀にわたって庶民に親しまれるレストランとは。(本書帯コピーより)     フランス各地を歩き回って美味の世界にたずさわる人たちを訪ねて以来十数年、今回改めて再訪して取材したのが、本書である。 フランスも内外ともに農業が難しい状況に追い込まれているにかかわらず、本物の美味にこだわる料理人や生産者の健在ぶりに著者は勇気づけられている。 4104249017
C−694 メロンパンの真実 東嶋和子 講談社 04初 1,500 A・1600
「メロンパンのルーツを探す旅も冗談からはじまった。 狂ったようにメロンパンを食べあさり、パン屋を、パン好きを、全国にたずね歩いた。 「たぶん、こうじゃないですかあ」と、だれもがのんびりと、かつ想像たくましく私見を披露する。 話はなかなか終わりそうにない。 そこが、「メロンパン狂」の共通項である。 あんぱん、ジャムパンを発明した木村屋、クリームパンを創造した中村屋のような、ヒーロー、ヒロインは、メロンパンにはいない。 パン生地をビスケット生地でくるむ、という基本は知られていたが、そこは日本人。 ただのものまねでは飽き足らない。 こうしてメロンパンは日本のあちこちで形を変え、よび名を変え、そこここで愛されていった。 そのいいかげんさが、私にはたまらない。 メロンパンの幸福感のヒミツは、そんな天真爛漫な生い立ちにあるのではなかろうか。」(本書「おわりに」より)         著者は、科学ジャーナリスト。 本書では、日本のパンの起源から、メロンパンの発明までを取材、科学的な手法でメロンパンのすべてに迫っている。(本書帯コピー)  4062122782
C−695 東海林さだおの弁当箱 東海林さだお 朝日文芸文庫 95初 900 A・1200 自選・特選あれも食いたい これも食いたい
時代、年齢、性の違いを超越して絶大な支持を集め続ける大河エッセイ「丸かじりシリーズ」1〜9巻全315編から著者自身が厳選した129編を収録。 「十八番の章」、「哲学の章」、「実験の章」、「食べ歩きの章」に分類し、さらにラーメン、カレー、ビールなど読者の好み別に構成。 完全総索引付きでファン必携。 全799頁の大冊文庫。     4022640677
C−696 散歩のとき何か食べたくなって 池波正太郎 新潮文庫 81初・03第39刷 900 A・514
映画の試写を観終えて、銀座の「資生堂パーラー」に立ち寄り、はじめて洋食を口にした40年前を憶い出す。 外神田界隈を歩いていて、ふと入った「花ぶさ」では、店の人の、長年、変わらぬ人情に感じ入る。 時代小説の取材で三条木屋町を散策中、かねてきいていた「松鮨」に出くわす。 洋食、鮨、蕎麦、どぜう鍋、馬刺から菓子にいたるまで、折々に見つけた店の味を書き留めた食味エッセイ。(本文庫帯コピー)4101156107
C−697 食の地平線 玉村豊男 文芸春秋 82初 1,800 A・980
旅して食べて考えるユニーク<文明紀行>エッセイ。 本書は、季刊誌「くりま」5号〜9号に掲載したエッセイ6編に書き下ろし1編(「ハトを撃つ男」)を加えて構成した。   内容的には、「ニラミダイの研究」、「貴族から乞食までパリジャンは毎日なにを食べているのか」、「ハトを撃つ男」、「カリフォルニアのワインメーカーたちは今」、「いまアメリカでもっとも哀れな体重の不自由な人々の物語」、「沖縄歳末豚之声」、「ラーメンとマダガスカルのキツネザルに関する九つの断章」に分かれる。
C−698 インスタントラーメン読本 嵐光三郎編著 新潮文庫 85 900 A・320
最新の科学技術を結集、中国四千年の歴史を3分間に封じこめる”台所のスペースシャトル”インスタントラーメン。 全世界で年間100億食を売る驚異の即成食品の秘密とは? 研究開発秘話、受難の歴史、純近未来小説「ラーメンが消えた日」、編者自らによる101種完全踏破記録・・・・・。 橋本治、南伸坊、糸井重里など、多彩なゲストをまじえ、その魅力を徹底解剖する書き下ろし即席めん百科全書。(本文庫カバーコピー) 4101419019
C−699 お客に言えない食べ物の裏話 マル秘情報取材班(編) 青春文庫 04初第3刷 900 A・505
この本は、21世紀を迎えた今、「食」の舞台裏はどうなっているのか、素朴な疑問から強烈な裏話まで、知られざる裏ネタを満載した。 たとえば、ファミレスや持ち帰り弁当店でよく見かける「白身魚のフライ」というメニュー。 この白身魚とはどんな魚のことだろうか。 あるいはフカヒレを使ったあとのサメの肉はどうなるのか・・・・そんな疑問に答えるべく「食」の深層に迫った成果がこの一冊。 この本が目指すのは、「食」をめぐる裏話の食べ放題。 丸ごと賞味いただければ幸いである。 4413092317 
C−700 食いしん坊志願 田英夫 KKキングセラーズ 83初 1,800 A・980
「ただ食い意地がはっているだけ」とご謙遜なさるが、なかなかどうして大変な博識家でいらっしゃる。 食材に対する見識から、世界各国の料理、その味わい方、プロの秘伝の味つけ方法など、自らの五官で体得した知識や知恵がポンポン口から飛び出す。 著者が何年もかかって完成させた「食」のノウ・ハウのまさに初公開である。  内容的には、「前菜・スープ」、「シーフード」、「肉料理」、「飯・麺類」、「野菜料理」、「お酒」に分かれる。 4906190049